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月刊「光陽」編集部ー岩槻・光陽書道

・城下町・小江戸、小京都散歩
・古寺・仏教美術巡礼
・光陽書道教室(さいたま市岩槻)の学習・教育日記

第5回 書法教育国際会議開催へ

2005年12月19日 | つれづれに
広島・安田女子大学を会場校に 第5回書法文化書法教育國際会議が、2006年7月8日から10日までの3日間開催される。日本での国際会議開催は、6年ぶりとなる。
今大会では、「作品発表」「席書発表」の各部門で発表者を募集している。問い合わせなどは、nobuhiro@yasuda-u.ac.jpへ。

息子の行為にびっくり、そしてちょっぴり誇り

2005年12月18日 | ある日のこと
帰宅した息子からこんな話を聞かされた。
会社にむかう朝の「東岩槻駅」のホームでの出来事だった。

東武野田線「東岩槻駅」のホームは、いま駅の大改造工事のため、工事現場と化し、ホームは人一人が通れるほどのスペースを残しているだけだということを眼にしている。
その駅のホームから中年の男性が転落した。
まわりに人々はいたが、どうしようとためらう人々の群があるだけで、転落した人をどうするという実際的な行動が起きそうにもなかった。
息子は、数年前の「新大久保」駅での事故を思い、自分もこわかったけれどホームから飛び降り、その男性をホームにもどしたという。

戻したと一言で聞いても、現場の様子を想像することは難しい。
転落するほどの事情を抱えた人が、自力でホームにはい上がる力はないだろう。
そして、押し上げているその間に、電車が進入してくるかもしれないのである。
そのことを想像しただけで、身体が金縛りにあったかのような身が堅くなる。
それなのに、息子がそういう 勇気ある行為ができたという。

そんな危ないことはもう二度としないでくれという気持ちが正直なところではあるけれど、結果オーライ。ホームにいた人々の協力で、その男性は助けられた。
人助けができたというのなら、それは息子の自信であり、オヤジの誇りだと思う。

年末となった。くれぐれもホームから転落するようなことのないように。
家族が泣くし、その周辺の人々にも大きな迷惑となるのだから。