あなた方一人ひとりの内に愛は存在します。
しかし、あなた方はその愛をこの世的(物質的)な関係に向けています。
あなた方はいまだ、真の愛を味わったことがありません。
神を心の底から愛しなさい。
それが真の愛です。
人々は来ては去りますが、神は来ることも去ることもありません。
神はつねに存在します。
悲しみに巻き込まれたときは、幸せを思いなさい。
確実に幸せを体感できるでしょう。2005/1/14
ポニョ:今日は、あるガラの悪い帰依者の夢の中にある方が現れて、そいつを諭されたお話しです。
ヨシオ:そのガラの悪い帰依者って俺の事やろ?ああ、分かった。また、あの記事か?俺が恥をかいた話やろ。もうやめとこうやその話は。充分紹介したやないか。
ポニョ:そうは行かないのが、この世の中の面白いところでヤンス。
ヨシオ:どこが愛の物語なんや。ただガラが悪いだけやないか。
あなたは愛に満ちています。
実際、あなたの心ハートは愛にあふれています。
しかし、あなたはこの愛が外に溢れ出ることを邪魔しています。
本来、愛には障壁や障害はまったくありません!
絶え間なく、深く神を思い続けなさい。そうすれば、あなたは、肉体的にも、精神的にも、霊的にも、つねに幸せでいられます。2005/1/14
ヨシオ:俺がサイババさんの事知ったばかりの頃に、不思議な夢を見たんや。
ポニョ:ヤクザ同士の抗争の夢やろ。
ヨシオ:違うっちゅうに。夢の中で俺が一人で梅田の阪急百貨店のような大きな一階の売り場に、買い物に来てたんや。
とは言っても、何か特に買いたい物も無く、ウロウロしてたんや。
そうしてたら、目の前にネクタイの売り場があったので、「そうや。センスのええネクタイでも一本買おうか。」と思って見てたら店員の姉さんが来て、何本か洒落たネクタイをガラスのショウケースの上に並べてくれたんや。
そして、鏡も目の前に持って来てくれてどうぞ。と言って一本選んで渡してくれたんや。
それを手にとって自分の首のところへ持って行き鏡を見て、「どうや。これ似合うか。」て聞いたら、若い店員のお姉さんが「ブサイクな男には、どんなネクタイをしても似合わんな。」と言ったんや。
俺は、少し驚いて、聞き間違えたんかなと思い、その若い店員の顔を見ると、「あんたみたいなブ男に、つけるネクタイなんか無いって言うてるねん。」と言ったんや。
俺は、ちょっとムカッと来たけどすぐ気を取り直して、この若い店員の教育がなっとらんな、この百貨店は。多分この店員、頭いかれとるな。多分そうや。
と思ってネクタイをショウケースに戻して、何も言わずに立ち去ったんや。
すると、黒いスーツを着たおじさんが近づいて来て、四角い小さいテーブルに案内してくれてここにお座り下さい。と言ったんで腰かけたんや。
その黒いスーツのマン イン ブラックのおじさんは、今から引き継ぎの儀式をします。と言われたんや。
そして、自分はあなたの守護霊でした。そして今日からは…と言われた時に、近くの階段の方が少し騒がしくなって来たので見ると、VIPのような方がお連れの人達を引き連れて階段を降りて来ているのが見えたんや。
そしてその偉い方は、人を従えて俺の座っているところまで来られたんや。
すると俺の守護霊は、直ぐに立ち上がってその偉いさんに挨拶されたんや。
そして、俺にも「立ちなさい。そして挨拶しなさい。この方は普通の方ではない。とても高貴な方なるぞ。」と言われたので「なんや突然?それにこのおっさんは一体誰やねん」と思ったけど、俺も一応席を立って敬意を払って挨拶したんや。
そしたら、そのお方は俺の正面の席につかれて、俺たちにも座るように合図されたんや。
