踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

桜狩

2011年04月19日 | 俳句

耳澄ませ二タ声を待つ初音かな
  みみすませ  ふたこえをまつ  はつねかな

<一言>
散りゆく桜を、今一度愛でようと高尾山の麓を歩くことに。
芽吹き始めた山懐をゆくと、どこからかすんだ鶯の音が・・・

 

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春爛漫

2011年04月07日 | 俳句

空おほひ渓へ崩るる桜かな
  そらおほひ  たにへくずるる  さくらかな

<一言>
このところの暖かさに桜も一気に咲き出したようだ。
大震災の只中なので、お花見気分というわけにもいかないが、
あまり自粛ばかりでは経済が回らない、との声も聞こえ始めた。

浮ついたことばかりは言っておられないが、
東北の野菜をつまみにして、東北の銘酒でささやかなお花見なら
許されるのでは・・・・なんて思っている。

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沈丁花

2011年03月14日 | 俳句

急く歩み少し緩めぬ沈丁花
  せくあゆみ  すこしゆるめぬ  じんちょうげ

<一言>
駅へと急ぐ道すがら、何処からともなく良い香りが・・・、もう沈丁花の咲く季節になったのだ。

 

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白椿

2011年02月22日 | 俳句

こぼれ陽の揺るる竹垣白椿
  こぼれびの ゆるるたけがき しろつばき

<一言>
椿は、日本で作られた文字で、他の草木に先駆けて咲き春を告げるから、という。
もともと山野に自生していた藪椿を園芸用に改良した結果、
赤や白、ピンクなどの単色や絞り、それに八重咲など、多種多様な花がある。

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春の雪

2011年02月15日 | 俳句

碧空やふはりとおもき春の雪
  あをぞらや  ふはりとおもき  はるのゆき

<一言>
梅の花の咲き始めたという便りに浮き立つ気持ちを冷ますかのように、東京にも時ならぬ大雪。いよいよ三寒四温の始まりという事か。

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