サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サンスクリット語でガンバレって何の意味

2017-02-25 16:00:32 | 日記
ヴェーダは非常に神聖です。
特に、アティ ルッドラの箇所はとても重要なところです。
ルッドラムは、一般的にイーシュワラ神〔シヴァ神〕の別称であると考えられています。
実際、ルッドラムは〜すべてのヴェーダの真髄です。
ルッドラムのもう一つの重要な特徴は、ナマカとチャマカという二つのパートの間にあるエーカットワ(一体性)です。ナマカが無執着という側面 を強調するのに対して、チャマカは願望という側面を強調します。
しかし、どちらも本質はいっしょです。
何を捨てて、何を望むべきでしょうか?
悪いものを捨てて、よいものを望むべきです。
どちらも大切です。
ナマカがヴィラクティ(無執着)に重きを置いているのに対し、チャマカはあれこれの願望について述べています。

ポニョ:先日、シヴァラトリだったので、一晩中しっかりとルッドラムを唱えようと思って始めたけれど、睡魔に負けてしまって寝ちゃったぜよ。

ヨシオ:去年のシヴァラトリでは、俺はナマカムを十一回、一回づつチャマカムの一章ずつの間に唱えるエーカーダシャ ルッドラ パーラーヤナを一人でやったな。でも何も見ないでやったので、途中でチャマカムの何章目を唱えているか分からなくなってしまって、結局ナマカム全章とチャマカム全章を始めから十一回ずつ唱えたので、朝方近くまでかかったけれど、終わった頃に朝陽を拝めてちょうど良かったな。

ポニョ:ルッドラムのナマカムとチャマカムを十一回づつ唱えればゆうに五時間はかかるぜよ。それにエーカーダシャ ルッドラ パーラーヤナをやると、他のマントラやシヴァ神に捧げるバジャンも何曲か歌わないといけないし、確かに朝までかかるよな。

ヨシオ:途中で集中力が無くなって来て眠くなったけれど、また盛り返して最後まで終える事が出来たな。でも今年は、嫁さんと二人で毎日やっているようにナマカムとチャマカムを唱えてバジャンを歌っただけや。いくら神様に捧げるといっても、一晩中起きてたらもう年やから身体が持たないな。

ポニョ:でもインドでは年寄りの僧侶が頑張ってエーカーダシャ ルッドラ パーラーヤナをやっているぜよ。

ヨシオ:でも他の僧侶たちと一緒に唱えているから途中で抜けたり出来るやろ。アティ ルッドラ大供犠祭(マハー ヤッグニャ)では、121人の僧侶がいてたんやろ。

ポニョ:おいらもその場にいたぜよ。全ての僧侶が一斉にルッドラムを唱え始めるんやけれど、みんな始める音の高さがそれぞれ違うんや。でも一番大きな声で唱えている僧侶に最終的に合わして唱えるようになるんやで。おいらの家族はO型ばかりで、家で家族がもめたら大きな声の人の意見が通るんや。あの僧侶達はおいら達の家族と一緒やなと思って、思わず笑ってしまったぜよ。

ヨシオ:11日間ぶっ続けで、11回のルッドラムを一日中唱えると言っても、僧侶が121人もいたら良いよな。サイババさんはエーカーダシャ ルッドラ パーラーヤナをやる事は「これこそまさに、世界の平和と調和にとって必要とされていることです」とおっしゃったんや。でも俺の場合は、途切れなく六時間ぐらいずっと一人で唱えなくてはいけないから大変やで。喉も痛くなってくるし。嫁さんはとっくに諦めているわ。嫁さんの体調がこの一二年良くないしな。もう六十に手が届くし、冷え性で夜に冷えると次の日に体調が悪くなって大変なんや。だから今では夜中に冷えないように、ベッドの上にテントを張ってその中で寝てるんや。まだ夏やで、こっちは。