俺たちが席に着くと、おもむろに俺に向かって「お前は一つだけこの世にいる間に直しておかなければいけないものを持っておるな。」と言われたんや。
俺は「それは何ですか。」と尋ねると、
「ほれ、今しがたネクタイ売り場で、お前はあの女店員の態度が悪いから、一瞬だけでもムカッと来たやろう。それじゃ。」と言われたんや。
俺は「あの状況の下では、誰でもムカッとなりますよ。それに、俺、ムカッと来たけど態度に出してないし、顔にも出せへんかったと思うで。それのどこがあかんねん。」と少しきつく言い返したんや。
すると、そのお方は、「ほれ、今度はわしに向かってムカッと来とるやないか。もうちょっと修行を積まんといかんな。ちょっとプライドが高い。」と言われたんや。
俺は、今度は、まともにムカッと来て、「おっさん、見ず知らずのもんに向かっていきなり、プライドが高いとかなんとか抜かしやがって、俺に喧嘩売ってるんか?俺はな、大阪の下町、天満の天神さんのお膝元で生まれ育ち、売られた喧嘩は一回でも負けたことがないんやど。あだ名も組長やったんや。」
「その俺に喧嘩売っとんのんか。根性あるやないけ。元はと言えば、おっさんの方が失礼やないか。ええ加減にさらせ。」
「あのな、おっさん!あんたがどんな偉い、高貴なおっさんか知らんけどな。物事には、道理ってもんがあるんや。」
「俺は客で、あの生意気な小娘は店員や。そのケツの青い小娘店員が、このお客のワシに向かって偉そうな口をききやがったら、誰でもムカッと来るのが当たり前やないけ。」
「そうではなく、ただ黙ってヘラヘラ笑ってへっこむような奴は、お釜か、ケツの毛を根こそぎ抜かれてるペンペン野郎だけや。おっさん、初対面のくせに偉そうな口を聞くんじゃねえ。」
「昔の俺やったらな、店長呼んで土下座さすとこやったんやで。」
「それになあ。おっさん。ええ事教えといたるわ。この世には、上には上があるんじゃ。あんたが、どんな高貴なお方か知らんけど、あんたのもっと上のお方がこの世に来られてるんやで。」
「あんたより、もっと高いところから降りて来られてるんや。悔しいやろ。ええ?おっさん。」
「あんたが俺の守護霊やて?こっちからごめん被るわ。」
「俺にはそのトップから来られてるアヴァターがいてるんや。」
「高貴のおっさんは、いくら高級霊か知らんけど、隠居しとき。仕事は無くなったわ。悪いけどな。」
「まあここまで俺の啖呵を我慢して聞いてくれたから、そのお方の名前を教えたろか。」
「よーく耳の穴ほじくって聞けよ。一回だけ言うたるからな。」
「この世を正すために、全知、全能、全在の愛の神さんが、人の姿を取ってこの世界に来られているんや。」
「ええか。おっさん。よう聞けよ。その方の名前はサティヤ サイババというんや。よく覚えとけよ。高貴なおっさん。」
と言ったとたん、そのおっさんの顔が、サイババさんの顔に変わったんや。
俺は、「あっ」と叫び、びっくりして椅子から落ちそうになったんや。
そして、そのおっさんだったサイババさんは、俺の事をニコニコ笑って見てくれてたんや。
それから、目が覚めた。
俺は、目が覚めてからも興奮していて、もちろん夢の中とはいえ久しぶりに啖呵も切ったし、何よりも、あのおっさんがサイババさんで、しかも自分の新しい守護霊でその神様御自身が、俺の守護霊ということが分かって嬉しいやら、恥ずかしいやら。だって俺はその神さんに啖呵を切ってしもうたんや。
その夢から分かったんは、俺はこの世で生きている間にプライドを低くせなあかんということや。
あのような小娘にバカにされる事を言われるような状況でも、これからはブサイク、ブ男と言っていただいてありがとうございます。と言えるようにならないあかんと云う事や。
