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月刊「光陽」編集部ー岩槻・光陽書道

・城下町・小江戸、小京都散歩
・古寺・仏教美術巡礼
・光陽書道教室(さいたま市岩槻)の学習・教育日記

全国大学書道学会

2009年08月24日 | 動画で書道講座。
全国大学書道学会 平成21年度(広島)大会
【開催概要】
主 催: 全国大学書写書道教育学会
開催校: 安田女子大学・広島大学
期 日: 平成21年10月24日(土)
会 場: 安田女子大学
所在地: 〒731-0153 広島市安佐南区安東6-13-1
参加費: 4000円、準会員(学生)は2000円
総会 (9号館9154教室)
研究発表(1)
  第1会場(9号館9154教室)
  第2会場(9号館9153教室)
  第3会場(9号館9152教室)
記念撮影
昼食
大会記念対談(9号館9154教室)
研究発表(2)
  第1会場(9号館9154教室)


2009年度全国大学書写書道教育学会 
第24回大会(広島大会)
【開催概要】
主 催: 全国大学書写書道教育学会
開催校: 安田女子大学・広島大学
期 日: 平成21年10月25日
会 場: 安田女子大学
所在地: 〒731-0153 広島市安佐南区安東6-13-1
参加費: 4000円、学生は2000円




◆10月23日(金)
   日本教育大学協会 全国書道教育部門会役員会
   日本教育大学協会 全国書道教育部門会
   全国大学書写書道教育学会理事会※
   全国大学書道学会幹事会

◆10月24日(土)
   全国大学書道学会
   全国大学書写書道教育学会若手懇話会※
   三学会合同懇親会

◆10月25日(日)

「江戸東京ねこづくし展」開幕:9/27まで

2009年08月21日 | 動画で書道講座。

「江戸東京ねこづくし展」会期:平成21年8月13日~平成21年9月27日 *詳しくは下記ホームページをご覧ください↓    

 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2009/0813/0813.html

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展示構成
①江戸東京に生きるねこ

江戸時代初期、猫は愛玩動物として大名の屋敷内でも大切に飼われる存在でした。
都内には建立された猫の墓石(供養塔)や埋葬された猫が発掘されています。また井伊直孝を手招きしたと伝えられる豪徳寺の招き猫や、今戸で製作され売られた招き猫などの信仰・縁起物となった猫たち、そして現在、東京の猫のおかれている状況を飼育数、動物愛護センターに保護された猫数の推移などから考察します。

②浮世絵のなかの猫たち

コケティッシュ な仕草をみせる猫は、女性を想定させ、猫と戯れる美人の図は、浮世絵で度々取り上げられました。江戸後期になると歌川国芳をはじめとして猫の姿そのものを主人公にし擬人化した作品が登場します。以後彼の弟子による玩具絵などに猫が数多く描かれました。ここでは浮世絵に表現された猫たちをご紹介します。

③バケネコづくし
甘えた様子をみせたとたん猛々しい態度をとる、といった二面性を持つため、猫は人々に魔性を連想させ、幕末明治期には、さまざまな怪談が作られました。老齢の猫は尾が二股になり化けると恐れられ、鍋島、有馬などの化け猫騒動は、物語や芝居となって流布し話題となりました。この時代に生み出された猫の怖い話をご紹介します。

④作家と猫
猫は作家の創作意欲を駆り立て、多くの作品を生みだす役目を果たしていました。夏目漱石は東京の自宅で猫を飼っていましたが、その時期に自身初の小説「吾輩ハ猫デアル」を執筆、大学教授から作家に転身するきっかけとなりました。漱石をはじめ、近代の作家と猫の交流によって誕生した作品の数々を展示します。

⑤道具の中にねこ
生活や仕事のなかで使う道具のなかには、「ネコ」の名前が付いている物、猫にまつわる物が意外に多く存在します。それらユニークな道具を展示します。



主な展示資料(予定)
   「涅槃図」(酒井抱一 / 画) / 館蔵
   「美人遊猫図」(田中玄信 / 画)たばこと塩の博物館 / 蔵
   「名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣」(歌川広重 / 画) / 館蔵
   「猫飼好五十三疋」(歌川国芳 / 画) / 個人蔵
   「絵本佐賀怪猫伝全」 / 館蔵
   「吾輩ハ猫デアル」挿絵(茨木衫風 / 画) / 館蔵
   「猫の死亡通知葉書」(夏目漱石 / 筆)・個人蔵
   「猫町」(萩原朔太郎 / 著)神奈川近代文学館 / 蔵
   「たま」(朝倉文夫 / 彫刻)台東区立朝倉彫塑館 / 蔵
   「珍猫百覧会引札」(仮名垣魯文)国文学研究資料館 / 蔵
   猫足台・ネコアンカ / 館蔵
   *展示予定数 約150点

