どんなものでも石から植物、植物から動物、動物から人へと進化しようともがいています。
人から動物への後戻りをしてはいけません。
光り輝く神の方に向かって昇っていくのです。TEOLp75
ポニョ:以前、あんたがオーストラリア人から聞いたニューカッスルから来た帰依者が、壁に消えた話やけれど、おいらがアシュラムで聞いた話と少し違うぜよ。
ヨシオ:俺のは直接ニューカッスルに住んでいる人に聞いた訳では無いから、ポニョが聞いた話の方が正しいかもしれんな。俺のはまた聞きやから。ところでどこが違うんや。
ポニョ:それほど大きな違いはないんやけれど、奥さんが病気やって言ってたやろ。でもそれはお母さんやったんやて。それだけや。
ヨシオ:なんや。それやったら別に一緒と変わらないやんか。ポニョは変なとこ細かいからな。それじゃその部分だけ訂正してもう一度掲載しよか。
オーストラリアのグループが前回インタビューに呼ばれた時、一人のニューカッスルから来た帰依者の母親が、オーストラリアで急病になったのでその者は、急きょ帰国する準備をしていたところだった。
サイババさんは、その男に「お前の母親が病気だ」と言われました。
その男は、「ババ様、私のお母さんをお守り下さい。」と頼みました。
ババは「お前はすぐに帰らねばならない。」と言われました。
男は、「分かりました。今帰り支度をしているところです。」と言うとババは、「それでは間に合わない。今すぐ帰りなさい。」と言われて、「お前はどこから来たのだ?」と聞かれました。
そして壁を軽く叩くと壁いっぱいに世界地図が現れたのです。男が驚愕しながら「ここです。」と言ってオーストラリアを指差すとババは、
「オーストラリアのどの都市に住んでいるか。」と尋ねると、世界地図が消えて、大きなオーストラリアの地図が現れました。
男が「ニューカッスルです。」と答えてその街を指差すと
サイババさんは、再び、自分の座っておられる椅子の横の壁を拳で軽く叩かれた。
すると、ニューカッスルの地図が壁全体に現れました。
そして、「どの地区に住んでいるか。」と尋ねられた。男が答えると。
サイババさんは、もう一度壁を叩かれた。
その地区の、一つひとつの家の屋根まで描かれたくわしい地図が現れた。
最後に、サイババさんは「どの家だね。」と尋ねられた。
男は、「この家です。スワミ。」と答えた。
サイババさんが、壁を叩くと男の家の玄関の扉の原寸大の絵が現れて、ドアの取っ手が壁から突き出していたのでした。
サイババは、「お前の母親の身体の調子は良くないが、私が面倒見ておいたので峠は越えている。でも、すぐに帰って世話をしてあげなさい。彼女はお前を必要としている。」
と言われて、壁に描かれた扉を指差された。そして、躊躇している男の代わりにババは、ドアの取っ手を回して扉を開けると、母親がソファーの上で横になって寝ているのが、インタビュールームにいた人たちからも見えたのです。
男は、戸惑いながらも壁の扉に近づいて開いている扉の中におそるおそる入って行くと、そのまま壁に吸い込まれるように消えてしまったのでした。
ババは、扉を閉めてその扉をゆっくりと触れると、元の壁に変わったのでした。
サイババさんはグループのリーダーに、「彼の持ち物はあなたがオーストラリアに持って帰ってあげなさい。」と言われた。
グループのリーダーは、「パスポートは、どうすればいいでしょうか?出国のハンコが押してありませんが。」と尋ねると、
「私が、一回毎、壁を叩く度にハンコを押していたので問題ない。」と答えられた。
後ほど、パスポートを調べると、確かにオーストラリアの再入国のハンコまで押してあったのです。
そして、目の前で神の神聖な奇跡を目のあたりにして、口を開けたまま呆然としている帰依者たちを前に、ババはこう言われました。
「時間と空間は、この物質世界にだけに存在しています。神のレベルでは時間と空間は存在していません。私は、自らが意志すれば、時間と空間を簡単に超えることが出来るのです。あのオーストラリア人に、インタビュールームから、オーストラリアに空間を飛び超えて行くという体験をさせましたが、それは、私が意思さえすればそんな奇跡はいつでも可能だということを、あなた方に見せてあげたのです。神が、時間とか空間によって制限されることは決して無いのです。」と。
