月刊「光陽」編集部ー岩槻・光陽書道

・城下町・小江戸、小京都散歩
・古寺・仏教美術巡礼
・光陽書道教室(さいたま市岩槻)の学習・教育日記

「蒼海 副島種臣-全心の書展」

2007年05月23日 | つれづれに
副島種臣の没後100年を記念する「蒼海 副島種臣-全心の書展」が閉幕した。■ 期間=2007年5月12日(土)-6月17日(日)


■ 主催=財団法人五島美術館/佐賀県立美術館/佐賀新聞社

■ 後援=佐賀県

■ 休館日=毎月曜日

■ 開館時間=午前10時-午後5時(但し入館は午後4時30分まで)





■ 入館料=一般1000円 小・中・高・大学生700円

■ 交通=東急大井町線「上野毛駅」下車徒歩5分



さきに開催した佐賀県立博物館での最終日は1,000人を超す人が詰めかけ、期間中の入場者は延べ9,024人に上ったという。
 
 
副島種臣(1828―1905年)は明治新政府の参議、外務卿(がいむきょう)を務め、日清修好条約の批准などで手腕を発揮しながら、西郷隆盛らと征韓論を唱えて下野。後に天皇の侍講など務めた。

漢詩に優れる他方、「蒼海」の号で比類のない独創的な書を残したことでも知られる。蒼海ゆかりの各地から代表作を集めた東京で初の名品展(期間中、一部展示替があります)。 出品は約70点。

全身全霊を込めて書かれた書は迫力に満ち、清国を漫遊した後の晩年には、さらに書風が変化。絵画のような作も残すなど一書一面貌の蒼海の美の世界を堪能できる。
おすすめの展観。


目を惹く、ポスターデザインは、宇野泰行の手によるもの。
これだけでも飾ってみたい気にさせられる。



■ 講演会
5月27日(日)「蒼海書への視線」福井尚寿氏(佐賀県立美術館学芸員) 
午後2時より(開場・受付は午後1時)於五島美術館講堂 当日入館者聴講無料  
椅子席100名先着順 午後1時より聴講整理券を発行(人数により入場を制限する場合があります)

■ 主な展示予定品(すべての展示品は会期中展示替の可能性があります/年齢は数え)
 ・帰雲飛雨 佐賀県立美術館蔵
 ・紅葉館 佐賀県立美術館蔵(展示予定期間5月31日~6月17日)
 ・神非守人人実守神 個人蔵
 ・薔薇香処 明治10年(1877)筆/50歳 個人蔵
 ・春日其四句 実相院蔵
 ・積翠堂 明治17年(1884)筆/57歳 菊屋旅館蔵
 ・鄭成功詩句 明治18年(1885)筆/58歳 佐賀県立美術館蔵
 ・膽大心小 本間美術館蔵
 ・文語 五島美術館蔵


8-)



島岡奈穂子さんが県知事賞受賞!! おめでとう!!

2007年05月13日 | 《光陽からのお知らせ》
第25回DOMこども文化祭で、島岡奈穂子さんが「埼玉県知事賞」に入賞されました。おめでとうございます!!同コンクールには7,048点(書道4,271点、絵画 2,777点)の応募があり、672名(書道400名、絵画272点)が入賞した。5月6日、大宮・DOM屋上で行われた表彰式では埼玉テレビのインタビューに、島岡さんは「立派な賞状をいただき一生の記憶に残る一日です」と感激を語りました。

●銀賞
高橋一成
高橋亜美

●入選
長谷川沙織 
浅利佳苗
間瀬宏美 
徳久明穂
荒井美桜 
黒沢未紀

受賞された
みなさん、
おめでとう
ございます。