サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

霊的レベルと神の化身

2017-03-25 16:00:15 | 日記
サイババさんが肉体を離れらてから六周年と再降臨の前夜祭を兼ねて、サイババさんの御講話の中から特に心に響いた甘露のような御言葉と、英知の教えを網羅しました「サイのメッセージ」という本を公開しました。
https://bccks.jp/bcck/149385/info
以前公開しました「Sai's Messages for the Golden Age 」の増補改訂版です。以前の倍近い七十七万文字を超えた内容は多彩にわたり、項目も八百以上もあります。元本は「Pages」を使っていますので圧縮して400ページに抑えましたが、bccksではページ数は2736ページもあります。目次のページ数は「Pages」を基にしたものです。ページ数はダウンロードされる媒体によって変わって来ます。bccksの都合により今回はepubには対応出来なくなりましたが、bccks reader のアプリでも読む事が出来ます。紙本の設定はまだしておりません。電子本はもちろん無料です。容量が大きいのでダウンロードに時間がかかるかもしれませんが、サイのメッセージを通じて読者の皆さまにサイの恩寵が行き渡りますようにお祈り致しております。本当にありがとうございました。

鈍性を有する者は神の姿を見ること(ダルシャン)がかなうのみであり、激性を有する者は会話(サムバーシャナ)も得ます。浄性を有する者はさらに触れ合い(スパルシャナ)も得ます。78夏期講習

ポニョ:最近、サイのメッセージという本を公開したけれど、結構内容が豊かやな。一体いくつぐらいの項目があるんかなと思って数えたら八百以上もあったで。

ヨシオ:項目の数を数えてどうするんや。表示されている字数は八十万近くもあったので、結構ページ数が増えたなと思ってたんや。以前公開した「Sai's Messages for the Golden Age」 に載せたサイババさんの御言葉は、英語の講話が載っている本から抜き書きした御言葉を翻訳したんやけれど、今回は、日本語で読める講話から抜き書きして書いたんや。だから結構早く出来たな。

ポニョ:サイオーガニゼーションの翻訳担当者の方、有難うございました。思ったより早く出来たそうです。

ヨシオ:今回はサイババさんの再降臨が近づいているので、しっかり講話を読み直そうと思って、日本語で読めるサイババさんの講話サイトを最初から全部読み始めたら、英語と違ってしっかりと心に伝わって来た御言葉がたくさんあったので、それらを抜き書きして付け加えて行ったんや。今まで発表された全講話を読み終えるのに一ヶ月以上もかかったな。

ポニョ:日本語で読める御講話と言っても60年代からあるから、半世紀分もあるんやろ。軽く見積もっても一年に十回ぐらいは講話されるから、五百本ぐらいの講話があるで。そのうち日本語になっているのが多分三分の一ぐらいやから二百本ぐらいは読まなくてはいけないよな。それを三十日で割ると一日当たり七本ぐらいの講話を読んだんか?

ヨシオ:大まかな計算やな。でもそんなもんかな。毎日十本は読んだな。野暮用で忙しい時は一日当たり二、三本ぐらいしか読めなかったけれど。俺は朝早起きやから、早朝はブログの記事を書かなかったら、瞑想以外にする事がなくて暇なんや。最近、記事を書いていないし。でも毎日、サイババさんの世界の中に入れて嬉しかったな。また今度トライしようかな。その時の自分の精神状態によって、サイババさんのどの部分の御言葉が心に響くかが違って来るんや。いや〜本当に充実してた。本が完成した朝にサイババさんが夢に来て下さって、幸せそうに俺に微笑んでくれたんや。

ポニョ:サイババさんも毎日、帰依者に思われるのが一番幸せやもんな。神さんって割と自己顕示欲が強いのかもしれん。

ヨシオ:なんでやねん。サイババさんは、俺が神さんの事を思っていたから喜ばれたんや。
ポニョ:でもサイババさんは、帰依者が教えを知れば、そのサイの教えの一つや二つを実践する事を期待されているぜよ。

ヨシオ:それと俺がサイの講話を全部読んでまとめるのと、一体何の関係があるんや?教えを知らないと実践出来ないやないか。

ポニョ:またそこで噛み付く。それがあんたの悪い癖やぜよ。まるでヤーさんと話しているみたいや。

ヨシオ:今回、サイババさんの講話を全部読み直してみて興味深かったのは、サイババさんは、帰依者の霊的レベルに応じて話されている内容を調整されている事やな。それに晩年は、不二一元論の見方が出来るように、それをいろんな例を出してプロモートされて来ておられたな。

ポニョ:ふーん。最初から順番にサイババさんの御講話を読むと、そういう事が見えて来るんか。面白い。人の霊的レベルの違いに応じて話される内容を調整されるって面白いよな。例えば?

ヨシオ:例えば夢の話やけれど、夢の話に入る前に、先ず霊的レベルの違いに応じて神の化身はどのように帰依者を扱うかという話からすれば、サイババさんは、人の前世からの善徳やカルマによってサイババさんのアシュラムに来れるかどうかが決まると言っておられるんや。せっかくアシュラムに来てもまだ一定のレベルに達していない人は、何度アシュラム通いをしてもサイババさんのダルシャンに参加出来ないんや。

ポニョ:その話はこのブログでも何度か紹介したぜよ。ラジニーシの帰依者が、何度もプーナにあるセックスヨギの元に行くついでにサイババさんのアシュラムに寄っても、一度もサイババさんに会えなかったという話が面白かったぜよ。でもおいらの知っているラジニーシの帰依者は、おいらと一緒にサイババさんにインタビューに呼ばれたぜよ。いつもラジニーシのシンボルカラーのオレンジ色の腰巻きをしてダルシャンに並んでいるので、めちゃ目立ったんや。サイババさんは彼に、「お前は怠け者だ」と手厳しく叱っておられたぜよ。

