サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

錬金術の授業に参加シュタイナー

2019-03-17 04:00:23 | 日記
http://bccks.jp/bcck/121362/info
Sai's Message for The Golden Ageは上記のリンクから、また「サイババが帰って来るよ。」四部シリーズは、紙本も含めて下記のポニョ書店からどうぞ。
http://bccks.jp/store/114521
ポニョ:もっと昔に、サイババさんのことを知ってプッタパルティに行ってたら、サイババさんと駆けっこしたりいろいろ一緒に遊べたのにな。

ヨシオ:でも、心の中がガラスのショーケースみたいにスケスケに見れる人と一緒にずっと居てるのんてとても難しいんやで。

ポニョ:そうやろな。ちょっとでも変な事を心の中で思った途端、直ぐにバレてしまってしまい、なんでお前はそんな事を思っとるんじゃ、とか言われたら心がいつも緊張したままになるで。

ヨシオ:だから、子供のようなピュアな心を持った人でないとサイババさんの側にいつもいるのは難しいんや。

時々、人の心を読まれて癇癪を起こされる事がある。
ある時なんか自分の皿を壁に投げつけて勢い余ってその皿が手元にまで跳ね返って来たことがある。
また、訳のわからない人が来ると、下を見たまま動かずにじっとされたままの時もある。
そんな時ババが一体誰の心を読んで怒っているのかさっぱり周りの人は分からない。
また、自分の部屋に鍵をかけてこもって長い間出て来られない時もあるんや。

ポニョ:周りの人はとても困るぜよ。そういう事をされたら。

ヨシオ:ババは本当は手紙を見ても分かるように、とてもナイーブで傷つき易いんや。人の心のひだまで読まれるし、とても繊細や。
ある時なんか一人の若い女性の帰依者のお見合いを仕切られたんやけど、男の子の心の中を読まれてその女性に関心がないと分かると、わざと違う理由を見つけてその女性の帰依者が傷つかないようにする為に、女性の方から断られるように仕向けられたこともある。

ポニョ:絶対に、サイババさん相手にポーカーなんて出来ないやろな。すぐに全てのカードを読まれてしまうで。

ヨシオ:でも、愛の化身であるババは人の欲望を叶える為に、色んなことをされるんや。例えばある年長者の帰依者がババとチェスをするのが夢だったんだけど、その年を召された女性が来るといつも二人で長い間チェスをしてその年を召された帰依者の相手をされるんやで。

ポニョ:本当は、すぐに勝てるのにな。優しいな。

“第一に優しいハートを育てるべきです。
神の贈り物である今回の人間としての生を無駄にすべきではありません。
神には神の計画があり、そのために神はあなた方全員に命を授けたのです。
神は、各人がそれぞれ他の人々の理想となることを意図しています。
あなたはその理想を知るよう努力すべきです。”

“人に与えられた舌は今日では、はなはだ誤って用いられています。
舌は睡眠薬を飲み、動物の肉を食べ、喫煙をし、他人の悪口を言い、噂話をし、辛らつな言葉を吐き、他人に苦痛を与えます。
このような具合に、神の処方する限界を無視し、神の命令を守っていません。その結果、人は数え切れないほどの困難に直面しています。”

“すべての生き物に優しくするのは、人間にとってとても大切です。
物事を正しく見極めて、優しさを深め暮らしに活かす道を探らねばなりません。
すべての生き物に優しくすると言うのは、苦しんでいる人や生き物の面倒を見て、助けようとすることです。
他の生き物の痛みや苦しみを和らげるために、力を尽くして下さい。
優しさという言葉を何度唱えても、それだけでは何にも役立ちません。
優しさを身をもって示し、人生の一部とするのです。優しい心は神と同じだと信じて下さい。”

“善良に見え、優しく話しはするものの、その心の中は邪悪な感情で溢れている人々がいます。
そのような人々に対しては注意し、遠ざけていなさい。
実はそのような人々のために、現代社会は混乱に陥っているのです。”


ポニョ:ということで今日もシュタイナー教育についての記事です。

ポニョ:コンピューターも与えたらあかんって言ってたな。

ヨシオ:コンピューターも小さい時に与えてしまうと、どのようにして、どういう原理で、どういう仕組みで作動するか分かっていないのに使うとコンピューターの奴隷になってしまう。

