砂湯を出発して走行中、車のエアコンを外気循環に設定していたため途中から車内に臭いが入ってきました。
温泉などで良く経験したことがあるような、硫黄臭です。
最初は微かなものだったのが、走っている内にだんだん強烈なものになっていき、最後は凄くきつい臭いになっていました。
というわけで、次の目的地硫黄山に到着です。
駐車場に入るときに料金が掛かります。車両毎に料金が別れているので駐車料金と言うことらしいですが、どのみちまず駐車場に入らないと硫黄山にも行けないので、結局お金は払わないといけません。まあ、入場料のようなものですね。
ただ、サイトで調べたところ冬期間の駐車料金は無料らしいです。
駐車場の脇に大きなレストハウスがありました。
中では食事の他にお土産品等も販売されています。ちょっとした休憩にも良いですね。
硫黄山は駐車場からすぐ続いていて、簡単に歩いていくことが出来ます。
吹き出す硫黄の影響からか、周囲には植物がほとんど見られません。
この硫黄山は、別名「アトサヌプリ」とも呼ばれているそうなのですが、アイヌ語で「アトサ(裸)」「ヌプリ(山)」という意味なのだそうです。なるほど、納得です。
少し先の方に、もうもうと湯気(煙?)を吹き上げながら、硫黄が吹き出しているのが見えます。臭いはかなりのものですが、やっぱり気になりますね。行ってみます。
約200m~300mくらいって所でしょうか、登山という程でも無くすぐに到達できます。
すると、
硫黄の吹き出し口のすぐ近くで、硫黄の湯気を利用した温泉卵が売られていました。
一日中ここで売ってるのか・・・・凄いなあ。
折角なので購入することにしました。レストハウスに戻ってから食べてみようと思います。
硫黄の吹き出し口です。
シューっと音を立てながら、もうもうと湯気が立ち上がっていました。
ここまで来ると、もはや臭いも何がなにやらといった感じです。完全に鼻がバカになってました。
硫黄山で登ることが出来るのはここまでです。ここから先は落石の危険性があるとかで登山禁止となっているとのことでした。
レストハウスまで引き返し中に入ると、レストハウスの中は思ったほど臭いは無くなんだかホッと一安心といった感じでした。
テーブルに座って、さっき買ってきた温泉卵を
「ウームこれだ!!」とでかでかと書かれた温泉卵(笑)
正確には「蒸し卵」でした。
赤い卵って高い卵なんですよね・・それとも、硫黄で殻に色が付いたのかな?
袋の中に塩も付いてきましたので、パラパラと振りかけながらいただきました。
ほんのり塩味の効いた蒸し卵。良いですね~、ビールが欲しくなりました。まあ、車なので水で我慢しましたけど、美味しかったです。
硫黄山
上川郡弟子屈町川湯(地図)
見学自由 (ただし駐車場料金は別)
駐車場 普通車 410円
マイクロバス 820円
大型バス 1630円
バイク 100円
12~3月は無料