月刊「光陽」編集部ー岩槻・光陽書道

・城下町・小江戸、小京都散歩
・古寺・仏教美術巡礼
・光陽書道教室(さいたま市岩槻)の学習・教育日記

作品「残涙2011」

2011年10月09日 | ある日のこと
このところ時間をとって作品を制作することができていなかった。
今日は、女房と二人でアトリエに向かい、いくつかの作品を書きあげた。

王鐸を意識しての草書の大字。

もっと繊細な線をと思っていたのだが、こんな作品となった。
「残」から「涙」への連綿線を、
はらはらと頬を伝う涙の動きを表現したかった。

これではかなりの号泣になるなぁ。


それだけの哀しみのなかにいることも事実であるので、
これでよしとしようと思う。