三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「2通の決定通知書」

2020-12-14 20:58:22 | 日記
「2通の決定通知書」

 12月14日(月)午前11時に徳島県警本部を訪れた私と賀上文代さんは、賀上さんが先月26日に公文書公開請求した「徳島県警に保管の賀上大助に係る捜査状況がわかる書類」に関し、「公文書部分公開決定通知書」(徳公第322号)及び「公文書公開拒否決定通知書」(徳公第323号)の2通の通知書(両方とも令和2年12月10日付け)を受け取った。
 それぞれの決定通知書に関しては、回を改め、私の見解を別々に書きたいと考えているが、今回の一連の請求行為は、全国に存在する875名の特定失踪者の家族・親族に行方不明となった者の捜査情報が開示できるような制度を構築したいとの想いから取り組んでいる。そのことを、875名の家族・親族及び国民世論にご理解頂ければ幸いである。



「竹林再生プロジェクト」3日目

2020-12-14 19:23:44 | 日記
「竹林再生プロジェクト」3日目

 日曜日は休みにして、月曜日に3日目の作業を行った。竹林全体から枯れた竹や倒れた竹を除去する作業もほとんど終わり、竹林再生のキーポイントである「筍が掘れるように整備する」ことに作業は傾いてきた。
 竹を切って足場となるように横置きし、それをどんどんと広げていくことが筍堀作業の安全性を高めることになる。実は、私は作業中に竹やぶの斜面で滑り、立っている竹に頭を強打した。しかし、私も妻も、作業中にはヘルメットを被っているので事なきを得たという次第である。



「文庫本になりました」

2020-12-14 19:07:35 | 日記
「文庫本になりました」

 2015年5月25日に第1刷発行の井上卓弥著「満州難民~北朝鮮・三十八度線に阻まれた命~」が、本年12月9日付けで文庫本となり幻冬舎から発売(780円+税)されました。
 本書は、1945年8月、ソ連軍の侵攻から逃れるために、満州国首都・新京から朝鮮北部の郭山(かくさん)という小さな町に疎開した、1094名の日本人の足取りを、当時の詳細な記録と生存者の証言から追ったノンフィクションです。
 著者の身内(祖母・父・伯母)が郭山疎開隊の一員であったという「当事者」の視点と、戦争取材の経験から「引揚者」を「難民」として捉え直すジャーナリストの視点が縦糸横糸となった、緻密にしてドラマチックな作品です。ぜひ、ご一読下さい。
 なお、この北朝鮮における遺骨・墓地問題は日朝ストックホルム合意に明記されており、日本政府が拉致問題同様に解決すべき問題であります。また、著者の井上卓弥氏には、北朝鮮人権人道ネットワークのアドバイザーに就任していただいており、この問題の専門家として様々な助言を賜っていることを付言しておきます。