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講談社現代新書1699 戦争と有事法制

2008年07月30日 | 読書日記など
『講談社現代新書1699 戦争と有事法制
   小池政行・著/講談社2004年

表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「「有事」は私たちの「自由」を制限する--そもそも「有事」、すなわち戦争や緊急事態とは、どのようなものかということです。国際社会、より厳密にいえば国際法の上で、「戦争」とはどのような状態をいうのかということです。たとえばテロや不審船が現われることは、戦争なのか、それとも国境を越えて実行される犯罪行為なのか。なぜこのようなことにこだわるかといえば、「有事法制」は、戦争状態や緊急事態になると一般の人々をさまざまに制限する、つまり日本国憲法が保障する「基本的人権」を制限するからです。われわれの基本的人権は、どのような状態になると制限されるのか、それを知ることもなく唯々諾々(いいだくだく)と、政府に従う人はいないでしょう。」



■目次・主なものだけ■
序章 「有事法制」は成立した  7
第一章 「有事法制」の歩み  23
第二章 戦争のルール  59
第三章 「有事法制」審議を読み解く  75
第四章 日本国憲法と「イラク派兵」  125
終章 シミュレーション「有事法制、発動す」  183




この本を読んでもそうだが、これで国民を守ることはできない。

この本では、国民保護法での核兵器のことは書かれてなかった……。

そもそも、核抑止論も論としても成立していないのに、これを無視することはできないだろう。

そして、守ることなどできない。

ゆえに、平和憲法を重視する姿勢が大切だろう……。

--どうして、クラスター爆弾の条約は成立したのに、核兵器はそうならないのか?

人類にとって核兵器は、よりマイナスであるのに……。

平和憲法、ノーモア・ヒロシマ……。

そういっていても、核保有論を唱える政治家たちがいる……。

そんな国をあてにしていては、とうてい核廃絶はなされないだろう……。

--日本がどうして戦争に負けたか?

その指摘にも応えていない日本政府……。

戦争責任の追及もできなかったのだから、当然のことだろう……。

そんな人たちが作った有事法制など役立つわけがないだろう……。

--イラク派兵も憲法違反だったのに、司法で問われない日本。

もし、日本が法治国家というのなら、平和憲法を守らなかった小泉元総理は罰せられて当然というのが、やはり正しいように思える……。

しかし、日本の司法はそんなことしないし、その矛盾を語ることもない……。

--中東からの石油を守るためと血税、それも巨費をつかって、石油の値上がりをさせた小泉政権……。

差別をひどくして、まさに平和の敵だと思う……。

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--また、小泉元総理のような人物が安全な所に身を置き、チキン・レースをはじめて、戦争を起こそうとすることも、この日本ならありえそうだ……。








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