コンピューターもその仕組みが分かる年齢になるまで使わさなかったな。

逆におもちゃでも何でも何か新しいものを与えると、何でも分解してしまって元通りに組み立てられない時は親としては大変だった。
コンピューターを初めて与えた時も、先ず中がどのようになっているか見ようとしてネジ回しを持って来るからビクビクもんやで。

ポニョ:そら新品のコンピューターを分解したら金かかるで。おもちゃや無いんやから。

ヨシオ:授業もとてもユニークで、例えば化学の時間だと、いろんな石を集めてきて一つひとつをガスバーナーで溶けるまで焼いて、それがどんな色に変化するとか、溶けたときの匂いの違いとか、溶けたものを混ぜるとどうなるとか、まるで中世の錬金術師のような事を一日中やって、家に帰ってきても目を輝かせてその授業の事を話してくれるんや。

ポニョ:ほんまに錬金術師やなそれって。金造る授業ってないのか。



ヨシオ:ポニョが講師になってやったらええやろ。

また教科書も無く、自分で大きなノートブックを作って毎日習ったことを、色んな絵を混じえて書いていくので、今ではそれはすごい大事なシュタイナー学校の想い出になっている。

シュタイナー教育から得た一番の収穫は、何と言ってもテレビや映画を見せない事で、想像力イメージ創りの力が養えるということやったと思う。

この世界は、心によって創り出されたイメージです。SSSVol1chp9

うちの子は小さい時から瞑想をさせてるんやけれど、神様のイメージを瞑想中に自分の中で創ることが普通に出来るようになるようや。

しかもそのイメージを長い間保てるし、やがてその自分の創った神のイメージと話したり遊んだり出来るようになる。

想像力を養えば、瞑想にとても役に立つんや。



ポニョ:それはすごいな。

神の御姿を完全に心の中でイメージしてそこに心をそそぎ込むようにすべきです。

神の御姿が、外界に見られる時、それは条件付き二元論です。

心の中で見れる時、それは条件付き一元論です。

神の御姿が、アートマに吸収された時、それは不二一元論となります。

外界で見れる神の御姿は、まず第一に心に吸収されて、次に魂に吸収されなければなりません。

自分で選んだ神のイメージに集中して、他に心を揺らすべきではありません。

心を御姿の型に流し込むことによって、心が神の御姿になるのです。

CWSSBJp117



ヨシオ:何をやるにもまず自分の中で想像力を膨らますことが出来るので、複雑な仕事でも自分の頭の中では想像力を働かせてやってしまっているから、実際の仕事をする時にはプレッシャーは無いんや。

シュタイナー教育では、直感力とか想像力をまかなっている右脳が良い具合に発達するみたいやね。



例えば、バイオリンとかチェロ、フルートを鳴らすと右脳が反応するんや。

シュタイナー教育では、これらの楽器を音楽の時間に習うんや。

ポニョ:そういえば、日本語は左脳をよく使うらしいから、ちょうどバランスがとれて良いかもしれんな。

ヨシオ:また先生もその子の良いところをいつも見てくれるので、子供達もいつもポジティブでハッピーな子供ができるんや。



また、バイオダイナミックというシュタイナー自身が考え出した、天体や地球の動きが植物に与える影響を考慮した有機農法で作られた野菜を食べるように生徒や保護者にも勧めているので、自分達のような菜食主義者にはピッタリやな。

いつも、新鮮な野菜を学校に近くの農家の人が届けてくれるしな。

シュタイナーの教え自体がサイババの言われている事と本質的には、ほとんど変わらないので子供達を安心して学校に送り出す事が出来るんや。

それに愛情を豊かに注げる先生が多くてとてもええで。

特に、朝一番に教室に入る前に、一人ひとりの生徒の顔を思い浮かべて、その子たちの良いところを思い浮かべてから教室に入るって言ってたな。



ポニョ:そらええわ。おいらの担任は、いつも寝起きが悪くて朝イチにいつも怒鳴られてた悪い思い出があるな。

ヨシオ:もちろんいろいろな生徒がいるので問題も起こる。

特に定員割れのクラスでは、運営の都合上、いろんな子供が入って来るので、前の学校でコンピューターゲームをしていた子や、テレビや映画ばかりを見ていた子がクラスに入って来ると先生も大変だけれど、子供達も影響を受けるのは否定できない。