外にいたサイの学生たちは、インタビュールームに入って行ったオーストラリア人たちのグループは、全部で六人だったのに、五人しか出て来なかった事に気が付きました。そうです。一人足りなかったのです。それで、学生たちはインタビュールームで何があったかのかを、グループの人たちから聞いて、この神の奇跡の話を知ったのです。
グループのリーダーは、壁の中に入って行き、ニューカッスルにいるはずの男と一時間後にコンタクトを取ることが出来て、実際、彼が空間を超えて安全にオーストラリアに着いた事を確認したのでした。
ヨシオ:二人の情報を合わしたら、もっと詳しく紹介出来たな。
ポニョ:いいな、いいな、ワープや。おいらも体験してみたいな。こんな体験をしたらもうこの人は旅行に行くのんがアホらしくなるやろな。面倒臭くなって。
ヨシオ:そうやろな。飛行機のチケットを買って予約をしたり、税関や入国審査などややこしい事ばかりやもんな。でも、こういう体験をされると神様への信仰心は一生消えないやろな。誰にどういう体験をさせるかは、神様しか分からないことやけどな。でも驚くよな。霊が壁から出て来たりする事はよく耳にするけど、生身の人間がしたって話はあまり聞かないな。
ポニョ:そうやな。すごい体験やぜよ。昔、本当かどうか知らないけれど、フィラデルフィア計画と言って、戦艦エルドリッジ船上で巨大な磁力を発生させたら、船が磁気移動して空間を超えて別の場所に現れたっていう話を聞いたことがあるぜよ。それでその船に乗っていた水兵の何人かは、磁気移動した後の船上の壁やら床に半分身体がめり込んだ状態で、現れたので即死状態で見つかったというホラームービーのようなストーリーやったぜよ。
ヨシオ:きみ悪い話をするなよ、ポニョは。ムービーやろ、どっちみちポニョが見たんは。
ポニョ:でも、こんな体験は誰でも出来るって事じゃないもんな。ユニバーサルスタジオにもこんなアトラクションは無いよな。自分も一回ぐらいやって見たいな。
ヨシオ:あのね...。(汗)こういう体験をさせてもらえば、一生涯ババへの信仰心を植え付けることが出来るんや。それが必要な人にそういう事をされるんや。ポニョには必要ないやろ。
私があなたを見る時、あなたがたのハートの中をまるで透き通ったガラスの中を見ているように様に見えます。
あなたは私に何も隠し事は出来ません。ある人々のハートは暗闇に包まれています。
私はそういう人たちには、何もしません。
またある人たちのハートは光り輝いています。
私はその人たちの人生にも干渉しません。
またある人たちのハートはろうそくの光のように弱々しく灯っています。
私の仕事はその弱々しい光を明るく輝かすことです。P344 ANDI
ポニョ:しかし驚くよな。目の前で人が壁の中に消えて行ったら。マジックではおいらも見たことがあるけれど、それは、布とかで壁を覆って隠し、そこから人が出て来たりするんやけれど、絶対マジックやからそこには仕掛けがあるもんな。でも、ババの場合はまともやもんな。
ヨシオ:あのね、さっきからユニバーサルスタジオとかマジックとか言って、ババの神聖な奇跡と比べるなよ。失礼やないか。それより、神の次元は時間と空間に作用されない。それらを超えているって言われたやろ。その言葉は神の世界をチラリと覗き見させてくれる言葉やな。俺は量子力学や理論物理学に詳しくはないけれど、確か、空間が認識できるのは物質の運動が有るからやろ。だから空間や時間は相対的なものなんや。創造主ブラフマンが宇宙を創造するまで、空間や時間も元々は無かったんやろな。ということは神の世界って質量がゼロなんや。つまり物質をいつでも元のブラフマンが宇宙を創造する前のレベルの波動に出来るから、空間や時間が存在しない次元に戻せるんや。いつでも全ての物質を創造する前の状態、つまり空間や時間を、超越した状態に戻されるんやろな。そうした事をババは、想念をコントロールされる事によって簡単に出来るんや。
ポニョ:あのね、おいらは算数とか数式、物理の法則などの話が出て来たら、頭がストライキ状態になるんやぜよ。あんたが今言いたいことを理解しようとすると、頭が拒否反応を起こして、最終的に眠くなって来るんや。だから、興味はあるけれど、おいらに話しかけないで、一人でそういう話を進めてくれますか?
