磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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531 鈍感力大臣・マスコミ! むかしの方が感染症対策ができていた!

2009年05月20日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング……




531 鈍感力大臣・マスコミ!
むかしの方が感染症対策ができていた!


あれまあ、「新型インフルエンザ・ウィルスは入れない」と豪語していた大臣が……。

そんなことをいっていなかったような口ぶりで、対応をかえるという……。

現場の人間はこんな人にふりまわされて大変だろうなあ。

--専門家の意見をきいて……。

おいおい、感染症の基本もわからない人が決めるなよ。

権威だけ、おいしいとこだけ取っておこうなんて無理だぞ。

これは仕事だぞ! あきれたものだ……。

--まあ、後手後手で、いつもそればかり、ちゃらんぽらんさは驚くばかりで、マニュアルができているといっていたのも、鳥インフルとか……。

老人ホームにバイトしていると昔の社会も知ることができる。

今、マスクがないといっているが、マスクの代用をつくれること書いたね。

施設には、サラシが反物であるそうだ。

それで、マスクも大量につくろうと思えば、つくれるそうだ。

口にあてる部分はガーゼを使うんだけど……。

でも、今は市販の方が機能的なので、それを使っている。

サラシは包帯にも切って使えるし、三角巾にもなる……。

もちろん、洗って消毒してからだけど……。

だから、たいていの福祉施設には備蓄しているあるそうだよ。

その他にもオムツもつくれるし……。

--かつては、物作り日本だったのに……。

ここでも応急処置もできないのか?

でも、先輩にいわせたら、ホチキスつかってでも、マスクなんてつくれるといっていたよ。

でも、応急処置だけどね……。

--ところで、老人ホームだから、むかしの若人もいるわけ。

公務員の人は、むかしは、感染症がでたときは、駆けつけることになっていて、消毒とかさせられたんだってさ。

今の公務員はそんなこともしないのかな?

施設にも消毒用の手押しポンプもあるんだ。

練習されられちゃったよ。

--それにしても、本当にマニュアルつくってないんで、先輩たち驚いていたよ。

発熱外来だけでは診ていられないから、一般の医師にも応診させるという……。

午前は発熱外来で、午後から一般の外来に分ける状態がくるかもしれないなんて……。

一般の医師も驚いているよ。隔離するところもないし、消毒のこともある……。

--人が集まることはできないのだから、集会所を利用したらいいのにと、先輩。

集会所を発熱外来にして、交替で医師が宿直すればいいし……。消毒の問題も、そうしたほうが楽だし安全だろうというんだよ。

ここでも、サラシは役立つそうだ……。

一人暮らしの人たちなどは、入院できない場合は、そこで何とか面倒みれるように、福祉とも協労できたらいいのに……。

社会福祉では、社会資源についても学ぶし、当然こんなことも知っている……。

学者はこんなことも知らないみたいだ……。

--まあ、そこまでなっているのは、大阪などだろうけど……。

どうして、県境でわけることができるんだろうなあー。

不思議だよね。

東京なら八丈島も休校になるのかなあ?

先輩たちのなかに、関西の人がいて、電車の沿線の方が、県境より問題だろうなあーと話していた。

人の移動は、そこで起きているだろうなあー。きっと……。

--感染症の専門家って、先輩たちより、バカなことばかり言っているよね。

でも、テレビの人たちも信用できないってさ。

だって、鈍感力があるから、セレブなんだから……。

--柏崎・刈羽原発が1年10か月ぶりで、電気を送電したって……。

安心したようなことをいっているけど、動いていなかったら、まだ安全で、動きだしたから、より危険になったのが正解だろう?

金属なんていうものは、小さな亀裂でも、いちどにサッと割れたりするんだよね。

ほら、スナック菓子の袋に切れ目があるだろう。あれを利用すると、サッと切れるように……。

そして、地震で起きた小さな切れ目を完全に見つけることはできないなんて……。

そう聞いたけど、本当なのだろうか?

--責任感の強い、新潟県知事は、これから眠れない夜が続くだろう……。

これにOKをだしたのは、知事なのだから……。

でも、危険が読めない……、超KYなんだろうなあー。かっこうつけただけなんだろうなあー。

本当は鈍感力でつっぱしっている……。

--政治家にはカリスマがいるんだって、野党の党首や議員たちは自分自身のカリスマに酔っているみたいだ。

キモイね。

--これだけ大騒ぎになっていることに、何の対応もしないバカとしか思えない……。

--将来福祉で生きて行こうと覚悟をしている小一郎は、まじめでストレスもたまっている……。

だが、小一郎だけではないだろう。

早く浮かれているのから、抜けて出てほしいと思っている国民は多い。

国民はそんなふうに浮かれることは何一つない。










閑話休題

社会学がないといわれる国……。

こんな時にも、

やはり、あるとないとでは

大きく異なるだろう……。

--市場原理主義テロリズム。

楽で単純で野蛮な思考だけど……。

それで、世の中が、

うまく動くわけがない。









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