サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

インタビュー特集(40)私達は一つの巻

2017-04-15 16:00:38 | 日記



ポニョ:今日のインタビューの最後の方でサイババさんは「私とあなたは一つではないのです。私とあなたは「私たち」なのです。私たちと私たちは一つなのです。
私はそちらにもいるし、あなたがたはこちらにもいます。何の違いもありません。」とおっしゃったけれど、サイババさんと私は一つであると考えると、自分だけが神と一緒になるんだという小乗仏教の世界になってしまうから、全ての人々が神だという観点を持たないといけないと言って諭して下さったよな。

ヨシオ:霊的な観点では私と神の関係がとても重要やけれど、サイババさんはもっと周りのみんな事を考えろ。君の人生は君の周りにいる全ての人々に中におられる神さんを見ていくのがとても大切やって言っておられたな。

ポニョ:それって究極の霊性修行やぜよ。でも霊性修行って個人と神さんの関係やろ。だからおいらがいつもツイッターしているように世俗的な事にあまり首を突っ込んだら、神さんとの関係が薄くなって来るって言ってなかったか?

ヨシオ:人の心の中にある椅子はただ一つしか無いんや。そこに神さんが座るのか、それとも自分が自分だと思い込んでいるエゴポニョが座るのかは、それぞれの人によって変わって来るんや。

ポニョ:アルドラッガーさんは、大陸間弾道弾ミサイルの研究を長年やって来られたので、その危険性を十分知っていて、いつもその恐怖におののいていたんや、でもある日インタビュールームでサイババさんに、いくら世界が滅びそうになっていても君は心配する必要はないじゃないの。だってその前に君が肉体から離れてしまったら君はミサイルの一体何を心配しなくてはいけないんだ?って聞かれたんや。

ヨシオ:しかしだからと言って世俗で生きている俺たちは、世俗から全く切り離して生きるなんて出来っこないやろ。だって子供だって学校に行かなくてはならないし。だから毎日の生活で神の御名を唱え、全ての行為を神さんに捧げるって大事な事なんや。そうすれば人の行為は神への捧げ物となって神聖化されるし、その人の行為はその人に影響を与えなくなるんや。しかしいくら人里離れたところに住んでいても、人はこの世界やあの世界でも想念の力などで繋がっているから、世界で一旦何かが起こったら、その影響から逃れるってとても難しいけどな。

ポニョ:逆に個人がルッドラムのようなパワフルなヴェーダを唱えると、その波動は世界を駆け巡るぜよ。というわけで今日も張り切って行きましょう。


あなたがたはこのシェッド(小屋)に座っていますが、この小屋の基礎は何でしょうか?

土台がこの基礎になっていますが、土台がなければ壁は強くならないですよね。

壁が無ければ屋根もない。屋根が無ければ住むことができません。

それゆえに、アートマへの確信は土台なのです。

アートマへの満足は壁のようなものです。

アートマへの犠牲は屋根のようなものです。

アートマへの気づきは生命です。

悟りこそが生命です。

気づきなさい、悟りなさい!

あなたがたは、「私は悟りが欲しい」と言います。そのためには、あなたがたは自分自身を知らなければなりません。

あなたがたは誰だろうか?

(指差しながら)これは私の肉体である。これは私のマインド(思考的心)である。これは私の手である。これは私の足である。これは私の頭である。では、私とは誰ですか?

(一同笑い)

これを自ら問いなさい。これは、とてもとても重要です。

あなたがたは、「これは私の肉体です」と言う。「これは私の足です」、「これは私のマインドです」と言う。では「私」とは誰ですか?

私は肉体とは別のものですよね。私はマインドとは別のものでもあります。

(ハンカチをつまんで捨てる)これは私のハンカチです。

(一同笑い)

ハンカチは私とは別のものです。これは椅子、椅子は私とは別のものです。

あなたがたが「これは私の肉体」と言うなら、あなたがたは肉体とは別のものであり、肉体ではないですよね。これが最初の問いかけだです。

あなたがたは、これは自分のマインドだと言うなら、あなたがたは心とは別のものであり、心ではないのです。

あなたがたは元々、心とは別の存在です。別、別、全く別の存在です。

「これではない、これではない…」、これはヴェーダーンタ哲学で、「ネティ、ネティ…」(これではない、これではない、)と言っていく手法です。(*グニャーナ ヨーガの典型的手法。あらゆるものを識別していき、最後に否定しようのない唯一のものが残る)