ヨシオ:俺は大して難しい事を言っているわけでは無いけどな。ポニョは完全な文化系の頭をしてるんやな。ポニョはアインシュタインの相対性理論ぐらいは知っているやろ。有名なE=MC2や。つまり全ての全ての質量はエネルギーに転換出来るんや。という事は俺たちがいるこの物質世界は、元々は神様のエネルギーだけから始まったんや。オームという言葉で。という事を以前説明したよな。つまりトーラスや。卵型したリンガムが宇宙の形やって言ったやろ。覚えてるか?俺たちを覆っているオーラもこれと同じ形なんや。この宇宙も、最終的には宇宙リンガムの大きなブラックホールの中に吸い込まれて行くんや。でも面白いのは、外から吸い込まれて行く物質を見てると一瞬で吸い込まれて行くのに、吸い込まれる方は、時間の流れがどんどん遅くなって行くんや。つまりブラックホールの重力で潰されそうになりそうなぐらい大きな重力場、光も抜け出せない程の強い重力場では時間は相対的に限りなく遅くなって行くんや。それでは宇宙の中心では一体何が起こっているのか...?もしもしポニョさん?寝ているのですか?
ポニョ:耳が休業中ですので、おいらを無視して気にせずに進めて下さい。
ヨシオ:ババは、そこに近づけば時間や空間の概念が無くなっている世界で、宝石でさえ液体になっていると言われた事がある。まあ、ポニョが分かるように波動を使って説明したら、この物質世界って全て、アートマの光の放射が波動に変わって、それが荒くなって行って物質になったやろ。そして、同時に時間や空間も出来た。でも、神さんは波動数を自由にコントロール出来るから、波動を細かくして、元の光のレベルにまで戻すと、時間や空間が無くなってしまうんや。簡単に言えば、ただそれだけの事や。
ポニョ:なんや、それやったら簡単やぜよ。すぐに分かったぜよ。あんたが量子力学や理論物理学なんて頭が混乱しそうな言葉を使うから、その時点で頭がプーになったんやぜよ。
ヨシオ:波動を細かくして行ったら、誰でも光のレベルになって、神を体現出来るという訳では無いけどな。だってその光はただの光ではなく、愛そのものが光り輝いているんや。つまり、人は愛そのものにならないと神を体現出来ないんや。
あなたが神を愛すれば愛するほど、祝福を受けるでしょう。
神性さは、愛そのものなのです。
愛は人々の心に、永遠の真理として光りを放っています。
しかし、利己心が覆っている心には、それは眠っています。
愛が光り輝くのは、その人の心に利己心がないときのみです。
愛は、エゴや見せびらかしの心と、共に相容れないものなのです。
愛は、あなたを神性さの最も高い極みへと連れて行ってくれるのです。SS6/95p162
人から動物への後戻りをしてはいけません。
光り輝く神の方に向かって昇っていくのです。TEOLp75
ポニョ:以前、あんたがオーストラリア人から聞いたニューカッスルから来た帰依者が、壁に消えた話やけれど、おいらがアシュラムで聞いた話と少し違うぜよ。
ヨシオ:俺のは直接ニューカッスルに住んでいる人に聞いた訳では無いから、ポニョが聞いた話の方が正しいかもしれんな。俺のはまた聞きやから。ところでどこが違うんや。
ポニョ:それほど大きな違いはないんやけれど、奥さんが病気やって言ってたやろ。でもそれはお母さんやったんやて。それだけや。
ヨシオ:なんや。それやったら別に一緒と変わらないやんか。ポニョは変なとこ細かいからな。それじゃその部分だけ訂正してもう一度掲載しよか。
オーストラリアのグループが前回インタビューに呼ばれた時、一人のニューカッスルから来た帰依者の母親が、オーストラリアで急病になったのでその者は、急きょ帰国する準備をしていたところだった。
サイババさんは、その男に「お前の母親が病気だ」と言われました。
その男は、「ババ様、私のお母さんをお守り下さい。」と頼みました。
ババは「お前はすぐに帰らねばならない。」と言われました。
男は、「分かりました。今帰り支度をしているところです。」と言うとババは、「それでは間に合わない。今すぐ帰りなさい。」と言われて、「お前はどこから来たのだ?」と聞かれました。
そして壁を軽く叩くと壁いっぱいに世界地図が現れたのです。男が驚愕しながら「ここです。」と言ってオーストラリアを指差すとババは、
「オーストラリアのどの都市に住んでいるか。」と尋ねると、世界地図が消えて、大きなオーストラリアの地図が現れました。
男が「ニューカッスルです。」と答えてその街を指差すと
サイババさんは、再び、自分の座っておられる椅子の横の壁を拳で軽く叩かれた。
すると、ニューカッスルの地図が壁全体に現れました。