ポニョ:あんたの住んでいるところは内陸やから、夏でも夜は冷え込むぜよ。おいらがお世話になっていた頃、一日に四季があるような感じやったな。

ヨシオ:そういや、最近四十度になったと思ったら、次の日に最高気温が十一度、最低気温が三度にまで下がって体調管理が大変やな。息子が今、友達とクイーンズランドの熱帯雨林の中をトレッキングしているけれど、暖かくて、めちゃ自然が多くて快適で良さそうなところやな。大きな滝のあるツインフォールというところにいるんやけれど、滝つぼで泳いでいた写真を送って来たな。滝にも打たれていたで。

ポニョ:でもおいらがオーストラリア一周した時にクイーンズランドにも行ったけれど、湿気が多いからおいらは嫌いやったな。そうか、あんたの嫁さんはまだ体調が本調子じゃないんやな。

ヨシオ:誰でも還暦を迎える頃になれば、体のどこかが不調になって当たり前や。俺はまだ大丈夫やけどな。菜食を長くやっているので、ビタミン12が足りなくなって来たから、サプリを摂り始めたけどな。でないと三半規管が腫れて来て仕事中に耳が聴こえなくなって来るんや。このまま聴こえなくなってもええなと思っていたけれど、今、ハンドパンを作り始めたし、毎晩楽しみにしているピアノなどの楽器の演奏が出来なくなるので、取り敢えずビタミン12のサプリを摂り始めたんや。

ポニョ:耳が聴こえなくなると不便やぜよ。それにルッドラムを唱えていても耳が不自由になれば自分が唱えているヴェーダも聞こえなくなるのと違うんか?

ヨシオ:そうなんか?それは困るよな。この前、長い距離を歩いている時に、一度も声を出さずに心の中でルッドラムを唱えれるかどうかやってみようと思って、トライしたけれど、声を出した方がもっと簡単に唱えれるって分かったな。声を出さなかったらもっと集中力がいるんや。

ポニョ:それは当たり前やぜよ。心に中でだけ唱えていたら、心がちょっと他の事を思ったりしただけで、ルッドラムのどこを唱えているか分からなくなるぜよ。

ヨシオ:俺は結構集中力があるからそういう風にはならなかったけれど。三回続けてナマカムとチャマカムを唱えたら目的地に着いた。

ポニョ:サイババさんが肉体を離れる前年の九月やったかな、私の降誕祭までにルッドラムのナマカムを暗唱できるようにしなさいという指示が出なかったら、おいら達はヴェーダを覚えて吟誦するなんて思いもしなかったぜよ。

ヨシオ:俺はサイババさんの帰依者やから、サイババさんが言われた事をするだけや。それが帰依者の義務やから。だから、俺がその指示を知ったのは降誕祭の一ヶ月前やったからちょっと焦ったな。一ヶ月でこんなに長いヴェーダを唱えれられるのかなと思って必死で覚えたな。これほど集中したのは受験勉強以来や。

ポニョ:でもヴェーダの意味も覚えないといけないぜよ。当時は英語とサンスクリット語しか公表されていなかったから、自分で英語を翻訳して意味を覚えたんやろ。おいらは意味は後で覚えればええから、取り敢えずテープについて行こうと必死のパッチやったぜよ。
ヨシオ:でも問題は、その章や文章の意味は分かったけれど、一つひとつの単語や熟語の意味が分からないので困ったな。推測は出来たけどな。パンチャは五でギリは丘という意味だって直ぐに分かったし。

ポニョ:おいらは最初、三行ずつ覚えていけば降誕祭までに間に合うと思って毎日一生懸命覚えて行ったけれど、あまり馴染みのない言葉やし、意味の分からない言葉を受験勉強していた頃のように、「人よ人夜に人見頃、人並みにおごれや、富士山麓に王蟲な鳴く」とか語呂合わせをしながら記憶して行ったんやけれど、ナマカムの真ん中ぐらいに来ると疲れて来て、「もう嫌や。降誕祭までに間に合わん」なんて思って諦めていたら、次のフレーズが「ガンバレ」ってサンスクリット語で発音するので、これはサイババさんがガンバレって励まして下さっているって思って、最後までなんとか行けたんや。でも降誕祭になってもまだ、テキストを見なくてはテープに着いて行けなかったけれど。あんたはその点、もう全文暗唱してたな。

