最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

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私のコレクション ヨセフ・チャペックの挿絵 "Edudant und Franzimor" 

2018年01月05日 | 気になる作家/画家



"Edudant und Franzimor"
「Edudant」と「Franzimor」のふたりが主人公だということは、なんとなくわかりました。

 クロス装の表紙。元々はジャケットがあったと思われます。


挿絵を描いたのは、カレル・チャペックの兄にあたるヨセフ・チャペックで、本書の著者の Karel Poláček(カレル・ポラチェク 1892~1945)は、当時のチェコスロヴァキアのジャーナリストであり作家でもある人で、ユダヤ人の子孫ゆえに迫害されたようです。
本書はチェコスロヴァキアで1963年に出版され、1966年にドイツ語版として出版されたものの初版。


 標題紙。



 目次。




 挿絵。さて、ノッポとデブのふたり。
 どっちが「Edudant」で、どっちが「Franzimor」なのか。

 刷り色を違えただけの同じ版ですね。












 モノクロの挿絵もあります。









線が生き生きとしていて、いいですね~。




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