そして、「どの地区に住んでいるか。」と尋ねられた。男が答えると。
サイババさんは、もう一度壁を叩かれた。
その地区の、一つひとつの家の屋根まで描かれたくわしい地図が現れた。
最後に、サイババさんは「どの家だね。」と尋ねられた。
男は、「この家です。スワミ。」と答えた。
サイババさんが、壁を叩くと男の家の玄関の扉の原寸大の絵が現れて、ドアの取っ手が壁から突き出していたのでした。
サイババは、「お前の母親の身体の調子は良くないが、私が面倒見ておいたので峠は越えている。でも、すぐに帰って世話をしてあげなさい。彼女はお前を必要としている。」
と言われて、壁に描かれた扉を指差された。そして、躊躇している男の代わりにババは、ドアの取っ手を回して扉を開けると、母親がソファーの上で横になって寝ているのが、インタビュールームにいた人たちからも見えたのです。
男は、戸惑いながらも壁の扉に近づいて開いている扉の中におそるおそる入って行くと、そのまま壁に吸い込まれるように消えてしまったのでした。
ババは、扉を閉めてその扉をゆっくりと触れると、元の壁に変わったのでした。
サイババさんはグループのリーダーに、「彼の持ち物はあなたがオーストラリアに持って帰ってあげなさい。」と言われた。
グループのリーダーは、「パスポートは、どうすればいいでしょうか?出国のハンコが押してありませんが。」と尋ねると、
「私が、一回毎、壁を叩く度にハンコを押していたので問題ない。」と答えられた。
後ほど、パスポートを調べると、確かにオーストラリアの再入国のハンコまで押してあったのです。
そして、目の前で神の神聖な奇跡を目のあたりにして、口を開けたまま呆然としている帰依者たちを前に、ババはこう言われました。
「時間と空間は、この物質世界にだけに存在しています。神のレベルでは時間と空間は存在していません。私は、自らが意志すれば、時間と空間を簡単に超えることが出来るのです。あのオーストラリア人に、インタビュールームから、オーストラリアに空間を飛び超えて行くという体験をさせましたが、それは、私が意思さえすればそんな奇跡はいつでも可能だということを、あなた方に見せてあげたのです。神が、時間とか空間によって制限されることは決して無いのです。」と。
外にいたサイの学生たちは、インタビュールームに入って行ったオーストラリア人たちのグループは、全部で六人だったのに、五人しか出て来なかった事に気が付きました。そうです。一人足りなかったのです。それで、学生たちはインタビュールームで何があったかのかを、グループの人たちから聞いて、この神の奇跡の話を知ったのです。
グループのリーダーは、壁の中に入って行き、ニューカッスルにいるはずの男と一時間後にコンタクトを取ることが出来て、実際、彼が空間を超えて安全にオーストラリアに着いた事を確認したのでした。
ヨシオ:二人の情報を合わしたら、もっと詳しく紹介出来たな。
ポニョ:いいな、いいな、ワープや。おいらも体験してみたいな。こんな体験をしたらもうこの人は旅行に行くのんがアホらしくなるやろな。面倒臭くなって。
ヨシオ:そうやろな。飛行機のチケットを買って予約をしたり、税関や入国審査などややこしい事ばかりやもんな。でも、こういう体験をされると神様への信仰心は一生消えないやろな。誰にどういう体験をさせるかは、神様しか分からないことやけどな。でも驚くよな。霊が壁から出て来たりする事はよく耳にするけど、生身の人間がしたって話はあまり聞かないな。
ポニョ:そうやな。すごい体験やぜよ。昔、本当かどうか知らないけれど、フィラデルフィア計画と言って、戦艦エルドリッジ船上で巨大な磁力を発生させたら、船が磁気移動して空間を超えて別の場所に現れたっていう話を聞いたことがあるぜよ。それでその船に乗っていた水兵の何人かは、磁気移動した後の船上の壁やら床に半分身体がめり込んだ状態で、現れたので即死状態で見つかったというホラームービーのようなストーリーやったぜよ。
ヨシオ:きみ悪い話をするなよ、ポニョは。ムービーやろ、どっちみちポニョが見たんは。
ポニョ:でも、こんな体験は誰でも出来るって事じゃないもんな。ユニバーサルスタジオにもこんなアトラクションは無いよな。自分も一回ぐらいやって見たいな。
ヨシオ:あのね...。(汗)こういう体験をさせてもらえば、一生涯ババへの信仰心を植え付けることが出来るんや。それが必要な人にそういう事をされるんや。ポニョには必要ないやろ。
私があなたを見る時、あなたがたのハートの中をまるで透き通ったガラスの中を見ているように様に見えます。
