サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サイババ物語(31)お友達の幽霊さんの巻

2015-02-18 00:43:05 | 日記
ポニョ:ラジオサイに最近まで八回に分けて特集していたラッジャレディさんの話を聞いた?

ヨシオ:おお、ポニョに教えられて、まとめて見たけど面白かったな。特にレッディさんが若かったババと口喧嘩されて、家から飛び出し、近くのホテルで飯を食おうとしたら胸から汗でもなく、何か水のようなものが出て来てとても苦しくなり、ババのところに戻るとババはラッジャレディさんに手紙を書き終えたところやったという話が興味深かったな。

ポニョ:おいらもそれを聞いた時、何でそんな風になったのかなと思ったんやけれど、あんたはどう思う?

ヨシオ:ババはラッジャレディさんと言い合いになって、ラッジャレディさんが部屋から飛び出して行ったことに対して残念に思っておられるんや。というのもババが何をされても何を言われても、それは愛のみ、愛そのものの行為なんや。ババはラッジャレディさんが、自分のそういう本質を分かってくれていると思っていたんやけど、ラッジャレディさんが部屋から飛び出して行ったので自分の事をもっと分かって欲しいと思って手紙を書かれたんや。その愛の想念で手紙を書かれている時に、その想念ががラッジャレディさんにストレートに来たからなんや。

ポニョ:神さんの想念が、愛の思いがその人に向けられるってすごいパワーなんやろな。

ヨシオ:特にこのラッジャレディさんは、とても浄性な方やから、神さんにとても近いんやろな。だからババの気持ちが、まともに胸の中に入って来るんやろな。

ポニョ:おいらが面白かったのは、ババが帰依者から預かっていた貴重品やお金を盗まれた話や。ババがラッジャレディさんに「どうしよう。全部泥棒に盗られちゃったよ」と言って困惑された顔をれたされた時に、ラッジャレディさんが「とか何とか言ってるけれど、実はあんたが全部やってるんやろ。」と言い返したところが面白かったな。

ヨシオ:ババは、時が来たら宝石類を取り返すと言われたけど、その時が来たら、というタイミングが俺たちにはさっぱり分からんところが面白いよな。

ポニョ:そうやぜよ。なんですぐに取り返されなかったんやろか?

ヨシオ:それはババは、その盗っ人に対しても愛をもっておられるから盗っ人の事を考えて一番良い時期に取り戻されたんやろな。

ポニョ:ということは、盗っ人が、それらの貴重品を売りに出そうと宝石店や質屋のカウンターに並べていたら、すっとそれらが消えてしまって、やっぱりババは神さんやったんだ、とその泥棒が分かるようにされたんかな。

ヨシオ:どうかな。ババは「時が来た。」と言われてハンカチを手の上に広げるや否や、空中からバサバサと音を立てて盗まれた貴重品などが落ちてきたもんな。

ポニョ:近くで見ていたらびっくらコクよな。

ヨシオ:また、ババが突然トランス状態になられてぶっ倒れて、しばらくすると自分の髪の毛をわし掴みにされて引っこ抜かれて、それをムシャムシャと食べてしまわれた話が面白かったなったな。

ポニョ:そうそう、そのあと周りにいた帰依者の人に、「僕がトランス状態になっている時に何か食べたかい?」と聞かれたので「御自分の髪の毛を引っこ抜いて食べられましたけれど」と言うと、「そんな物を食べたら体に良くないよな」と言われて胸のボタンを外し、手を胸から自分の胃袋に突っ込まれて、胃袋にあった毛玉を掴み出された話が面白かったな。

ポニョ:驚くぜよ。まともにそんなところを見たら。以前大きな屋敷に住んでいた若い女性の除霊をされた時に、その女性の頭のてっぺんから長い髪の毛を出され、それを物質化されたペンダントに入れて肌身離さず持ち運びなさいと言われたよな。

ヨシオ:そのようにされる時は、その憑依した霊は、憑依された人にとても近い人なんや。だから今迄の生でもお互いに憑依したりされたりしてるんや。

ポニョ:だからその憑依した霊が宿っている髪の毛を、肌身離さず持っておきなさいと言われたんか。面白いよな。でもなんでそのあとその家の掃除をしたりされたんやろうか?