残念なことに、今日、あなたは数々の欲望のせいで、このような至福の神聖な性質を失っています。
もしこうした欲望を切り離すことができれば、あなたはつねに至福に満たされているでしょう。
たとえば、ここに白い布があります。白さがこの布の本質です。
しかし、いつも使っていることにより、この布は汚れます。
同じように、あなたの心ハートもつねに純粋で、明るく、至福に満ちています。しかし、心は欲望によって汚れます。
ですから、愛を培い、心をつねに純粋にしておきなさい。
そうすれば、あなたは人生のいかなる瞬間においても至福に満たされるでしょう。
しかし、あなたは、至福の内なる本質を忘れてしまい、つねに、悩みと不幸に浸っています。14/1/05
実際、サイババさんの信者になって、自分のプライドがペチャンコになるぐらい、数え切れないくらいの試練やテストがやって来たで。
その試練の時、苦しい時に自分があのおっさんサイババさんに、知らなかったとはいえめちゃ偉そうな啖呵を切ってしまった事を思い出すんや。
試練やテストが来た時に、ここは我慢の時や。忍耐の時や。
堅忍不抜の精神を発揮する時や。ここで言い返したらあかん。我慢しろ。
表情にも出すな。言葉も優しく話せ。
本来のあのガラの悪いお前に戻るな。
喧嘩早いくせは直せ。手は絶対出すな。
口もや。我慢して耐えろ。と自分で言い聞かすんや。
もう三十年ぐらい前の話や。
だから、あの夢以来怒ったことは無い。もう啖呵も長いこと切ってないから、どうやって切るのかも忘れた。
俺はこの三十年間サイババさんに導かれて、霊性修行させてもらったおかげで、少しはマシな性格になったと思う。
ポニョ:そうなんや。なんでサイババさんがインタビュールームであんたのほっぺたパチンとされたんかが分かったわ。
ほんまに、あんたやんちゃやってんな。
でも三十年前のあんた、カリが来てる時の今のおいらに似てるな。
今でもあんたまだ充分啖呵切れるで。ほんまのヤーさんみたいやったで。
ふーん、知らんかったわ。あんたのあだ名。組長やて…。
合うてるわ。態度がいつもデカイし、どんがらもデカイしピッタリや。
ヨシオ:じゃかーしわい!ええ加減なこと言うたら、いてまうで!
ポニョ:あっ!今、怒ったやろ。なーんや、まだプライドあるやんか。
賢人と呼ばれている人は、悪事に関与せず、自らの内なるアートマへの思念をよりどころとし、プライドもなく、世俗ごとに惑わされることも無い。
そして感覚的な欲望を引き起こす物事から距離を置き、楽しみや苦しみからも自由になっていて、そういう人は生きているにも関わらず、すでに解脱に達しているのである。
ガルーダプラナP75
しかし、あなた方はその愛をこの世的(物質的)な関係に向けています。
あなた方はいまだ、真の愛を味わったことがありません。
神を心の底から愛しなさい。
それが真の愛です。
人々は来ては去りますが、神は来ることも去ることもありません。
神はつねに存在します。
悲しみに巻き込まれたときは、幸せを思いなさい。
確実に幸せを体感できるでしょう。2005/1/14
ポニョ:今日は、あるガラの悪い帰依者の夢の中にある方が現れて、そいつを諭されたお話しです。
ヨシオ:そのガラの悪い帰依者って俺の事やろ?ああ、分かった。また、あの記事か?俺が恥をかいた話やろ。もうやめとこうやその話は。充分紹介したやないか。
ポニョ:そうは行かないのが、この世の中の面白いところでヤンス。
ヨシオ:どこが愛の物語なんや。ただガラが悪いだけやないか。
あなたは愛に満ちています。
実際、あなたの心ハートは愛にあふれています。
しかし、あなたはこの愛が外に溢れ出ることを邪魔しています。
本来、愛には障壁や障害はまったくありません!
