ラーメン、それも特別な細工をしていないごく普通の塩ラーメン食べたいモードだったから、久しぶりに「なかむら」へ。中野坂上交差点から山手通りを渋谷・初台方面に歩いて1分の近場だ。2、3階は焼肉屋として営業していて、新人歓迎会などで何度か利用した。
塩、醤油、味噌それぞれ750円の豚骨ベースのスープはくせがなくて食べやすい。麺の太さは中太といったところか、個人的には調度いい腰の強さだ。そして「目玉」は玉子ではなくて自家製チャーシュー。ポークソテーくらいの大きさで厚みがあるからとても得した気分になる。
ただ、久しぶりに食べたから記憶が薄れているのか、以前はもっと厚みがあったような気もする。とは言いながらも汗かきながら完食。最後は額から流れた汗がどんぶりにポチャッと落ちて塩分濃度が高くなったけれどうまかった。
ラーメンができるまで、持ち込んだ日経MJ(流通新聞)を読んでいたら「新語」にでくわした。ひとつが「アラサー」…。よいやさー。アパレル業界の造語、と紹介されていたが、考案したのは女性誌「ジゼル」(し、知らん)だという。「流行感度の高い30歳前後の女性」を指すというのだけれど、その心は「アラウンドササーティ、30歳周辺」の「アラ」と「サー」をつないだからアラサー。
マーケティング用語の「F1」層は20歳から34歳の女性の区分だから、可処分所得の高い「ポスト団塊ジュニア」が相当するらしい。へえ、で終わり。もひとつは1面でとりあげていた「ミリオネーゼ」だ。語感から、ははあ「シロガネーゼ」と同じ構造の造語だなと想像はできる。
用語の解説を読むと、月収100万のミリオネラー(ファイナルアンサー?)転じて年収1,000万以上の「恋も遊びも楽しむおしゃれな女性」だと。まだ出会ったことはないが、きっとどこかにいらっしゃるのだろう。一生ご縁はないだろうからたいして興味もないけれど、この言葉、ディスカバー・トゥエンティワンという出版社が提唱して商標登録しているという。へえ、でおしまい。
汗びっしょりで店を出たけれど、吹き抜ける風が涼しく気持ちのいい午後だった。
塩らーめん食べましたけど、なかなか美味しかったですね。
個人的にはもう少し量がほしいですね。
から麺だけだと物足りないかもですね。そういう方は
大盛りにしてもらう、と
案内してくれるお兄さんはとても記憶力がよくて、た
まに行っても毎度ありがとうございます。お暑い中を
ご苦労様です、と話しかけてくれます。
数回、宴会利用しただけですがしっかりしてらっしゃ
いますね。店を出る時はいってらっしゃいませ、と
送られました