サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サイババ物語(50)第三の眼の巻

2015-02-18 01:00:07 | 日記
サイババさんの手紙
君達と一ヶ月半に渡って一緒に過ごした日々を今から思い返すと、僕の心が溶けてしまいそうになるくらい幸せになるんだよ。
それで、あのような幸せだった日々がとっても懐かしくって、もう一度あんな風に僕たちが一緒に過ごせればいいなぁと思うんだ。
君達がまたここに来てくれることを心から望んでるよ。



ババは、いろんな方法で自らの帰依者たちを守りました。ある日、財産のことで裁判沙汰になり、帰依者が裁判に出ることになりました。その裁判で、偽の証拠をでっち上げ、その帰依者に不利になるように働きかけようとして裁判所へ行こうとした二人の男が乗ったバスの前に、突然ヘビが現れたのです。
そのヘビは鎌首を上げて踊っているように見えました。バスの運転手はバスを止めた途端、その蛇がバスの中に入って来て、その二人の前に立ちはだかって身動きがとれないようにしたのです。
そして、一時間後ヘビは何処へともなく消えて行きました。その後二人は急いで裁判所へ行きましたが、すでに帰依者に有利な判決が出ていて手遅れでした。
その後、ババはその帰依者に、ババが蛇になってその帰依者を救ってあげたと言われたのです。

第三の目 ヴィジャヤ クマールさんの神聖体験

ある日、私たちは何時ものように歩いていると、突然ババがいなくなりました。
あちこちとババを探していると、上の方から手を叩く音が聞こえて来ました。そっちの方を見ると、ババが丘の頂上におられたのです。
そして、「僕は丘のてっぺんにいるぜ。」と叫ばれました。それは夕方の六時ごろでした。
太陽はすでに西に沈み、空は暗い毛布で覆われつつあるようでした。空は全天、雲で覆われていました。
ババは、「今から太陽を見せてあげるからね。」と叫ばれました。
私たちは、ババがどのようにしてもう雲の後ろに沈んでしまった太陽を見せることが出来るんだと不思議に思っていました。
すると、柔らかい光の筋が、サイババさんの頭の後ろから出て来たのです。
空は青色の雲で覆われていました。その光線は赤色に変わり、だんだんと鋭く明るい光を放ち始めました。
そして、それらの光は大きく全天に拡がり始めたのです。
私たちは、だんだん熱くなってきて汗をかきはじめました。
私たちは、「ババ~。太陽の熱さに我慢出来ないよ~。」とババに向かって叫びました。
ババの御技によって、その太陽のような熱さは消え失せてしまいました。周りが熱くなくなったので、私たちは安心しました。
すると、サイババさんが丘の上から「次に、今からお月さんを見せてあげるね。」と叫ばれる声が聞こえてきました。

するとババの後ろから、優しい蜂蜜の色をした金の光が現れ、それが白い色に変わりました。
そのうちとても寒くなって来て、身体中が震え始めました。
寒過ぎて、歯もガチガチと音を鳴り始めて我慢出来なくなったので、ババに「ちょっとこれじゃ寒過ぎるよ~。」と言うと、だんだんと寒さが和らいで来たので、ちょっと落ち着きました。
私たちは次に一体、何事が起こるんだろうかと、身構えて待っていました。するとババは、「僕の第三の目を見せてあげるよ。注意して僕を見るんだよ。」と言われました。
私たちは、どんな風に第三の目を見せてくれるんだろうと話し合っていました。すると、ババがそこから忽然と消えてしまわれたのです。
でも、消えてしまったのはババの体だけでした。なんとババの頭はまだ残っていて、それがだんだん大きくなって髪の毛も四方八方に広がってきたのです。
そして、その巨大になったババの顔に目が釘付けになっていると、額の部分が割れて、オレンジ色の赤い炎がそこから出て来るのが見えました。

映画を見ているようなすごいシーンだったので、必死で目を凝らして見ていましたが、その炎の光が眩し過ぎて、目がくらんで来ました。
そして、第三の目を見ているとだんだん恐ろしくなりました。それに私たちのババが、このまま続いて行くと、一体どんな風になってしまうのかも心配にもなって来ました。
赤い炎は、時々鋭く飛び出して来ました。私たちの周りの人を見回すと、すでに多くの人達が気絶していました。
もう、これ以上我慢出来なくなるぐらい怖くなってきました。それで、もう一度丘の頂上を見るとそこにはババがおられませんでした。
でも、次の瞬間、ババは私たちの中に立っておられたのです。

ババは、私たちの肩を叩かれて、「一体何が起こったんだい?どうして君は泣いているんだい?なぜあの人たちは気絶しているんだい?」と次から次へと質問をされる度に、私たちはもっと泣きはじめました。「ババ様、あなたは大丈夫なんですか?あなたの身体が見えなくなったんだよ。怖かったよ」と言って泣きながらババに抱きつくと、ババは
「君たち気が狂ったんじゃないの?僕はこの通りなんともないさ。」と言ってヴィブティを出されて私たちの額に付けて下さいました。
気絶した人たちも、やがてゆっくりと立ち上がって来ました。
彼らはとても不思議な感じを体験したようでした。というのも、気絶をした後、血液を全て入れ替えられたような感じがして、身体が浮いて足が地につかないフワフワしているような不思議な体験でした。
その体験の甘い感じはまだ残っています。その不思議な感じも残ったままなんです。そして、その体験は、今だに私の目の前に生き生きと映し出すことが出来るんです。
その後、先ほども言ったように、私たちは歩いてはいるんですが、でもその足取りは地面に付かず、おぼつかないものでした。
ある者は、酔っ払いのようにフラフラしていました。彼らはまだ、その神聖な体験に酔っていました。
私たち全員が礼拝堂に着き、バジャンが始まりましたが、誰も上手く歌える人はいませんでした。
私たちは、目がクルクルと回ったままで、まるで魔法にかかったような状態だったのです。
神聖な甘い体験をして、気を失い、そこから戻ったばかりのような感じでした。そうしているうちに、プッタパルティの不思議で神聖な一日が過ぎて行ったのです。

サイババさんの手紙
たくさんの人々がここにやって来てるんだ。倉庫には、もうどこにも空いているような場所は無いんだよ。
僕自身も、一体、昼間か夜か分からない状態で、どこで何をしているのかもさっぱり分からないんだ。
食事だってろくに摂れやしないし、寝るところだって無いんだよ。僕は帰依者のことだけを考えて毎日を送っているんだ。
どんな小さな事であっても、僕がやっているのは全て帰依者の為なんだ。
僕自身は大変なんだけど、帰依者たちが快適で幸せになってもらわなければならないからね。


“間もなく、私の神聖さはすべてに知れ渡るようになるのです。
私は意図的に私の神聖さが世界に広まるのを遅らせています。
しかし、一度、私が私の真の姿を顕現すれば、すべての世界がプラシャンティニラヤムになることでしょう。”

https://m.youtube.com/watch?v=dfb9H4wh0eM

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