絶え間なく、深く神を思い続けなさい。そうすれば、あなたは、肉体的にも、精神的にも、霊的にも、つねに幸せでいられます。2005/1/14
ヨシオ:俺がサイババさんの事知ったばかりの頃に、不思議な夢を見たんや。
ポニョ:ヤクザ同士の抗争の夢やろ。
ヨシオ:違うっちゅうに。夢の中で俺が一人で梅田の阪急百貨店のような大きな一階の売り場に、買い物に来てたんや。
とは言っても、何か特に買いたい物も無く、ウロウロしてたんや。
そうしてたら、目の前にネクタイの売り場があったので、「そうや。センスのええネクタイでも一本買おうか。」と思って見てたら店員の姉さんが来て、何本か洒落たネクタイをガラスのショウケースの上に並べてくれたんや。
そして、鏡も目の前に持って来てくれてどうぞ。と言って一本選んで渡してくれたんや。
それを手にとって自分の首のところへ持って行き鏡を見て、「どうや。これ似合うか。」て聞いたら、若い店員のお姉さんが「ブサイクな男には、どんなネクタイをしても似合わんな。」と言ったんや。
俺は、少し驚いて、聞き間違えたんかなと思い、その若い店員の顔を見ると、「あんたみたいなブ男に、つけるネクタイなんか無いって言うてるねん。」と言ったんや。
俺は、ちょっとムカッと来たけどすぐ気を取り直して、この若い店員の教育がなっとらんな、この百貨店は。多分この店員、頭いかれとるな。多分そうや。
と思ってネクタイをショウケースに戻して、何も言わずに立ち去ったんや。
すると、黒いスーツを着たおじさんが近づいて来て、四角い小さいテーブルに案内してくれてここにお座り下さい。と言ったんで腰かけたんや。
その黒いスーツのマン イン ブラックのおじさんは、今から引き継ぎの儀式をします。と言われたんや。
そして、自分はあなたの守護霊でした。そして今日からは…と言われた時に、近くの階段の方が少し騒がしくなって来たので見ると、VIPのような方がお連れの人達を引き連れて階段を降りて来ているのが見えたんや。
そしてその偉い方は、人を従えて俺の座っているところまで来られたんや。
すると俺の守護霊は、直ぐに立ち上がってその偉いさんに挨拶されたんや。
そして、俺にも「立ちなさい。そして挨拶しなさい。この方は普通の方ではない。とても高貴な方なるぞ。」と言われたので「なんや突然?それにこのおっさんは一体誰やねん」と思ったけど、俺も一応席を立って敬意を払って挨拶したんや。
そしたら、そのお方は俺の正面の席につかれて、俺たちにも座るように合図されたんや。
俺たちが席に着くと、おもむろに俺に向かって「お前は一つだけこの世にいる間に直しておかなければいけないものを持っておるな。」と言われたんや。
俺は「それは何ですか。」と尋ねると、
「ほれ、今しがたネクタイ売り場で、お前はあの女店員の態度が悪いから、一瞬だけでもムカッと来たやろう。それじゃ。」と言われたんや。
俺は「あの状況の下では、誰でもムカッとなりますよ。それに、俺、ムカッと来たけど態度に出してないし、顔にも出せへんかったと思うで。それのどこがあかんねん。」と少しきつく言い返したんや。
すると、そのお方は、「ほれ、今度はわしに向かってムカッと来とるやないか。もうちょっと修行を積まんといかんな。ちょっとプライドが高い。」と言われたんや。
俺は、今度は、まともにムカッと来て、「おっさん、見ず知らずのもんに向かっていきなり、プライドが高いとかなんとか抜かしやがって、俺に喧嘩売ってるんか?俺はな、大阪の下町、天満の天神さんのお膝元で生まれ育ち、売られた喧嘩は一回でも負けたことがないんやど。あだ名も組長やったんや。」
「その俺に喧嘩売っとんのんか。根性あるやないけ。元はと言えば、おっさんの方が失礼やないか。ええ加減にさらせ。」
「あのな、おっさん!あんたがどんな偉い、高貴なおっさんか知らんけどな。物事には、道理ってもんがあるんや。」
「俺は客で、あの生意気な小娘は店員や。そのケツの青い小娘店員が、このお客のワシに向かって偉そうな口をききやがったら、誰でもムカッと来るのが当たり前やないけ。」
「そうではなく、ただ黙ってヘラヘラ笑ってへっこむような奴は、お釜か、ケツの毛を根こそぎ抜かれてるペンペン野郎だけや。おっさん、初対面のくせに偉そうな口を聞くんじゃねえ。」
「昔の俺やったらな、店長呼んで土下座さすとこやったんやで。」
「それになあ。おっさん。ええ事教えといたるわ。この世には、上には上があるんじゃ。あんたが、どんな高貴なお方か知らんけど、あんたのもっと上のお方がこの世に来られてるんやで。」
