NHK2006年6月28日
ためしてガッテン
「?にお答えします~環境ホルモン」
環境ホルモン
まだ解明されていない
注意した方がいい!
「環境ホルモンがテーマ。一時期あれだけ騒がれたのに今や全然耳にしない。心配しなくてもいいの?調べてみると、新事実をいくつも発見!ガッテン流で合成化学物質を考える。」
どうも、最近、環境ホルモンは安全などという本が出てきていて、どうなのだろうかと悩んでいました。
その本のなかには、下の「」という本もありました。
そのことについてこたえてくれた、よい番組だったように思います。
環境省での研究はたった一種類の物質をわずか5年間しか実験してないことで、あてにはならないと思いました。
環境ホルモン物質というのも「複合汚染」があるようで、番組では「複合影響」といわれていました。一種類ではなく、多くの物質でさらなる被害も考えられると外国の動物実験では結果を得られたようです。さらに、一世代でなく次世代などにも影響するという結果もあるそうです。
わずか5年で安全などというのは、納得できるものではありませんね。
染井吉野という桜は、100年たたないと、100年しか寿命がないクローン桜だったという考察ができなかったのと同様に長期にみていかなければならないと思います。
この10年間で記事になったの激減しているが、
研究論文の数は反対に増えているという。
まだ、実際はわからないというのが正しい答えのようです。
しかし、予防原則で危険と疑いのある物質は使用しないほうがいいとボクも思います。
まとめとして、
「日本では、ある種の結論が出たような形になり、収束した感はありました。」
「ようやく研究テーマが定まってきたところで、
世界中で着々とすすんでいるところです。」
「はっきりした結論が出るまで、マスコミとしては
扱いにくいのですが、ガッテンで現状をできる限り
お伝えしました。」
くわしくは、ここをクリックしてください。
『シリーズ地球と人間の環境を考える04
環境ホルモン 人心を「撹乱」した物質』
西川洋三/日本評論社2003年
この本を読んで驚きました。
しかし、ガッテンだ!の番組の方が、事実を伝えられていると思います。
この本はとても表現がすごいです。詭弁家としか思えません。
「危険だという人の一○○倍くらいは勉強しておかなければ、安全だとは主張できないように感じます。」
また、こんな表現にも驚かされました。
「環境がきれいになってきたことを知っていながら、それを口に出せば研究の意味がなくなるため、悪くなっているとしか言えない人もいるのではないか?」
ぼくは著者には興味のないほうですが、後ろ書きを読みました。
「にしわか・ようぞう
コンサルタント(化学製品安全分野)。
1943年、和歌山県生まれ。
65年、三菱化成株式会社(当時は三菱油化株式会社)に入社。(※三菱油化株式会社とは四日市ぜんそくとも関係のある企業です。また、三菱化成株式会社公害輸出をした会社です。)
工場にて製造・技術・環境安全を担当。
79年から2003年まで、本社・環境安全部で製品安全を担当」
と書いてありました。
また、彼は環境問題にとりくむ人たちに対して謝罪するようにと非難しています。
「このように川の水はきれいになってきた。まだ改善すべき点であるにしても、それを言う前に「過去三○年、水の汚染はどんどん減ってきた」と言ってほしい。それが、環境改善に長年とり組んできた人たちに対する礼儀だろう」
それなら、三菱化成が何をしてきたか、
少しは考えられた方がいいように思います……。
また、こうかかれています。
「DDTだけは、マラリアを防ぐ目的で熱帯や亜熱帯地域ではいまなお使っている」
意見を異にするだろう学者たちもいます。(※DDTに代わるマラリア対策を話し合う)
植物エストロゲンが自然界にあるからといって、人工的なものもいいとは限らないだろうと私は思います。
自然に塩があるからといって、水道水を海水にかえられては生きていけませんよね。
疑いあるものも、生命や健康に関するものは、
使用させないというのが、世界の流れと思います。
予防原則が大切と思います。
目次
ためしてガッテン
「?にお答えします~環境ホルモン」
まだ解明されていない
注意した方がいい!