 ◆ミュージアムトーク 学芸員による展示解説です。お気軽にご参加ください。 

所要時間 30~40分 

開始時間 16:00~  

集合場所 常設展示室5階 日本橋下   

平成21年8月21日(金) 「江戸東京ねこづくし」展から  

平成21年8月28日(金) 「江戸東京ねこづくし」展から  

平成21年9月 4日(金) 「江戸東京ねこづくし」展から 

平成21年9月11日(金)  江戸の美 平成21年9月18日(金)  江戸の美


 知られざるタオの世界「道教の美術」展が、7月11日開幕

2009年07月13日 | 動画で書道講座。
特別展 知られざるタオの世界「道教の美術 TAOISM ART-道教の神々と星の信仰」展が、7月11日、日本橋・三井記念美術館(東京会場)で開幕した(9月6日まで)。

中国文化は奥深いものがあるが、道教はその一つだろう、さらに道教は書道文化とは縁が深い。
書道家は、王右軍、顔真卿の作にも道教との縁を示す作品がいくつか残されています。

これは、単なる偶然ではなく、南北朝時代以来書を善くする家柄は、道教信者が多く、道経の書き写すことが重んじられていたのです。


たとえば「孟法師碑」では、道家の孟静素が亡くなるときの描写を、次のように書き記しています。

「霊気が感応して仙人の風骨がはやくからあらわれ、登仙の秘薬の金液を授かると白龍になって昇天し返らぬ人となられた。…年齢は九十六歳、顔色は生きた人のようで、全身は柔らかくしなやかであった。これこそ仙人の教典にいう尸解というものであろう。」

 道教は、天上界において永遠の生を生き続ける仙人を神にあおぐ宗教であり、道教徒の最高の理想は、自らが仙人になるでした。チョ遂良もまた、道教に深い理解を示した人物の一人だったのです。道教にかかわる作品として、遂良には他に『陰符経』と『霊宝度人経』という作品が残されています。



道教と書道文化との関係は、書道界にももっと知られてもいいと思う。


今回展は、中国と日本の文化に深く根ざす道教の美術を紹介する日本で初めての展覧会です。

本展では特に道教とかかわりのある修験道や、安倍晴明でおなじみの陰陽道、星曼荼羅など星の信仰にも焦点をあてます。日本各地に埋もれ散在する国宝4点、重要文化財20点を含む約170点が出品予定。

◇展覧会趣旨

本展は、日本と中国の文化に深く根ざす「知られざる道教(タオイズム)の世界」をメインテーマとする日本ではじめての展覧会です。

道教とは、道(タオ)を説き不老長寿を究極の理想とする中国でうまれた宗教です。老子をその祖として崇(あが)め、神仙思想や風水や星宿(せいしゅく)、易学をはじめとする古代の思想や信仰・神話、そして仏教をも取り込みながら発展し続けてきました。

道教は現代に至っても中国人の人生観や世界観の根幹をなし、東アジアの思想や文化、芸術のベースとなっています。
道教に関わる美術はその思想と同様に、多岐にわたっています。老子像や仙人像、北斗七星をはじめとする星座を擬人化した図像、閻魔(えんま)王(おう)に代表される道服(どうふく)を身につけた地獄の裁判官。
さらには道教の呪符(じゅふ)・まじないや占い、陰陽道(おんみょうどう)で用いられた霊符(れいふ)、現在も信仰をあつめる関帝(かんてい)や媽祖(まそ)など枚挙にいとまがありません。

難解でつかみどころがないような道教ですが、今日の日本でもその影響は色濃くみられ、浦島太郎、七夕やお中元、妙見(みょうけん)や庚申(こうしん)といった慣れ親しんだ物語や習俗、信仰も道教にルーツがあります。

いつの時代にも中国から日本へと無限の広がりをみせ、気づかぬうちに私たちの生活にまで浸透していた道教の世界。本展ではこれまで埋もれていた日本各地に散らばる関連作品を結集させ、「道教の美術」という新たなジャンルをわかりやすく紹介いたします。


◇三井記念美術館(東京会場)での展示概要

この展覧会は、大阪市立美術館が中心となって企画し、三井記念美術館と長崎歴史文化博物館の3館を巡回する展覧会です。東京会場となる三井記念美術館が最初の立ち上げ館となりますが、各館の規模や展示室の広さが異なるところから、大阪会場が全体を網羅する展示を行い、他の会場ではそれぞれの切り口による展示テーマを設けております。

三井記念美術館では、「道教の神々と星の信仰」という副題にありますように、展示室の前半において道教の歴史を古代からたどり、様々な神々を石像や画像などで紹介し、さらに日本で道教の影響を受けて展開した修験道・陰陽道・禅宗・冥界(めいかい)と十王思想などを紹介。

展示室後半では、陰陽道や密教・神道などで道教の影響を受けて展開した星の信仰に焦点をしぼり、道教的な星の神々や密教の星曼荼羅、陰陽道の天文関係資料、寿老人や七夕などの庶民信仰にまで視野を広げて展示となっている。