「あんたより、もっと高いところから降りて来られてるんや。悔しいやろ。ええ?おっさん。」
「あんたが俺の守護霊やて?こっちからごめん被るわ。」
「俺にはそのトップから来られてるアヴァターがいてるんや。」
「高貴のおっさんは、いくら高級霊か知らんけど、隠居しとき。仕事は無くなったわ。悪いけどな。」
「まあここまで俺の啖呵を我慢して聞いてくれたから、そのお方の名前を教えたろか。」
「よーく耳の穴ほじくって聞けよ。一回だけ言うたるからな。」
「この世を正すために、全知、全能、全在の愛の神さんが、人の姿を取ってこの世界に来られているんや。」
「ええか。おっさん。よう聞けよ。その方の名前はサティヤ サイババというんや。よく覚えとけよ。高貴なおっさん。」
と言ったとたん、そのおっさんの顔が、サイババさんの顔に変わったんや。
俺は、「あっ」と叫び、びっくりして椅子から落ちそうになったんや。
そして、そのおっさんだったサイババさんは、俺の事をニコニコ笑って見てくれてたんや。
それから、目が覚めた。
俺は、目が覚めてからも興奮していて、もちろん夢の中とはいえ久しぶりに啖呵も切ったし、何よりも、あのおっさんがサイババさんで、しかも自分の新しい守護霊でその神様御自身が、俺の守護霊ということが分かって嬉しいやら、恥ずかしいやら。だって俺はその神さんに啖呵を切ってしもうたんや。
その夢から分かったんは、俺はこの世で生きている間にプライドを低くせなあかんということや。
あのような小娘にバカにされる事を言われるような状況でも、これからはブサイク、ブ男と言っていただいてありがとうございます。と言えるようにならないあかんと云う事や。
残念なことに、今日、あなたは数々の欲望のせいで、このような至福の神聖な性質を失っています。
もしこうした欲望を切り離すことができれば、あなたはつねに至福に満たされているでしょう。
たとえば、ここに白い布があります。白さがこの布の本質です。
しかし、いつも使っていることにより、この布は汚れます。
同じように、あなたの心ハートもつねに純粋で、明るく、至福に満ちています。しかし、心は欲望によって汚れます。
ですから、愛を培い、心をつねに純粋にしておきなさい。
そうすれば、あなたは人生のいかなる瞬間においても至福に満たされるでしょう。
しかし、あなたは、至福の内なる本質を忘れてしまい、つねに、悩みと不幸に浸っています。14/1/05
実際、サイババさんの信者になって、自分のプライドがペチャンコになるぐらい、数え切れないくらいの試練やテストがやって来たで。
その試練の時、苦しい時に自分があのおっさんサイババさんに、知らなかったとはいえめちゃ偉そうな啖呵を切ってしまった事を思い出すんや。
試練やテストが来た時に、ここは我慢の時や。忍耐の時や。
堅忍不抜の精神を発揮する時や。ここで言い返したらあかん。我慢しろ。
表情にも出すな。言葉も優しく話せ。
本来のあのガラの悪いお前に戻るな。
喧嘩早いくせは直せ。手は絶対出すな。
口もや。我慢して耐えろ。と自分で言い聞かすんや。
もう三十年ぐらい前の話や。
だから、あの夢以来怒ったことは無い。もう啖呵も長いこと切ってないから、どうやって切るのかも忘れた。
俺はこの三十年間サイババさんに導かれて、霊性修行させてもらったおかげで、少しはマシな性格になったと思う。
ポニョ:そうなんや。なんでサイババさんがインタビュールームであんたのほっぺたパチンとされたんかが分かったわ。
ほんまに、あんたやんちゃやってんな。
でも三十年前のあんた、カリが来てる時の今のおいらに似てるな。
今でもあんたまだ充分啖呵切れるで。ほんまのヤーさんみたいやったで。
ふーん、知らんかったわ。あんたのあだ名。組長やて…。
合うてるわ。態度がいつもデカイし、どんがらもデカイしピッタリや。
ヨシオ:じゃかーしわい!ええ加減なこと言うたら、いてまうで!
ポニョ:あっ!今、怒ったやろ。なーんや、まだプライドあるやんか。
賢人と呼ばれている人は、悪事に関与せず、自らの内なるアートマへの思念をよりどころとし、プライドもなく、世俗ごとに惑わされることも無い。
そして感覚的な欲望を引き起こす物事から距離を置き、楽しみや苦しみからも自由になっていて、そういう人は生きているにも関わらず、すでに解脱に達しているのである。
ガルーダプラナP75