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月刊「光陽」編集部ー岩槻・光陽書道

・城下町・小江戸、小京都散歩
・古寺・仏教美術巡礼
・光陽書道教室(さいたま市岩槻)の学習・教育日記

廻而難通、然後 (楷書)

2010年08月25日 | 聖風が編集「光陽」
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楽毅論。
世人多以楽毅不時抜除ヲ即墨論之。
夫求古賢之意、宜以大者遠者先之。
必迂廻而難通、然後已焉可也。

(書き下し文)

世人多くは楽毅が時に除ヲ(きょ)、即墨を抜かざるを以てこれを論ず。
それ古賢の意を求むるは、よろしく大なる者遠き者をもってこれを先にすべし。
必ず迂回して通じがたく、しかるのちにやむはこれ可なり。

(訳文)

楽毅論

世人の多くは、楽毅が好機にありながら除ヲと即墨の二城を攻略しなかったことをもって、楽毅についてあれこれと論ずる。
だが古の賢人の真意を知ろうとするならば、少なくとも大所高所よりこれを判断すべきであろう。
どんな場合でもそうした高遠な見地に一度は立ってみるべきであり、それでも判然としないならそれはやむを得ないといえるだろう。

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