「環境ホルモンがテーマ。一時期あれだけ騒がれたのに今や全然耳にしない。心配しなくてもいいの?調べてみると、新事実をいくつも発見!ガッテン流で合成化学物質を考える。」
どうも、最近、環境ホルモンは安全などという本が出てきていて、どうなのだろうかと悩んでいました。
その本のなかには、下の「」という本もありました。
そのことについてこたえてくれた、よい番組だったように思います。
環境省での研究はたった一種類の物質をわずか5年間しか実験してないことで、あてにはならないと思いました。
環境ホルモン物質というのも「複合汚染」があるようで、番組では「複合影響」といわれていました。一種類ではなく、多くの物質でさらなる被害も考えられると外国の動物実験では結果を得られたようです。さらに、一世代でなく次世代などにも影響するという結果もあるそうです。
わずか5年で安全などというのは、納得できるものではありませんね。
染井吉野という桜は、100年たたないと、100年しか寿命がないクローン桜だったという考察ができなかったのと同様に長期にみていかなければならないと思います。
この10年間で記事になったの激減しているが、
研究論文の数は反対に増えているという。
まだ、実際はわからないというのが正しい答えのようです。
しかし、予防原則で危険と疑いのある物質は使用しないほうがいいとボクも思います。
まとめとして、
「日本では、ある種の結論が出たような形になり、収束した感はありました。」
「ようやく研究テーマが定まってきたところで、
世界中で着々とすすんでいるところです。」
「はっきりした結論が出るまで、マスコミとしては
扱いにくいのですが、ガッテンで現状をできる限り
お伝えしました。」
くわしくは、ここをクリックしてください。
『シリーズ地球と人間の環境を考える04
環境ホルモン 人心を「撹乱」した物質』
西川洋三/日本評論社2003年
この本を読んで驚きました。
しかし、ガッテンだ!の番組の方が、事実を伝えられていると思います。
この本はとても表現がすごいです。詭弁家としか思えません。
「危険だという人の一○○倍くらいは勉強しておかなければ、安全だとは主張できないように感じます。」
また、こんな表現にも驚かされました。
「環境がきれいになってきたことを知っていながら、それを口に出せば研究の意味がなくなるため、悪くなっているとしか言えない人もいるのではないか?」
ぼくは著者には興味のないほうですが、後ろ書きを読みました。
「にしわか・ようぞう
コンサルタント(化学製品安全分野)。
1943年、和歌山県生まれ。
65年、三菱化成株式会社(当時は三菱油化株式会社)に入社。(※三菱油化株式会社とは四日市ぜんそくとも関係のある企業です。また、三菱化成株式会社公害輸出をした会社です。)
工場にて製造・技術・環境安全を担当。
79年から2003年まで、本社・環境安全部で製品安全を担当」
と書いてありました。
また、彼は環境問題にとりくむ人たちに対して謝罪するようにと非難しています。
「このように川の水はきれいになってきた。まだ改善すべき点であるにしても、それを言う前に「過去三○年、水の汚染はどんどん減ってきた」と言ってほしい。それが、環境改善に長年とり組んできた人たちに対する礼儀だろう」
それなら、三菱化成が何をしてきたか、
少しは考えられた方がいいように思います……。
また、こうかかれています。
「DDTだけは、マラリアを防ぐ目的で熱帯や亜熱帯地域ではいまなお使っている」
意見を異にするだろう学者たちもいます。(※DDTに代わるマラリア対策を話し合う)
植物エストロゲンが自然界にあるからといって、人工的なものもいいとは限らないだろうと私は思います。
自然に塩があるからといって、水道水を海水にかえられては生きていけませんよね。
疑いあるものも、生命や健康に関するものは、
使用させないというのが、世界の流れと思います。
予防原則が大切と思います。
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