道の駅阿寒丹頂の里を出発して、次は釧路湿原へ。
釧路湿原と一言で言っても、湿原自体は立ち入り禁止区域として指定されていますし、そもそも人の手の着かない広大な土地が広がっている場所ですから、その釧路湿原を見るスポットとなると、その場所も必然的に限られてきます。
釧路湿原を見るための展望台等が数ヶ所あるのですが、今回はルート上「釧路市湿原展望台」へ立ち寄ってみました。ちょうど、道の駅阿寒丹頂の里~釧路市街へ行く途中になります。
釧路市湿原展望台へ到着。
まずは駐車場へ。
駐車場は広々としていて、整備されていました。駐車場への駐車は無料みたいですね。特に料金は徴収されませんでした。
駐車場から階段を上ってすぐ隣に
釧路市湿原展望台があります。
ここは建築設計家の「毛綱毅曠」さんの設計により、湿原に群生する「ヤチボウズ」をモチーフとした、古風な西欧の城を思わせる建物であるとのことで、昭和59年にオープンしたのだそうです。
中は、メインの展望台の他、釧路湿原に関わる様々なものを展示・紹介しているらしいのですが、今回は開館時間の関係上、時間的に微妙であることもあったし(開館時間は18:00まで)また、ここから通じる遊歩道を通っていくと「サテライト展望台」という場所があって、そこはより近くでダイレクトに釧路湿原を一望できるらしいとのことから、そちらへ向かってみることにしました。
尚、遊歩道散策は無料。展望台には入館料がかかります。
なので、今回は釧路市湿原展望台の紹介ですけど、展望台自体には入ってません(笑)そこから続く遊歩道散策がメインとなりました。
「釧路湿原探勝路」と書かれた案内板があり、ここから遊歩道となっています。
ここはもう、釧路湿原の一部なのですね。辺りはもの凄いことになっています。まさに手つかずの自然という感じです。
木道を踏み外すと大変なことになりそうです。
ただ、きちんとした木道が整備されていたおかげで、比較的歩きやすく軽装でも十分に散策することが可能になっていました。
このような道をしばらく進むと
サテライト展望台に到着です。
この先には釧路湿原が広がっているわけですね。
・・・凄い!
ここはどこの外国ですか?
眼前に広がる見渡す限りの湿原地帯。
北海道に来てから、日本離れした風景は沢山見てきたけど、ここもまた凄かったですね。日本にこんな場所があったなんて・・・と、まさにそんな感じです。
これがあるから北海道旅行はやめられない。
こうやって眺めていると、あの向こうはどうなっているんだろうか?と凄く興味をそそられますけど、行けないからこそ、人の手が入らないからこその自然がこうして残っているんでしょう。
それに、湿原ってくらいだから、無理矢理入っていくときっと大変な事になるでしょうね。なんか、凄い危険な生物とかも生息してそうだし(笑)
ともあれ、天気も良くて釧路湿原の眺めも一望出来て満足でした。
釧路市湿原展望台
釧路市北斗6-11(地図)
休館日 年末年始(12/31~1/3)
開館時間 8:30~18:00(5月~10月)
9:00~17:00(11月~4月)
入館料 大人 400円
高校生 210円
小中学生 100円
駐車場 無料
遊歩道散策 見学自由