あなたは私に何も隠し事は出来ません。ある人々のハートは暗闇に包まれています。
私はそういう人たちには、何もしません。
またある人たちのハートは光り輝いています。
私はその人たちの人生にも干渉しません。
またある人たちのハートはろうそくの光のように弱々しく灯っています。
私の仕事はその弱々しい光を明るく輝かすことです。P344 ANDI
ポニョ:しかし驚くよな。目の前で人が壁の中に消えて行ったら。マジックではおいらも見たことがあるけれど、それは、布とかで壁を覆って隠し、そこから人が出て来たりするんやけれど、絶対マジックやからそこには仕掛けがあるもんな。でも、ババの場合はまともやもんな。
ヨシオ:あのね、さっきからユニバーサルスタジオとかマジックとか言って、ババの神聖な奇跡と比べるなよ。失礼やないか。それより、神の次元は時間と空間に作用されない。それらを超えているって言われたやろ。その言葉は神の世界をチラリと覗き見させてくれる言葉やな。俺は量子力学や理論物理学に詳しくはないけれど、確か、空間が認識できるのは物質の運動が有るからやろ。だから空間や時間は相対的なものなんや。創造主ブラフマンが宇宙を創造するまで、空間や時間も元々は無かったんやろな。ということは神の世界って質量がゼロなんや。つまり物質をいつでも元のブラフマンが宇宙を創造する前のレベルの波動に出来るから、空間や時間が存在しない次元に戻せるんや。いつでも全ての物質を創造する前の状態、つまり空間や時間を、超越した状態に戻されるんやろな。そうした事をババは、想念をコントロールされる事によって簡単に出来るんや。
ポニョ:あのね、おいらは算数とか数式、物理の法則などの話が出て来たら、頭がストライキ状態になるんやぜよ。あんたが今言いたいことを理解しようとすると、頭が拒否反応を起こして、最終的に眠くなって来るんや。だから、興味はあるけれど、おいらに話しかけないで、一人でそういう話を進めてくれますか?
ヨシオ:俺は大して難しい事を言っているわけでは無いけどな。ポニョは完全な文化系の頭をしてるんやな。ポニョはアインシュタインの相対性理論ぐらいは知っているやろ。有名なE=MC2や。つまり全ての全ての質量はエネルギーに転換出来るんや。という事は俺たちがいるこの物質世界は、元々は神様のエネルギーだけから始まったんや。オームという言葉で。という事を以前説明したよな。つまりトーラスや。卵型したリンガムが宇宙の形やって言ったやろ。覚えてるか?俺たちを覆っているオーラもこれと同じ形なんや。この宇宙も、最終的には宇宙リンガムの大きなブラックホールの中に吸い込まれて行くんや。でも面白いのは、外から吸い込まれて行く物質を見てると一瞬で吸い込まれて行くのに、吸い込まれる方は、時間の流れがどんどん遅くなって行くんや。つまりブラックホールの重力で潰されそうになりそうなぐらい大きな重力場、光も抜け出せない程の強い重力場では時間は相対的に限りなく遅くなって行くんや。それでは宇宙の中心では一体何が起こっているのか...?もしもしポニョさん?寝ているのですか?
ポニョ:耳が休業中ですので、おいらを無視して気にせずに進めて下さい。
ヨシオ:ババは、そこに近づけば時間や空間の概念が無くなっている世界で、宝石でさえ液体になっていると言われた事がある。まあ、ポニョが分かるように波動を使って説明したら、この物質世界って全て、アートマの光の放射が波動に変わって、それが荒くなって行って物質になったやろ。そして、同時に時間や空間も出来た。でも、神さんは波動数を自由にコントロール出来るから、波動を細かくして、元の光のレベルにまで戻すと、時間や空間が無くなってしまうんや。簡単に言えば、ただそれだけの事や。
ポニョ:なんや、それやったら簡単やぜよ。すぐに分かったぜよ。あんたが量子力学や理論物理学なんて頭が混乱しそうな言葉を使うから、その時点で頭がプーになったんやぜよ。
ヨシオ:波動を細かくして行ったら、誰でも光のレベルになって、神を体現出来るという訳では無いけどな。だってその光はただの光ではなく、愛そのものが光り輝いているんや。つまり、人は愛そのものにならないと神を体現出来ないんや。
あなたが神を愛すれば愛するほど、祝福を受けるでしょう。
神性さは、愛そのものなのです。
愛は人々の心に、永遠の真理として光りを放っています。
しかし、利己心が覆っている心には、それは眠っています。
愛が光り輝くのは、その人の心に利己心がないときのみです。
愛は、エゴや見せびらかしの心と、共に相容れないものなのです。
愛は、あなたを神性さの最も高い極みへと連れて行ってくれるのです。SS6/95p162