RheingauのRieslingについてです。

今日はRheingauのRieslingについて語ってみます。Rheingau‥‥‥僕らドイツのRiesling好きにとっては基本のキですよね。昔は例えば古賀先生直系のもう見捨てた業者からはこの地域は土味が特徴などと教えられたものですが今は醸造所や地所によるとは思いますが段々とエレガントな方向へ向かっていっているように思われます。

ボトルも形状が90年代後半になってから変わって来て茶色のボトルから青色のフルートボトルを採用するところが多くなりました。まぁ、これは他地域との差別化の為のようですが。

今から100年弱程前、世界で最も高値でロンドンのワイン市場で取引されていたのは5大シャトーでもヴォーヌロマネの名だたる地所の赤でもなくRheingauの今のワイン法でいうtrockenかhalbtrockenのRieslingだったそうです。英国ではHochheimからとって「ホック」と言えば未だにRheingauの白ワインの意味で通じるそうです。

良いこの地域のRieslingは顔立ちが整った教養ある美人を想像させます。僕的な妄想ですが天海祐希さんや木村佳乃さん、知花くららさんがイメージが近いのです。先日とあるワイン雑誌を読んでいたら知花さんが特集された記事を眼にしたのですが相当ブルゴーニュやカリフォルニア、日本のワインに詳しいとのことでした。今迄で一番印象に残ったワインは82年のムートンロートシルトを挙げていましたがもし僕が知花さんの事務所とコネクションがあったなら色々この地域のを試飲して頂いて開眼して頂きたい限りなのですが(笑)。今の日本のワイン業界の現状ではまず無理と思いますが。ドイツワイン基金も日本を初めとしてアジアから撤退するそうですし。僕も地道にワイン会などで開眼する人を見つけたいと思います。