"Edudant und Franzimor"
「Edudant」と「Franzimor」のふたりが主人公だということは、なんとなくわかりました。
クロス装の表紙。元々はジャケットがあったと思われます。
挿絵を描いたのは、カレル・チャペックの兄にあたるヨセフ・チャペックで、本書の著者の Karel Poláček(カレル・ポラチェク 1892~1945)は、当時のチェコスロヴァキアのジャーナリストであり作家でもある人で、ユダヤ人の子孫ゆえに迫害されたようです。
本書はチェコスロヴァキアで1963年に出版され、1966年にドイツ語版として出版されたものの初版。
標題紙。
目次。
挿絵。さて、ノッポとデブのふたり。
どっちが「Edudant」で、どっちが「Franzimor」なのか。
刷り色を違えただけの同じ版ですね。
モノクロの挿絵もあります。
線が生き生きとしていて、いいですね~。