「陰謀の日本中世史」
新年早々、暇を見つけては「陰謀の日本中世史」という角川新書を読んでいる。著者は、大ベストセラー「応仁の乱」で有名な呉座勇一氏である。
まだ途中の第3章「鎌倉幕府の歴史は陰謀の連続だった」を読んでいるところだが、読んでつくづく思うのは、史実と通説は別物だということだ。それは、歴史は権力者の手によって都合よく事実を書き換えて流布させるものである以上、本当のことが小説や講談などとかけ離れていても仕方がない。また、小説や講談などは史実を忠実に再現することが目的ではなく、それらの事件を題材にして大衆の支持を得ることを目的としている。
本当のことが隠されてしまうのは、別に過去の話でもなく現在進行形の話でありこれから先も繰り返されていく。古今東西、人類の歴史は陰謀の連続でしかない。
新年早々、暇を見つけては「陰謀の日本中世史」という角川新書を読んでいる。著者は、大ベストセラー「応仁の乱」で有名な呉座勇一氏である。
まだ途中の第3章「鎌倉幕府の歴史は陰謀の連続だった」を読んでいるところだが、読んでつくづく思うのは、史実と通説は別物だということだ。それは、歴史は権力者の手によって都合よく事実を書き換えて流布させるものである以上、本当のことが小説や講談などとかけ離れていても仕方がない。また、小説や講談などは史実を忠実に再現することが目的ではなく、それらの事件を題材にして大衆の支持を得ることを目的としている。
本当のことが隠されてしまうのは、別に過去の話でもなく現在進行形の話でありこれから先も繰り返されていく。古今東西、人類の歴史は陰謀の連続でしかない。