ヨシオ:「ガンバレ」が出て来るのは第8章やったかな。ポニョが覚えられないのは記憶方法の違いやろな。俺はこの前も言ったように耳から覚える事に慣れているから。でも今ポニョが言った「ガンバレ」というサンスクリット語の所で俺も笑っちゃったな。

ポニョ:おいらは受験勉強の時を思い出して、知らない単語を暗記しやすいように、いろんな読み方を、その発音にこじつけて意味を覚えて来たから、今の例やったら、ガンバレって頑張れという意味に覚えてしまっちゃうんや。また、「トセイナーア」の所は、渡世人である高倉健がイメージで出て来たりして困ってしまったぜよ。

ヨシオ:高倉健って…。ルッドラムとなんの関係があるんや。ポニョは映画を見過ぎや。ルッドラムって最強のヴェーダやで。ええ加減な事をしてたらバチが当たるで。でも俺もそういう傾向があるから、それは良くないと気づいていて自分で文章を翻訳して覚えたんや。でもその文章全体の意味は英語で書いてあるから、その段落の部分を日本語で覚えれば良いけれど、どうしても日本語と似ているサンスクリット語の発音は「ガンバレ」のように日本語の意味とこじつけて覚えてしまうよな。だから俺は一つひとつのサンスクリット語の意味を辞書で調べながら覚えて行ったんや。でもこの前も記事にしたけれど、サンスクリット語ってひとつの単語に腐るほどたくさんの意味があって、いったいどの意味がこの文章の意味に適合するか決めるのに時間がかかって大変やったな。

ポニョ:あんたは、あんなでかいサンスクリット語の辞書をインドで買って来るからや。でも、ルッドラムを学んでいる人達でおいら達のように、サンスクリット語の意味をこじつけて覚えてしまう事に不自然さを感じている人は他にもいるんやぜよ。おいらが時々のぞかしてもらうサイトで、おいら達のようにルッドラムなどのヴェーダの意味を日本語の発音にこじつけて覚える事に抵抗を感じた人が、興味深いサイトを紹介してくれていたぜよ。
http://ameblo.jp/prthivii/entry-12249596639.html

ポニョ:そのサイトではいろんなヴェーダやマントラの一つひとつのサンスクリット語の意味を日本語に訳しておれれるんや。だから「ガンバレ」は「頑張れ」って覚えなくても正しいサンスクリット語の意味で暗記出来るんや。

http://saiveda.pe.hu/index.html

ヨシオ:ほお〜。それは便利なサイトやな。それってとても役立つよな。俺がやろうとしている事をその人がやってくれたんや。

ポニョ:おいらもすぐに、そこに載っている全てのヴェーダやマントラなどの訳をダウンロードして保存したんやで。多分この人の前世はブラミン階級のインド人やったんやぜよ。インド人が日本に生まれ変わるって面白いよな。

ヨシオ:その人の前世がそうやったって決めつけるなよ。

ポニョ:おいらは直ぐに第8章のサンスクリット語の「ガンバレ」が何の意味か、その人のブログで調べたんや。

ヨシオ:おお!それは俺も知りたいな。サンスクリット語の辞書で調べても分からんかったんや。それでなんていう意味やった?

ポニョ:やっぱり「ガンバレ」っていう意味やったんや。

ヨシオ:それは嘘や。だって二章から九章までまだ公開されていないやないか。

ルッドラムはヤッグニャを行う時のみに吟唱されるものと制限されているわけではありません。
ウパーサナ(礼拝)やグニャーナ(知識)に関する分野でも同じようによく唱えられます。ルッドラム吟唱は、個人と環境の浄化に大変効果があります。
聖典には、あらゆる罪を滅ぼす最大の力があると書かれています。
このマントラは、これを唱える実践者を解脱の道へと導く、全知全能遍在であるルッドラ神の知識について説いています。
大勢で唱えるルッドラム吟唱は、すべてにとって最大の善をもたらす、非常に有益な方法であるとみなされています。

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