『講談社現代新書1699 戦争と有事法制』
小池政行・著/講談社2004年
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「「有事」は私たちの「自由」を制限する--そもそも「有事」、すなわち戦争や緊急事態とは、どのようなものかということです。国際社会、より厳密にいえば国際法の上で、「戦争」とはどのような状態をいうのかということです。たとえばテロや不審船が現われることは、戦争なのか、それとも国境を越えて実行される犯罪行為なのか。なぜこのようなことにこだわるかといえば、「有事法制」は、戦争状態や緊急事態になると一般の人々をさまざまに制限する、つまり日本国憲法が保障する「基本的人権」を制限するからです。われわれの基本的人権は、どのような状態になると制限されるのか、それを知ることもなく唯々諾々(いいだくだく)と、政府に従う人はいないでしょう。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4c/023aef45c17ef7ee5db32c873e58d485.jpg)
■目次・主なものだけ■
序章 「有事法制」は成立した 7
第一章 「有事法制」の歩み 23
第二章 戦争のルール 59
第三章 「有事法制」審議を読み解く 75
第四章 日本国憲法と「イラク派兵」 125
終章 シミュレーション「有事法制、発動す」 183
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/ad/3941fe0af6e6413d04c3f67a0090e20d.jpg)
この本を読んでもそうだが、これで国民を守ることはできない。
この本では、国民保護法での核兵器のことは書かれてなかった……。
そもそも、核抑止論も論としても成立していないのに、これを無視することはできないだろう。
そして、守ることなどできない。
ゆえに、平和憲法を重視する姿勢が大切だろう……。
--どうして、クラスター爆弾の条約は成立したのに、核兵器はそうならないのか?
人類にとって核兵器は、よりマイナスであるのに……。
平和憲法、ノーモア・ヒロシマ……。
そういっていても、核保有論を唱える政治家たちがいる……。
そんな国をあてにしていては、とうてい核廃絶はなされないだろう……。
--日本がどうして戦争に負けたか?
その指摘にも応えていない日本政府……。
戦争責任の追及もできなかったのだから、当然のことだろう……。
そんな人たちが作った有事法制など役立つわけがないだろう……。
--イラク派兵も憲法違反だったのに、司法で問われない日本。
もし、日本が法治国家というのなら、平和憲法を守らなかった小泉元総理は罰せられて当然というのが、やはり正しいように思える……。
しかし、日本の司法はそんなことしないし、その矛盾を語ることもない……。
--中東からの石油を守るためと血税、それも巨費をつかって、石油の値上がりをさせた小泉政権……。
差別をひどくして、まさに平和の敵だと思う……。
index
--また、小泉元総理のような人物が安全な所に身を置き、チキン・レースをはじめて、戦争を起こそうとすることも、この日本ならありえそうだ……。
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小池政行・著/講談社2004年
表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「「有事」は私たちの「自由」を制限する--そもそも「有事」、すなわち戦争や緊急事態とは、どのようなものかということです。国際社会、より厳密にいえば国際法の上で、「戦争」とはどのような状態をいうのかということです。たとえばテロや不審船が現われることは、戦争なのか、それとも国境を越えて実行される犯罪行為なのか。なぜこのようなことにこだわるかといえば、「有事法制」は、戦争状態や緊急事態になると一般の人々をさまざまに制限する、つまり日本国憲法が保障する「基本的人権」を制限するからです。われわれの基本的人権は、どのような状態になると制限されるのか、それを知ることもなく唯々諾々(いいだくだく)と、政府に従う人はいないでしょう。」
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■目次・主なものだけ■
序章 「有事法制」は成立した 7
第一章 「有事法制」の歩み 23
第二章 戦争のルール 59
第三章 「有事法制」審議を読み解く 75
第四章 日本国憲法と「イラク派兵」 125
終章 シミュレーション「有事法制、発動す」 183
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この本を読んでもそうだが、これで国民を守ることはできない。
この本では、国民保護法での核兵器のことは書かれてなかった……。
そもそも、核抑止論も論としても成立していないのに、これを無視することはできないだろう。
そして、守ることなどできない。
ゆえに、平和憲法を重視する姿勢が大切だろう……。
--どうして、クラスター爆弾の条約は成立したのに、核兵器はそうならないのか?
人類にとって核兵器は、よりマイナスであるのに……。
平和憲法、ノーモア・ヒロシマ……。
そういっていても、核保有論を唱える政治家たちがいる……。
そんな国をあてにしていては、とうてい核廃絶はなされないだろう……。
--日本がどうして戦争に負けたか?
その指摘にも応えていない日本政府……。
戦争責任の追及もできなかったのだから、当然のことだろう……。
そんな人たちが作った有事法制など役立つわけがないだろう……。
--イラク派兵も憲法違反だったのに、司法で問われない日本。
もし、日本が法治国家というのなら、平和憲法を守らなかった小泉元総理は罰せられて当然というのが、やはり正しいように思える……。
しかし、日本の司法はそんなことしないし、その矛盾を語ることもない……。
--中東からの石油を守るためと血税、それも巨費をつかって、石油の値上がりをさせた小泉政権……。
差別をひどくして、まさに平和の敵だと思う……。
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--また、小泉元総理のような人物が安全な所に身を置き、チキン・レースをはじめて、戦争を起こそうとすることも、この日本ならありえそうだ……。
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