ヨシオ:それは、そういう憑依霊は、埃とか蜘蛛の巣、人の切った髪の毛や爪に宿るんや。だから家の中を綺麗に掃き清められたんやろな。そのあと沐浴するために湯まで沸かされておられたやろ。

ポニョ:そうやった。でも、ラジオサイの兄ちゃんは、ババがそうされたのは、その家の人にババがその家の息子であればこのような掃除やお湯を沸かしたりするんやという模範的な行為をされたと言ってたけど、ちょっとお門違いやったな。
実はもっと霊的な意味があったんや。

ヨシオ:サイカレッジの学生だからと言って、みんながみんな霊的な知識を身に付けた上でサイの帰依者になった訳じゃないので、そこまでラジオサイの人に求めるのは無理やろ。俺はラッジャレディさんは最後にこう言われていたのが印象に残ったな。「ババのことを理解しようと思うな。それは不可能や。俺たちよりもずっとずっと高いところから来られているんや。理解なんて出来っこない。それよりババの愛を体験しなさい。」って。

ポニョ:ババの愛を体験しなさいか。それにはババの言われた事を守って生きていくってことやな。そうすれば、ババの恩寵を得ることが出来るんやぜよ。過去生からのカルマを痛みをあまり伴わずに支払わせてくれて、しかも神の元に少しでも近づける。それが恩寵の一つやもんな。

前世で作ったカルマは、今世で支払わなければならない。とあなたは誰かにそう言われたのでしょうが、しかし私はカルマの法則をそのように捉えなくてもいいと保証します。
あなたが激しい痛みに襲われた時、医者はあなたにモルヒネを注射します。そうすれば未だ痛みの原因が身体の中にあるのにも関わらず、あなたは痛みを感じません。
それと同じように、神の恩寵はモルヒネのようです。
カルマによる苦痛を受容しなくてはいけないのにもかかわらず、あなたは痛みを感じないですむのです。
神の恩寵は、あなたが受けなければならないカルマの悪果を取り除くことができるのです。
ここに服用期限のきれた薬があります。期限が過ぎた薬は効果がないのと同じです。
そうです。支払い請求書は来ていて、支払いをせねばならないのに、カルマが無くなってしまうのです。
至高の神は、カルマの報いから信者を完全に救う事が出来るのです。OCSp126



という訳で今日のサイババさんの話に移ります。

二人の帰依者がババに銀の椅子をプレゼントしましたが、それは長い間梱包したまま、ベランダに放置されたままだったのです。
皆は、是非この銀の椅子にお座り下さいと、ババに頼んでいたのですが、ババはその度に微笑まれるだけで、何も言わずに立ち去られるのでした。
しかし、ある日、兄嫁の兄弟である スッバラジュさんがアシュラムに来られることになりました。
スッバラジュさんの家

スッバラジュさんは、ババが神の化身だってことを、全く信じておられなかったのです。
そして、スッバラジュさんがアシュラムに到着した時に、ババはスッバラジュさんに「梱包してある箱を開けて、きれいに拭いて下さい。」と頼まれたのです。
スッバラジュさんは、一人で大きな箱を開けて拭き始めましたが、それを見ていた人たちは大きくて大変そうなので手伝おうとしましたが、ババは「彼一人でやってもらいます。」と言われたのでした。
やがて、椅子をきれいに拭き終わると、スッバラジュさんは泣き始めたのでした。
皆は一体何事が起こったんだろうと訝しがっていましたが、スッバラジュさんが落ち着きを取り戻してから、次のような話をされたのでした。

あれは、ババがまだ中学校に入ったばかりの頃でした。
彼は、私の家に姉夫婦と一緒に住んでいました。でも、その地区には井戸が無かったので、ババがいつも遠くの井戸まで水を汲みにいってました。僕たちももちろん行ったのですが、「そのきつい仕事は、ババの仕事だ。」みたいな暗黙の合意があったんです。
でも、ある日、彼は水汲みに行きませんでしたので、私が行かねばならなかったんです。
ババが水を汲みに行っておられた井戸

井戸から帰って来て彼を見つけると、なんと居間で揺り椅子に乗って遊んでいたんです。それで、私は頭に来て、ババに、「その揺り椅子は家に一つしか無いんだぞ。遊んで壊すなよ。」と彼に怒鳴ってしまったのです。
すると、ババは「将来、僕は銀製の玉座に座るだろう。そして、君がその銀の椅子を一人できれいに拭き清めることになるだろう。」と言ったのです。そしてその予言が今ここに実現したんです。今になってやっとババの神聖さが理解出来ました。

