すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

あの臭いの花が、こんなに可愛かったなんて!

2016-06-07 | 季節

 

すっかりご無沙汰してしまいましたm(__)m

何度も尋ねてくださった方々、
ごめんなさい。
そして、
ありがとうございます。

今日は梅雨らしい空模様ですね。
昨年から畑も人に借りてもらっているのですが、
その片隅で今年は、ドクダミの花がめっきり増えていて
びっくりしました。

「この草の気品の前で私は位負けしそうになった」
「この花の姿は、茶花にしたいくらい上等な風情がある」

こうどくだみの花を讃える堀文子さんの文章に出逢ったのは、
何年前だったかなあ
あの独特の臭いに、
じっくりと見ることさえしてなかったドクダミを。

ふと畑の出入り口に小さなドクダミを見つけて、
いつか私にも堀さんの気持ちがわかるかしら?と、
畑の隅に移しておいたんです。

今思うに・・・

なんて可愛らしいこと!
ハート形の葉っぱに4枚の潔い白。
花の中心部のびゅっとしたつきもいい。

「むさぼらず、誇らず、黙々と下積みの暮らしに徹する者の底力が、
ドクダミを描く私の体に地鳴りのように響き渡るのだった」。
(堀文子画文集 命といういふもの第二集 「無心にして花を尋ね」より)

堀さんのような感性には程遠いけど
ドクダミの存在に目が覚めるような思いがしました。

何だかんだと、すぐ休憩する私ですが
またブログで綴っていきたいと思います。

どうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m

 


 

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