私は肉体ではない。私はマインドではないという風に。

私はアートマ(真我、内在神、真の私)である。アートマは不変である。

マインドは常に変わり続けます。マインドは猿のようなものです。マインドは狂った猿のようなものです。

(一同笑い)

そのような猿に従ってはなりません。

生まれたとき肉体は子供です。10年後、少年と呼ばれるようになります。30年経つと大人と呼ばれます。75年もすると、おじいさんと呼ばれます。

これら四つの名前は、ただ一人の人間に付いているだけです。その間肉体は変化しつづけます。

しかし神は変化しません。神は不滅です。神は常に存在しています。

それでは不滅とは何を意味するのでしょうか? これを自らに問いなさい。

不道徳を取り除くことが不滅への唯一の道であると言われます。それでは不道徳とは何でしょうか?

悪い思い、エゴ、嫉妬心、憎しみ、怒り、これらが悪い思いです。

(通訳が訳さなかったのでサイババが訳すように目で促すと、通訳は「これら全ての悪い性質です」と訳す。一同爆笑。これらの単語をサイババは英語で話していたため、みな通訳なしで理解していた)

悪い性質を取り除いたときに不滅は手に入ります。これはとても重要です。

人々はただ銅像のように、ジャパム(御名を繰り返し唱えること。唱名、念仏)やディヤーナム(瞑想)をしているだけです。そのような態度を私は好みません。

(一同笑い)

なぜなら、人々はただ座って目を閉じているだけで、まるでカメラに向かってポーズをとっているようだからです。

(一同爆笑)

マインドはあちこちにさまよっています。そんな人々を信じてはなりません。彼らは派手に見せかけているだけです。彼らはマインドを台なしにするハンターです。そのような人たちに従ってはなりません。

いつも幸せでいなさい。

「私は神」、「私は神」、「私は神」と考えなさい。あなたがたも神なのです。そのように考えなさい。

あなたがたは一人の人間ではありません。三人です。あなたが自分だと考えているあなた。それは肉体です。

他人があなただと考えているあなた。それはマインド(思考的心)です。

本当のあなた。それはアートマ(真我、内在神、真の私)です。

あなたが自分だと考えているあなた。それは肉体に過ぎないのです。私は何歳、私は女、私は男…。あなたがたが自分であると考えているものは全て肉体に過ぎません。

他人があなただと考えているあなた。これはマインドです。つまり他人は、あなたが良い人か悪い人かを考えています。あなたがたは良い性質や悪い性質を持っています。

あなたが自分だと考えているあなたは自意識(エゴ)に過ぎません。つまり感覚です。他人があなただと考えているあなたは良心(どういう人間であるかという、マインドが創り出したイメージ)です。

本当のあなたは純粋意識です。純粋意識は永遠なるものです。良心は変化します。

自意識(エゴ)には多くの浮き沈みがあります。自意識は水の泡のごとき肉体のようなものです。肉体に従ってはいけません。マインドにも従ってはいけません。

あなたは純粋意識です。あなたは不変です。あなたは神です。

「私と神は一つである」と考えること。

これは正しくないです。最初からそう考えるのは正しくないです。

(バクタ帰依者の一人を指差して)「私と神は一つである」と言うのは正しいだろうか?

バクタ(神を愛する者、帰依者)たちは口々に「はい」と言う。

私とあなたは「私たち」です!!

(一同爆笑)

私とあなたは「私たち」です。私たちと私たちは一つです。私たちは一つです。

(一同笑い)

私の許へ来る多くの人が「私とあなたは一つです」と言います。

(一同笑い)

私とあなたは一つではないのです。私とあなたは「私たち」なのです。私たちと私たちは一つなのです。

私はそちらにもいるし、あなたがたはこちらにもいます。何の違いもありません。

神性は自分の中にあるという確信を持たなければなりません。

あなたがたはアートマ スワルーパ(真我の化身)です。これがヴェーダーンタ哲学なのです。すなわち、「私はアートマたるブラムハン(絶対実在、神)です」(笑顔)

それがアートマなのです。

イエスのお墓があった!

