さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

サンゴセンターとひろめ市場へ 19

2017年04月01日 | 四国・中国地方



確実に寿命が縮まる徒歩の浦戸大橋通過を終えて、サンゴセンターへ向かってゆく。
あとで高知市内へ戻るのに、2~3時間に1本のバスに合わせて移動せねばならぬ。
しかし地図を持っていなくてウロ覚えで歩いているからなー。余裕があれば、こんな
船の形をした団体旅行向けの変な施設も覘いてみたいのだが^^;



サンゴセンター、ありました~。歩いてくるやつはまずいないと思う。帰りにバス停
の場所を聞いたら、ここで働いている人も面食らっていたもの^^



さて、サンゴセンターの最初は展示品を鑑賞です。中国でもよくあったなあ、こう
いう感じの施設。



非売品ですが、買うとお値段すごいんでしょうね、こういうの。



白っぽいのからだんだん赤くなってゆきました。やはり赤いほうが高価なのかしら。



というわけで、適当に見物したらメインのお買い物コーナー。だいたいは団体客が
バスで到着し、そんときゃごった返すのでしょうが、このときは幸い客はおらず^^



ブローチにつけるようなコイン大のものは高価すぎました^^;
なのでこういうイクラくらいのやつがついたペンダントに。
考慮時間2分(^益^)w



さあて、バスに乗って市内へ帰ってきました。このあたりは一番の繁華街。車の
通らないアーケードを通っているとき、ぶらぶらと買い物をしている人たちを見て、
「安全な歩道を歩けるということを、しあわせだとしみじみ思っちゃいないだろう
なあ」と考える。なにせトラックが猛スピードで轟音を立てて耳元をかすめてゆく
道路を、延々と歩く修羅場を通り抜けてきたからなあ。

「大草原の小さな家」シリーズをご存知でしょうか。作家のローラ・インガルス・
ワイルダーは、「多くの人は、自分の持つ幸せを自覚していない」と語っています。
感謝祭の日に、母親が子供に「家の外に出て、何か神様に感謝すべきことを探して
きなさい」と言いつけ、子供が当惑しながらそれを探しに出てゆくエピソードを
紹介します。「わかっていませんね。外に出てゆく健康な足を持っていること。
なにより元気な母親がいること。それだけで素晴らしく幸せではないですか。それら
を持たない境遇になって初めて人は普段気がつかないしあわせを知るのです」と
語るのです。

そうですよねー。病院のベッドに寝ている人は、外を自由に歩けることがどれだけ
素晴らしいことかを知っています。トラックにひかれそうになって初めて商店街って
平和なところだなー、と思うわけです^^

医者に「酒は絶対いけません!」と言われてる人たち、どうもスミマセン。俺は
これから昼酒を存分に楽しみますー。しみじみこのしあわせを感謝しましょう。
昨夜居酒屋とバーを堪能したのにネ(^益^)b



というわけで「ひろめ市場」だ。ここは昼間っからたっぷり飲めるしあわせな場所。



地元の珍味も盛りだくさんだ。何人かで来ればいろいろ楽しめるぞ。



ま、まずはこれを食わねば。カツオのたたきです。



藁で焼くんだな。東京のスーパーでも「カツオのたたき」は売っているけれど、
目の前であぶったやつをすぐに食うのが一番だ。香ばしくてなー!!!



というわけで、ビールはジョッキ大。手前のたたきは「塩」です。新鮮なやつは
塩のほうが旨いのです。奥にあるのは「ハランボの藁焼き」。上の画像で炎に
包まれているやつ。下のたたきが背中の部分なら、ハランボは腹の部分。これが
脂がのっていて、口に入れると「喜び&笑み」を通り越して「しあわせ&涙」に
なってしまうのだ。鮭のハラス焼きで、カリカリに焼いた皮を最初に食べる瞬間を
思い出してくれ!