子供の絵を見たら誰が編入生かすぐ分かるで。全然違うもんな。

また、男女共学でいつも兄弟のように仲が良い分、ませガキ同士がすぐに結びついてしまう。

こちらは初体験年齢がとても低いので、ませガキだらけになってしまうんや。

両親もそれを普通に受け取るし、学校も別に干渉しない。

一時期、ヒッピーみたいなインドのあるグルの弟子たちが、たくさん子供をスクールに入れてきた時期があって、どこを見てもそのグループに属してる親たちばかりになったんや。

ポニョ:またあの例の、ブルーに塗ったジャンボ機やベンツを持っているグルか?

ヨシオ:違う。そっちの方がマシや。来たのは、ロールスロイスの高級車を五十台も持っているオレンジ色をシンボルカラーにしているグルや。



ポニョ:ちょっと、ちょっと、それって多過ぎやんか。一台でええから分けてくれまっか。

ヨシオ:そのグルのアシュラムに入るには、エイズ検査せなあかんねん。

ポニョ:なんでやまた。

ヨシオ:タントラヨガという女神様の前では自分は小さい子供のようになって甘えて、母なる神様の甘露を味わうというヨガがあるんや。

でも信じられないことにそのグルは、そのヨガを使ってセックスヨガをするんや。

ポニョ:なに~!それは許せんな。

ヨシオ:話は戻るけど、それで親がそんな親やし、その子供も子供や。級友同士兄弟みたいになってるから家に泊まり込んで遊びに来るのが普通やねんけど、来るたびにませた事をうちの子供に吹き込むから.....分かるやろ。だから、違うシュタイナー学校に転校したんや。そういう問題もあったな。

また、個人個人の子供の意思を尊重するので、大変自立した自由な魂の子供が出来るが、逆に自分の意思に反したことであっても、社会的な義務、子供としての義務だからしなさい。と言っても、やらないし、やりたがらない。という傾向に陥りやすい。

シュタイナー教育は、子供を自由に何でもさす教育ではなくて、魂の自由を目指す教育なんだけれど、それを取り違えて子供を放任さす親が多い。




教育の究極の目的は、社会に有用な優れた人格を持った人材を育てることだから、モラルや自己犠牲、自制心、規律も、もっと子供達に教えるといいんじゃないかと思う。

ところが、学校側はしっかりとそういうことを教えるが、親の方がシュタイナー教育の理念を理解していないために子供が影響を受けるんや。

先ほども述べたようなモラルのない人々がいると学校側としても大変や。

子供をシュタイナー教育に入れる場合、必ず親はこのような功罪をよく理解して入れる必要があるな。


“食欲と性欲を満たそうと切望するという二つのことは、人の敵なのです。その二つの事の虜になってしますと、あなたは身の破滅を招きます。”

“真の社会は、利己心のない人々の集合体です。
理想的な社会は人間的な価値を尊び、すべての住民がモラルを守っていきている社会のことをいいます。
社会の中に非ダルマや非モラルが蔓延ると、その国全体が崩壊します。SSIB1979p65”

“人類は今日、物質的、社会的な分野で素晴らしい進歩を遂げています。
しかし、モラルの面や霊的には、狭い考えや低いレベルにとどまっています。
どうしてこのようになってしまったのでしょうか。
それは、これまで多くの生を経て来て利己心を培ってきたからなのです。
人々の人生のすべての局面において、行動を促してきたのは利己的な興味だけなのです。
人は、利己心に踊らされてきたのです。何に関心を持とうと、誰を愛しようと、自らの利己的な思いが根本にあるのであって、そのものの為であるとか、その人の為に愛するというわけでは無いのです。
人は、自分の興味の無いものに対しては少しでも関心を持とうとしません。SS5/96p113”