2017-04-15 04:00:35 | 日記
サイババさんが肉体を離れらてから六周年と再降臨の前夜祭を兼ねて、サイババさんの御講話の中から特に心に響いた甘露のような御言葉と、英知の教えを網羅しました「サイのメッセージ」という本を公開しました。
https://bccks.jp/bcck/149385/info
以前公開しました「Sai's Messages for the Golden Age 」の増補改訂版です。以前の倍近い七十七万文字を超えた内容は多彩にわたり、項目も増えました。元本は「Pages」を使っていますので圧縮して400ページに抑えましたが、bccksではページ数は2736ページもあります。目次のページ数は「Pages」を基にしたものです。ページ数はダウンロードされる媒体によって変わって来ます。bccksの都合により今回はepubには対応出来なくなりましたが、bccks reader のアプリでも読む事が出来ます。紙本の設定はまだしておりません。電子本はもちろん無料です。容量が大きいのでダウンロードに時間がかかるかもしれませんが、サイのメッセージを通じて読者の皆さまにサイの恩寵が行き渡りますようにお祈り致しております。本当にありがとうございました。


神はどうしたら体験できるのでしょう?
第一の必要条件はハートの純粋さです。
すべての宗教は、純粋さが根本的に重要であることを確言してきました。
すべての霊性修行の目的は平安に到達することです。
あらゆる生き物に対する慈悲は神への信愛です。30/3/87

ポニョ:今日はお約束通り、エジプトで農夫によって発見されたトーマスが記録したと言われるイエスの言葉を紹介しますね。
http://space.hatenablog.jp/entry/2012/02/02/104533様より

全文は
https://www.amazon.co.jp/トマスによる福音書-講談社学術文庫-荒井-献/dp/4061591495
をどうぞ

These are the secret sayings which the living Jesus spoke and which Didymos Judas Thomas wrote down.
これらは、生きているイエスが語った、秘密の言葉である。そして、これをディディモ・ユダ・トマスが書き記した。

(1)
And he said, "Whoever finds the interpretation of these sayings will not experience death."
そして彼は言った「これらの言葉の解釈を発見した者は死を経験しないだろう」
(2)
Jesus said, "Let him who seeks continue seeking until he finds. When he finds, he will become troubled. When he becomes troubled, he will be astonished, and he will rule over the All."
イエスは言った「発見するまで、探しつづけるようにしてあげなさい。彼は、見つけたとき、戸惑うだろう。当惑してさらに驚くだろう。そのとき、彼はすべてを支配する」
(3)
Jesus said, " The kingdom is inside of you, and it is outside of you. When you come to know yourselves, then you will become known, and you will realize that it is you who are the sons of the living father. But if you will not know yourselves, you dwell in poverty and it is you who are that poverty."

イエスは言った「神の国はあなたの中にある。外にも。自分自身を知れば分かるようになる。自分が生ける父(=神)の子であることを理解するだろう。しかし、もし己を知るつもりがないのなら、貧しい状態になる。貧困になってしまうのである」

ヨシオ:これは禁書になるやろな。だってこれは現在のキリスト教の一神教的価値観やったらタブーやろ。「私だけが神なのでなく、実はあなた方全員が神なのだ」とか「真に自分自身を知れば、自らが神であることを理解するだろう」なんて言ったら。

ポニョ:でもイエスさんがこんなにハッキリと神への道を正しく示しているのに、それを禁書扱いにするって何処か間違っているぜよ。だからいつまで経ってもキリスト教徒は自分たちは罪人で、その罪をイエス様が十字架にかかる事によって取って下さったと言って罪の意識を拭い去る事が出来ないんやろな。それに転生についてもイエスが弟子のペテロに師匠のことを聞かれた時に「洗礼者ヨハネは預言者エリヤであった」と答えているという事は「ヨハネの前世はエリヤだった」ということやぜよ。

ヨシオ:ポニョはいろいろ詳しいな。さすが雑学博士やな。俺はキリスト教系の学校に行って聖書の時間もあったし、聖歌隊にも入っていて宣教師の話は充分聞いたから、そこそこキリストの教えは知っているけれど、今ポニョが言ったような話は初めて聞いたな。

