「十郎兵衛内の段」

「十郎兵衛内の段」

　1月26日の定期公演まで半月余りとなった今夜、当日の演目である傾城阿波の鳴門・十郎兵衛内の段を練習した。順礼歌の段はつとに有名で徳島県内で四六時中上演されているが、それに比べると十郎兵衛内の段の上演は格段に少ない。
　何が原因とは断言できないが、私なりに思うことは順礼歌の段の母・お弓の心理描写に比べると、十郎兵衛内の段の父・十郎兵衛の心理描写がもう一つ弱いのではないだろうか。図らずも娘のお鶴を殺してしまった父親の心の葛藤や、それを知った母親の悲しみというものが十分に伝わってこないというか、語り不足のような気がする。
　写真は、町で助けた娘が小判を沢山持っているというので色めき立つ十郎兵衛、この時点では自分の娘だとは気づいていない。

「最後の仕上げ」

「最後の仕上げ」

　年末年始に本焼成した皿24枚の内、底の浅いものは食器として、底の深いものは生け花用の花器として使用することを念頭において作成した。しかし、磁器とは違い土で作った陶器を花器として使用するとなると、長時間水を溜めておいても漏れないことが求められる。
　そこで、昼から徳島市にあるマキシム陶芸に出かけ秋田社長と相談して水漏れ対策を講じた。それが終わって阿南市の古美術店に立ち寄りこれらの作品をご覧いただいたところ、底の深いお皿は花器として需要があることから納品して欲しいとの依頼を頂戴した。何でも常滑焼の花器は高いので・・、というのがお客さんの要望らしい。
　食器と花器、用途は違っても多くの人に喜ばれることを願っている。

「新年早々の活動について」

「新年早々の活動について」

　新年あけましておめでとうございます。私たち、北朝鮮人権人道ネットワーク（ＮＫＨＮＷ）の新年早々の活動についてご案内します。
　当ＮＷは、昨年11月15日付けで「日本政府の「対北朝鮮非難決議案」共同提
出を歓迎する声明」を発表し、政府が「対北朝鮮非難決議案」を提出したことを支持し、政府に本年も提出することを求めてきました。
　その決議案提出について、下記の日程により外務省関係部局と意見交換会を開くことにしたので、ここにその概要についてご案内します。

記
１．日　時　　令和2年1月16日（木）午後1時半～3時半
２．場　所　　参議院議員会館102会議室
３．テーマ
ア:政府（外務省）は、現在の北朝鮮人権侵害状況をどのように捉えているのか？
イ：政府（外務省）は、今年の人権理事会に非難決議を共同提出する用意はあるのか？その案文は、どのような内容を盛り込むつもりなのか？
ウ：北朝鮮における人権状況の改善は、金正恩体制下において可能と判断しているのか？人権状況の改善のため、北朝鮮の民主化を求める行動を我が国は行う用意はあるのか？
エ：昨年末に国連で採択された決議案を具体化するために、政府（外務省）はどのような働きかけを国際社会に行うつもりか？また、イギリスがＥＵから離脱した場合、今後においてどのような影響があるとお考えか？
オ：ストックホルム合意に明記されている拉致問題を始めとする諸問題を、北朝鮮における人権況の改善を実現する中で解決する方針と理解して良いか？政府（外務省）は、田中実氏及び金田龍光氏の生存情報にどう対処するのか？
カ：北朝鮮の人権侵害状況の改善が実現しなければ、北東アジアの平和と安定はないとお考えか？その場合、人権侵害状況を改善するために我が国が行う施策とはどんなものか？

４．記者会見　　17時～18時（予定）　参議院議員会館会議室（同室）

※ 写真は、昨年3月の政府関係省庁との意見交換会の様子