ダセラ祭の夜にバジャンを歌うことになっていたスンダラムマさんは、二歳になる息子さんが高熱を出した上に、意識不明になってしまったので、スンダラムさんは取り乱してしまいました。
それでババに、「こんな不安定な精神状態で、皆のバジャンをリードして行くのは難しい」と言いましたが、ババは「子供のことは気にしなくてもいいから、バジャンに参加しなさい」と言われました。
そして、体温計で子供の体温を測ろうと口の中にガラス製の体温計を入れると、子供はそれを噛んでしまって体温計が割れてしまったのです。
すぐに、ババは割れたガラスやら水銀を口から出しましたが、子供は少し水銀やガラスを飲んでしまった後だったのです。
スンダラムマさんは、サイババさんを全面的に信頼してはいましたが、思わずババに大きな声で怒りをぶつけてしまったのでした。
左の人がスンダラムさんです

でも、その後スンダラムマさんは気を取り直し、バジャンに参加しましたが、当のババはどういう訳かバジャンに出ずに、礼拝堂の横のツルシの木を植えてあるところに、静かに横たわっておられたのです。
バジャンが終わっても、誰も、どうしてババがバジャンに参加しなかったのか理解できずに、その日は夕食抜きで皆は床に就きました。
翌朝、十時ごろババは部屋から出て来られました。そして、スンダラムマさんの息子さんの様子を聞かれました。
息子さんは、もう容態がすっかり回復していました。
ババは、「昨日の夜、僕は胃の中に入っていた水銀などを全部だしておいたから大丈夫だよよ。」と言われました。

そして、「昨日、僕は三つの仕事をしたんだよ。一つは、胃から水銀を取り出しただろう。二つ目は、バンガロールに住んでいる僕の帰依者が仕事を全て放り出して、僕の写真の前で一日中何も食べずに泣いてたんだ。だから、僕は助けに行ってあげたんだ。
最後の一つは、帰依者の旦那さんが激しい胃痛に襲われたんだ。でも、詳しいことはちょっと言えないんだ。だって、その奥さんがここにいるからね。」と言われたのです。
その日の夕方、ババはクリシュナムルティさんの奥さんを呼んで、「実は僕がさっき言った胃痛になった人ってあなたの旦那さんなんだよ。」と言われました。
そして、バンガロールに行く人に、クリシュナムルティさんに果物やお供え物のお下がりを持って行くように、ことづけられました。
クリシュナムルティさんの話によると、確かにその夜、激しい胃痛に襲われたのですが、突然、幼な友達が魔法瓶にコーヒーを入れて持ってきてくれたのでした。
そして、そのコーヒーを飲むと不思議にも胃の痛みは消えてしまったのでした。
そしてその幼な友達に、後ほどお礼を言ったところ、その友達は君の家にコーヒーなんて持って行った覚えはないと言われたのでした。

スロチャナさんは、腹部の異常を訴えていました。ババは、薬草の根っこを物質化して与えていました。そのおかげで、痛みは消え失せたのですが、症状はどんどん悪化して行きました。
そして、容態が急変した時に、ババは彼女をバンガロールに連れ戻すように言いました。その二日後、10月25日にババはバンガロールに行かれ、真っ直ぐスロチャナさんの家に行かれたのです。
そして、「君は、僕のことをずっと思ってくれてたんだよね。だから、僕も君のことを思って、こうしてやって来たんだよ。」スロチャナさんはとても霊感が鋭く、この世の世俗的な事には全く関心がなかったのです。

ババは、優しくスロチャナさんのベッドの横に座って、霊的な叡智について話し始めました。
その時には、スロチャナさんはもう、一滴の水も飲めないぐらい衰弱してたのにも関わらず、ババは「君は、マサラドーサが大好物だったよね。」と言ってマサラドーサを物質化して食べさせてあげました。「そして、これは明日の分だ。」と言って、もう一枚のマサラドーサを物質化されました。
そして、神様が履かれたといわれる小さな銀のサンダルを物質化して
「これを枕の下に入れて寝ればいいよ。」と言われてそこを離れられました。
そして、午前10時半に皆がバジャンをしている時に、ババは「スロチャナが私のところへ戻って来た。」と言われました。
同じ頃バンガロールのスロチャナさんの家では、スロチャナさんが息を引き取られたのでした。
そして、息を引き取られたと同時に、銀のサンダルも消え失せてしまったのでした。
ちょうどその頃、スロチャナさんのサイの帰依者である親友が、外国留学を終えてインドに帰って来て、スロチャナさんの訃報を知りました。
彼女は親友を亡くしてとても落ち込んでいました。
ババは、ある日そんな親友を呼び寄せて言いました。
「スロチャナに会いたいかい?じゃあ、ここを見てご覧。」と言うや否や、なんとあの亡くなったはずのスロチャナさんが、ニコニコ微笑みながら、サイババさんが座っておられる椅子の後ろから顔を出したのでした。