ヨシオ:そんなセックスヨギに従っていたら、サイババさんは一言三言、苦言を呈されるやろな。でも俺はラジニーシの帰依者が全て霊的レベルが低いなんて一言も言ってないやろ。話を元に戻すけれど、ようやく人がサイババさんのダルシャンに出れても、その人の性質によってサイババさんの対応が違うんや。性質が鈍性な人は、ダルシャンに出てもサイババさんの御姿を遠くから見れるだけなんや。でもいつもアクティブで、心をコントロール出来ないけれど、いろんなサイの活動に参加している激性な性質を持っている帰依者は、サイババさんのダルシャンに出たら、サイババさんが話しかけて下さるんや。

ポニョ:それっておいらやぜよ。最初の頃は御姿を拝する事しか出来なかったけれど、アシュラムでキャンティーンで働き始めたら、目の前に来られて「お前はどこから来たの」と言って話しかけて来られて、インタビューに呼んで下さったんや。

ヨシオ:そうか。そういやそんな話をしてたよな。そして、帰依者が浄性の性質を持ち始めるとサイババさんは、自らその帰依者の前に立って帰依者にその御足を触れるのを許されるんや。

ポニョ:おいらはダルシャンの時に、歩いておられるサイババさんの御足を触れる事は何度もあったけれど、おいらの目の前に来られて触れなさいというような体験は無いぜよ。

ヨシオ:インタビューに呼んでもらっただけでもええやないか。俺はサイババさんが目の前に立たれて何度も私の足に触れなさいといわれた体験があったな。サイババさんが誰かと長い間立ち話をしている間、その人の前ではなく、俺の目の前に止まっておられたから、その間、最高三分間ぐらいずっと御足に触れていたこともあったんや。

ポニョ:それってめちゃラッキーやな。

ヨシオ:でもやがて、サイババさんは帰依者に「私の肉体だけを追ってインドにまで来なくてよろしい。私は一人ひとりの心の中に鎮座しているから、あなたの中にいる私を探し求めなさい。」と帰依者達が次の霊的レベルに上がるように諭されるやろ。

ポニョ:アシュラムには、サイババさんの神の化身の近くにいつもいて、ダルシャンやインタビュールームで直接サイババさんの指示を受けなかったら、何もしない帰依者がたくさんいるぜよ。

ヨシオ:俺の知り合いもアシュラムに住んでいるけれど、そんな感じの人やったな。でもその人はもう年で引退されていたからずっと余生を神の化身の元で過ごしたかったんや。やがて、サイババさんはその人の中にいつもいて導いているよという事を示される為に、その人の夢の中に現れて、いろんな指示や教えを夢の中で説かれるんや。

ポニョ:それってまるであんたみたいやな。あんたも帰依者になった当時から、よくサイババさんが夢に出て来られたもんな。

ヨシオ:そうやったな。初めてインドに行こうとした時も三月やったけれど、「五、六、七月は暑いから八月以降に来なさい」と夢の中で言われたな。その頃、俺はいつ頃インドが暑いか知らなかったんや。それにその頃、中国のパスポートを持っていたので、中国とインドは国境紛争でもめていて、旅行社から中国パスポートではインド政府に直接問い合わせる本国紹介になるから、ビザ発行に一年近くかかり、しかも旅行者でもビザが降りるかどうか分からないと言われたけれど、八月の第一週にビザが下りたんや。そして旅行社に行くと、九月に、インドに行く為に飛行機に乗ると、スチュワーデスが、エコノミーチケットしか持っていない俺たちを、ファーストクラスの席に案内してくれたんや。

ポニョ:そんなエピソードがあったよな。しかも息子さんはパスポート無しでインドに行って帰って来たんやろ。考えられないぜよ。そんな話を聞いた事がない。

ヨシオ:神さんが意図すれば何でも可能なんや。夢の話に戻るけれど、帰依者がサイババさんの夢にばかり頼ってしまうというのも、まだ神と帰依者という二元論に縛られている証拠なんや。だからそうではなく、自分が神だという事を悟らせる為に、サイババさんはそのレベルの帰依者に「夢に出てくるサイババは、実は君が作り出しているんだよ。君が自分で夢の中に出て来る私を創造しているんだ。私って一体誰かよく考えてごらん?」という事を御講話で言われたんや。

ポニョ:そういや、サイババさんの夢をよく見る人は、夢に出て来るサイババさんの教えや指示だけに頼ってしまって、そのレベルに留まっているような帰依者を知っているぜよ。おいらはそんなにしょっちゅうサイババさんが夢にやって来て羨ましいな、と思っていたから、「サイババさん、自分の夢に現れて下さい」といつも頼んでいるのに。

ヨシオ:このようにサイババさんは、帰依者のレベルに応じて御講話の内容も調整されるんや。ポニョは人の事を羨ましがらなくても、サイババさんは起きている時に、その人がどれくらいサイババさんの事を思っているかに応じて、その人の夢に現れると言われているから、もっとしっかりとサイババさんの事を思う努力をすればええやないか。

ポニョ:自分では毎日しっかりとサイババさんの事を思って生活しているつもりなんやけど。特に食事の前はしっかりと手を合わせて「いただきます」って言ってるし。

ヨシオ:それは子供でもやってる事やないか。

皆さんは、昨夜スワミが自分の夢に出てきた、などと言います。
これは正しくありません。
私は誰の夢の中にも現れません。
あなたが自分の夢にスワミが現れてほしいと熱心に求め、絶えずそのように考える時、その熱烈な願望があなたの夢の中で形をとるのです。25/10/04