磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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180 ソーリィーのところへ

2007年10月06日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

七章、ノーマーシィー(仲間の死)




180 ソーリィーのところへ


あの録音した少年は闘わないけど、上手な方法をとって生き残っている。本当は辞めたかったけど、両親に叱られた。

それで、今までの証拠の品をもっていると教頭に伝えた。すると、ころっと教頭は態度をかえたのである。

教頭だって教頭のしていることを間違っていると想っているのだろう。でも、上辺の態度はかえても、考え方をかえていないから、信用なんてできたものじゃない。

ソーリィーに相談したくなった。ソーリィーのところへ行こうと想った。

新宿は騒乱していた。警官が出ていた。ホームレスの人たちは、まるで害虫のように扱われていた。殺虫剤ではなく、消防ホースでの放水であったが、ひどいと想った。

支援している若者たちが、それを見ていかった。

「やめろ!」
と叫んでいるけど、
警官は止めようとはしないで、
「ここから出ていきないさい。不法占拠です」
のんびりとハンド・マイクで話している。

彼らには、同じ人間にしているという自覚はないようだ。警官という人たちが正義の味方だと想っていたのは昨日までのこととなった。

命令なら、なんでもできるのだろうかあー。

そんな人たちを信用できるだろうかあー。

ある支援者はナチス・ドイツのアウシュビッツ強制収容所を思い出していた。

やせほそるユダヤ人に冬の日に、冷たいシャワーを浴びせて喜んでいたナチス・ドイツの人たちと同様に見えた。

この人たちによくもこんなことができるものだと、青年は考えていた。

--そして、興奮した青年は石を持った。

三沢少年はソーリィーの言葉を思い出した「闘うな!」という言葉である。決して勝つわけがないのである。傷つくのは、ホームレスや支援者の方だ。

しかし、青年たちは、もう止められなくなった。

そのとき、都庁のお役人はマスコミを入れる。

マスコミたちはこの騒動を撮影する。約束されていたように、青年たちを大写しにする。







閑話休題

ミャンマー(ビルマ)での

僧侶のデモ。

あきらかに、

軍事政権がひどいと思う。

ところが、日本のことなると、

どうだろう?

きちんと社会問題を、

把握さえしない。

--もちろん、

こんなことでは、

問題が解決するわけがない。









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