ポニョ:輪廻転生の話やけれど、キリスト教が輪廻転生の事を認めなくなった事によって良かった点は、私はイエスの生まれ変わりですよと言って、イエスの偽物がイエスの死後に現れる余地を無くしてしまったことなんや。サイババさんが肉体を離れて、早速インドでも偽物が出て来てるやろ。ムッディナハリで。

ヨシオ:まだあの連中は活動をしてるんか?アフリカで警察に金集めをしているペテン師やという容疑で捕まったとか言ってたやろ。

ポニョ:それ以来おいらもあまり気にしていないので知りません。

ヨシオ:いろいろと俺のところにもややこしい輩がやって来たけれど、確かに輪廻転生を否定したらそういう偽物が出て来れないもんな。

ポニョ:そういう点ではキリスト教が輪廻転生を否定したのは正解やったぜよ。でないと今頃世界は偽キリストだらけになっているぜよ。この文書で興味深い言葉は、人が生き物を食するとその生き物は人となって生まれ変わるという意味の事が書いてあるんや。

イエスは言われた。「人間に食べられる獅子は幸いである。そうすれば獅子は人間になる。しかし、獅子に喰われる人間は禍いである。そうすれば、人間は獅子になる。」

ヨシオ:本当や。これってサイババさんが言っておられるのと一緒やな。

ポニョ:そしてこんな事も書いてあるんや。

きょう、あなたがは死んだものを食し、それらを生かす。しかし、あなたがたが光の中にいるとき、あなたがたは何をするであろうか。あなたがたが一つであった日に、あなたがたは二つになった。しかし、あなたがたが二つになったとき、あなたがたは何をするであろうか?」

イエスは乳を飲んでいるいくにんかの幼な子をごらんになった。そして彼は弟子たちに言われた。「乳を飲んでいるこの幼な子たちは御国に入る者たちに似ている。」弟子たちは彼に言った。「それではわたしたちは幼な子として御国に入るのでしょうか?」イエスは彼らに言われた。「あなたがたが二つのものを一つにするとき、そして、内を外のように、外を内のように、上を下のようにするとき、そして男性と女性とを一つにするときに、〜あなたがたは御国に入るであろう。」


ヨシオ:これって不二一元の教えやろ。最初は一つやったけれど、二つになったんや。二つになったらまた一つにならなければいけないんや。ふーん。これが本当にイエスさんが言われたんやったらすごいハイレベルな教えやな。ところでその前に言われた、死んだものを食べるって魚や動物の肉は死んでいるけれど、それらを食べたら、それらの霊体を食べた人が取り入れるので、それらの死んだ生き物は人となって生まれ変わるやろ。だからそれらを生かすって言われたんやろな。面白い。当たっているやないの。

ポニョ:面白いやろ。おいらも初めて読んだ時は驚いたぜよ。はっきりと、ここまで不二一元の教えや輪廻転生の事をイエスが述べていた事を知って。もしこの文書が本物やったらセンセーショナルやぜよ。またこういう事も書いてあるんや。

イエスは言われた。「まことに、人々はわたしが世界に平和をもたらすために来たのだと考えている。しかし、彼らはわたしが地上に不和、火、剣、戦争をもたらすために来たことを認識していない。まことに、ある家に5人いれば、3人はふたりに、ふたりは3人に、父は息子に、息子は父に対立するであろう。そして、彼らはひとりで立つであろう。」

ヨシオ:これってサイババさんが、自分は破壊の神シヴァ神だと言っておられるのと一緒やな。

ポニョ:神さんって創造する神さんであるブラフマー神、世界を維持するヴィシュヌ神、そして世界を破壊するシヴァ神の三人の神さんがいるもんな。

イエスは言われた。「人々があなたがたに[どこから来たのか]と尋ねるならば、こう言いなさい。[わたしたちは光から来た。光が自ら生ずる場所から。それは立って彼らの像において現れた]。彼らがあなたがたに[あなたがたはだれか]と言うならば、[わたしたちは彼の子らである。わたしたちは生ける父の選ばれた者たちである]と言いなさい。彼らがあなたがたに[あなたがたの中にあるあなたがたの父の徴は何か]と尋ねるならば、[それは運動と休息である]と彼らに言いなさい。」