“この世には、愛以上に素晴らしい美徳は存在しません。
愛は真理であり、愛は正義であり、愛は富であります。
この世は愛から生まれ、愛によって維持され、最後には愛に融合します。
すべての原子が愛から生まれました。
この世には、原子力、磁力等々、無数の力が存在していますが、愛の力はすべての力に勝っています。信仰と愛のない人生は無意味であり、無益です。
この世に生きる人間にとって、愛こそが人生であり、愛がすべてです。
五元素は愛から生まれました。
すべての人の中にまぶしく輝いているものは、愛に他なりません。
しかし人間は、愛の意義を理解できずに、愛が肉体的関係によって生じるものと考えています。
子供に対する母親の愛は親愛であり、夫と妻の間の愛は愛着であり、“友達や親戚との愛は執着であり物品に対する愛は欲望です。
そして神に向けられた全的な愛が帰依です。

https://m.youtube.com/watch?v=LgPz1zMvAbA



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9 コメント

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Unknown (れをん)
2014-05-13 01:08:22
毎日ブログ楽しんでます♪

最初はイルちゃんネタに興味を持ってましたが
最近サイババさんに興味持ち始めました

昔、青山さんの本でサイババを知り
妹からどんな経路かよくわからないビブーティーを
もらいました(暫くは持ってましたが紛失)

今だからこそ理解できることもあり
未だに理解が及ばないところもまだまだあります
(太陽人とかの存在はここ数日で学びました)

ガヤトリーマントラを初めて聴きましたが
なんか不思議に落ち着いた気分になりました

いつかインドに行ってみたいです!
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夜明けは近い (ポニョ)
2014-05-13 13:32:42
サイババさんが帰って来ますよ。もうすぐですよ。夜明けは近い。このブログを立ち上げた一番の理由は、その事を伝えたかったからなんです。れをんさんやhikariさんの周りの人がうわ~サイババってやっぱり神さんやったんや。と大騒ぎする時が来ますよ。その前にドンと落ちて世界が暗闇で覆われますが、ほんの少しの間だけです。ほら、彼の足音が聞こえてきませんか?
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『アニャータ シャラナム』? (dolphindolphin)
2014-05-13 16:15:38
こんにちは。
ブログの更新とツィッターを毎日楽しみにしています。ただただありがとうございますの一言です。

お探しの書籍が現在Yahoo!オークションで出品されているようです(とても高価ですが…)。

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アニャータ シャラナム 単行本 サティヤ サイババ バジャン
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これからもよろしくお願いします。
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アニャータ シャラナム ナスティ (midori)
2014-05-13 20:53:53
本持ってます。よろしかったらお貸ししましょうか?お住まいオーストラリアでしたっけ?ご希望でしたらお送りします!
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Re:アニャータ シャラナム ナスティ (ポニョ)
2014-05-13 21:17:05
ミドリさん
ありがとうございます。とっても嬉しいです。関西弁を話すババなんて可笑しいですよね。でも、事前に訳者の平岡さんの同意を取り付けないといけないので、もし良ければ本に平岡さんの連絡先があれば教えてもらえますか?御手数をおかけして申し訳ありませんね。
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アンニャンタ (ポニョ)
2014-05-13 22:33:37
ミドリさん。ありがとうございます。今しがた平岡様にメールしました。いい返事が来ればいいな。
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早っ! (midori)
2014-05-13 22:42:12
善は急げ!ですね。お役に立てたら幸いです。頑張って下さい。応援してます。
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Unknown (れをん)
2014-05-15 02:06:24
すみません インドに行きたいと書きましたが...怖いです

そのうちサイババさんが現れるなら
日本で待ってます!

Twitterの方にあった美味しんぼの件
批判してる輩が理解できません

年金受給75歳案とかこの国(今の内閣)
国民馬鹿にしすぎです

サイババさんが待ち遠しいです

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奇跡がよく見える一等場所 (ポニョ)
2014-05-15 08:41:33
インドに行きたいなァと思ったのは、サイババさんのやられた奇跡の場所、例えば岩がせり出して屋根を作った場所を見たいというのとホワイトフィールドの近くにこれは噂やけどカダルーというところから、山脈を持ち上げるのが良く見れるって聞いたからです。でも、まだ行くかどうか決めてませーん。
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