“子供たちが自由に自分で自分の道を歩むというのが一種の流行になってしまいました。
両親は子供にそうしないと、ひょっとして子供たちが家から出て行き、自殺でも図るのではないかと心配しています。
そのような子供たちがたとえそのようなことをしても、それが何だというのでしょうか?
今日の両親はここまでモラルが堕ちて来ているのです。彼らは詰まるところ、自分たちの子供の悪い噂を聞きながら、人生の終わりを失望の中で迎えることになるのです。SS5/96p119”


もちろん、東洋人には受け入れ易いカルマの法則や輪廻転生などを教えるし、神を信じることも大事だと教える。



でも、社会や家庭において自分のやらねばならぬことを、嫌でもせねばならない事もあるやろ。
そういう義務を嫌だと思わずに積極的にやらなくてはならない。

そういう嫌なことでもそれを好きになってやらなくてはならないし、そういう事を教えるという事が求められていると思うな。

つまり、規律を守り、礼儀よく、自制心をもって社会的にも、社会的な弱者や歳を召された老人を尊敬して奉仕活動をするなども大切なことだと思う。

この世を、快適に過ごすには、やらなくてはいけない義務を好きになる事ってサイババさんも言っておられるけど、本当にその通りだと思うな。

現に自分は、母の介護を十年以上してきたけれど、それを負担ではなく、好きになろうと努力して来たからやり遂げることが出来たと思う。



でもそういう事は日本のシュタイナー学校の方が進んでいるやろな。

日本でのシュタイナー教育は、西洋にあるシュタイナー学校よりも、もっと人々の中に儒教や仏教の教えが生きているのでいい条件だと思う。

モラルもあって規律や自制心、奉仕活動も積極的にやる日本独自のシュタイナー学校が出来れば素晴らしいやろうね。

こちらでも両親にシュタイナー教育の事をもっと正確に理解してもらうために努力しているが、先ほども言ったように子供を学校任せにする親が多い。

学校のために色々な奉仕活動があるが、そういう活動に全然出て来ない両親も少なくない。

それで、否応なくペナルティーを課す事もある。

つまり、罰金を取るんや。やむえない処置だけれど、こうしないと親が出て来ないからな。
やはり学校と生徒、教師と両親も積極的に協力して運営していかなくてはならないやろうな。

そういう意味で、今世界各地で設立されているEHV教育はとてもユニークだと思う。

というのも、良い人格を持った生徒を家庭と協力して育て上げて行く事を目標としているからや。

日本語で言うと人格形成教育Education in Human Valueと言うんやけれど、優れた人格を持った子供を育てる教育かな。

これは大いに注目されて良い教育制度だと思う。

それに、全て寄付で賄っているので無料というのがええよな。
日本でもまだ、週末とかにやりはじめているところがあちこちで、出て来たようやな。バル ヴィカスという名前でやっているようやな。

自分は、EHV教育とシュタイナー教育の良いところを取り上げてれば、良いものが出来るんじゃないかなと思うんや。

ポニョ:素晴らしい人格形成を創る教育か。それも素晴らしいな。

でも、おいらのように生まれつき素晴らしい人格を持っている者にとっては、必要無いよな。

ヨシオ:ポニョはいつまでも寝言を言ってないで、早くカエルをお腹に乗せて鯉の池でピョンピョンしておいで。



“教育の目的は人格を培うことにある」といわれます。
今日の人々が高貴な人格を失ってしまったために、尊敬や崇敬の心もまた次第に失われつつあります。”

“もしも子供が未だ幼い内から嘘を言ってもいいように思い、偽りの心を持っているとその癖は、後になればなるほど大きくなっていきます。
逆に幼い内から、真実こそは人生の基本だと教えていれば、子供は立派な人格者に育ち多くの偉大なことを成し遂げるでしょう。”

“人の運命は幸運であれ不運であれ、人格によって決定されます。
よい行いを常に実践することによって、人格は磨き上げられます。”

“知性と共にまた、人格も磨かなければなりません。
なぜなら知性だけを用いて社会に奉仕することは出来ないからです。
他の人の苦しみを和らげるために、自分の楽しみをも犠牲にできることが、良い人格をつくる上でとても重要だからです。SSSVol10p49”

“太古の昔、母親のミルクで育った子供は良い人格者へと成長して行きました。
今日、子供達は母乳では無く、缶ミルクで育てられています。
その結果、子供達は缶ミルクに見あった心しか持ち合わせていません。”


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