須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

湿生花園で出会った花々

2018-06-26 11:58:15 | 花・植物
2018年6月26日 <父>

6月上旬に箱根湿生花園で出会った印象的な花々です。

湿地帯の近くで白い花をたくさん付けた大きな木を見つけました。
ウツギとは違う雰囲気。何だろうと悩んでいたら、草に覆われた場所に
樹名板を見付けました。イボタノキのようです。公園に植えられている
剪定した小さい木とは全く違う印象でした。





樹林帯の中で目立っていたピンクの花。コシジシモツケソウ(越路下野草)の表示。
キョウガノコの原種とのこと。須玉のキョウガノコは、鹿に食べられてしまいました。





もっと目立っていた黄色の花。すぐにタマガワホトトギス(玉川杜鵑草)と思いました。
よくよく考えてみると、秋の花が6月上旬に咲くのか自信がなくなりました。





小さな池にあったミクリ(実栗)。実が栗のようですね。
以前、世田谷の丸子川で同種のナガエミクリ(長柄実栗)を観察したことがあります。





すぐ近くにあった白い花をたくさんつけた樹木。これはウツギですね。
一枚目のイボタノキと比べて見て下さい。ウツギは垣根にも植えられます。
ウツギ=ウノハナです。ある年齢以上だとすぐ歌が出ますね。





サンショウバラの花に何とか間に合いました。須玉では、初めて咲いた花を
見ることができませんでした。
葉の形がサンショウ(山椒)に似ているからサンショウバラです。
花は最盛期は濃いピンク色。終わりは白くなります。





湿生林のなかで、群落をつくっていた大型の黄色い花。見たことがないなと思ったら
ハンカイソウの表示。「箱根には生息していない」と記載されていました。
自然エリアのような場所なので、あやうく勘違いするところでした。


2018年6月8日 箱根湿生花園にて オリンパスTG-4
コメント (2)
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