また

「私は彼らすべての上にある光である。私は全てである。すべては私から出た。そして、すべては私に達した。」

ヨシオ:ふーん。良い事を言っておられるな。光から来たってその通りやな。俺たちは光が自ら生じる場所からやって来たんや。

ポニョ:また、人は肉体ではなくアートマやって事を書いてあるんやで。

イエスは言われた。「なぜあなたがたは杯の外側を洗うのか。あなたがたは、内側を造った者が、また外側を造った者であることが分からないのか」

ヨシオ:確かにこれは人は肉体ではなくアートマだと言ってるな。

ポニョ:また「どの女たちも、彼女らが自分を男性にするならば、天国に入るであろう」と謎のような言葉も言っておられたな。

ヨシオ:どこが謎やねん。サイババさんはこの世界を創造された創造神のみが男性で、創造されたものは俺たちも入れて全ては女性原理で出来ているって言っておられるやないか。つまり創造物である俺たち人間は創造者である神と一つにならなければいけないという意味やないか。だからこのイエスの言葉は100%正しいんや。でもこの文書が七十年前に発見されているのに、どうしてあまり世に知られていないんやろな。不思議やな。

ポニョ:おいらもこの文書についてはよく知らないけれど、このトーマスの福音書はキリスト教の正統派からは捏造されたものやとか言って残念ながら正式に認められていないんや。でもサイババさんは聖書に書いてある事は、今までいろいろと改竄されたり削除されたりした部分がたくさんあるって言っておられたから、このエジプトで発見された文書は本当にイエスの言葉である可能性が大きいぜよ。イエスが磔にあってから生き返り、その後弟子達を引き連れてインドまで行ったとサイババさんは言われているんや。スリナガルの寺院にイエスのお墓があったぜよ。こういう事を言えばキリスト教徒の人たちは騒ぎ出すからもうこれ以上言わないけれど。

ヨシオ:騒がしておけばええやないか。ポニョは一体何をおそれているんや。確かリチャードボックというアメリカ人が、サイババさんの言葉を元に「イエスの失われた日々」という映画を作ったよな。俺もその映画を昔見たような記憶があるな。その中で確かトーマスの福音書についても言及していたような気がするな。でもスリナガルにイエスのお墓があるってすごいよな。俺もある本でスリナガルにあるイエスのお墓の写真を見たことがあるんや。
https://m.youtube.com/watch?v=ce-727XCOCA

ポニョ:スリナガルってヒマラヤの山の中に小さな街やけれど、あちこちにラマ教の僧院があるんや。そこに昔はあんたのような世捨て人がたくさん住んでいたんやろな。そのトーマスの文書にも、あんたのような「自己自身を見出す者に、この世は相応しくない」って書いてあるぜよ。

ヨシオ: 俺はまだまだ自己自身を見出せるまでは行かないけれど、俺は好き好んでオーストリアの僻地に住んでいるわけじゃないんや。サイババさんが導いて下さったから住んでいるんや。誰も、夏は暑く、冬はよく冷えるこんな地の果てのような所に住みたくないやろ。サイババさんは、自分がしなければいけない事を好きになりなさいと言っておられるからその通りにしてるだけなんや。自分が好きなところに行って住みたかったら、もっと暖かいところに行きたいな。

ポニョ:地軸が傾くまで待つのです。そうすれば極地の氷が全て溶けて地球全体が暖かくなるでしょう。それとも、それまで待てなかったらしっかりストーブを付けて部屋を暖かくする事です。

ヨシオ:えらい次元が違い過ぎる解決法やないか。

あなたの内には真の幸せがあり、神聖甘露の光の海が広がっているのです。
あなたは自分自身のうちにそれを見つけ出し、感じ、解き放ちなさい。
あなたの真の自己はそれなのです。
それは、身体でも、心でも、知性や頭脳でもありません。
それはまた、欲望でも無く、それを抱く事でもなく無く、また、欲望の対象でもありません。
あなたはこれらを全て超越した所にいるのです。
これらは、単なる現れにすぎません。
あなたは、優しく咲く花々、キラキラと瞬く星々なのです。
それらを通じてこの世界にあなたは現れるのです。
これらすべての素晴らしいものがあなた自身であるというのに、あなたは何かまだ、この世界に欲しいものがあるというのですか。
ゴールにたどり着けるのは純粋なハートの持ち主だけです。
あなたのハートに従いなさい。
純粋なハートは知性を超越して探求します。
純粋なハートは、神から直接インスピレーションを得ることが出来るのです。PD26