磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

さらば、哀しみのドラッグ 増補版

2010年02月08日 | 読書日記など
『さらば、哀しみのドラッグ 増補版』
   水谷修・著/高文研2007年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「夜回り先生の原点
ドラッグの魔の手から
子どもを守りたい」



「はじめに」 下「」引用。

「みなさんは、薬物(ドラッグ)ということばを聞いて何を考えますか。この本を読むほとんどのみなさんにとって、自分には全く無縁の恐ろしいものでしょう。しかし、今、みなさんのまわりには数多くの種類の、しかも大量のドラッグがその魔の手を広げてみなさんを捕まえようとしています。また、みなさんの仲間である多くの高校生や中学生たちが、もうすでにこの魔の手に捕らえられています。」

二つの顔をもつドラッグ。下「」引用。

「ドラッグはどのようなものでも、一つ目の顔として、微笑みかける天使の顔を持ちます。ドラッグはその乱用の初期の段階では、種類によつて程度の差はありますが、充実感や万能感、陶酔感や快感を必ずもたらします。簡単に言えば、乱用すれば、必ずいい気持ちになるのです。そして、これらの快感は、一度の乱用で脳の記憶中枢に刷り込まれ、再度乱用したいという強い欲望を生じさせます。」

もう一つの顔は悪魔ですね……。
すさまじいものですよ。
マスコミなどにしても、全部は流せません……。

中枢神経を破壊する……。

ドラッグに「ノー」といえるために、読んでほしいという……。

暴力団がドラッグを資金源としている。

覚せい剤は「S」「スピード」「アイス」「ヤセ薬」、大麻には「チョコ」「ハッパ」などと呼ばれているという。

大人に責任があるいうが……。被害は子どもたち……。

「*渋谷に「ハマり」、ドラッグに「ハマった」女子高生」

注射痕がいっぱいある高校生。

看護助手として働くが……。

緊急入院……。

「*ガス吸引で失明寸前になった一八歳の少女」

「*ゲートウェイドラッグ(入門薬)としてのタバコ」

「*最も恐ろしいドラッグの一つとしてのアルコール」

常識的なことがほとんどだが……。
下のことはそうではないが、著者が書いていることが事実だろう。

「Q. 「ドラッグの依存症になる人間は弱い人間である」これは本当でしょうか?」 下「」引用。

「-略-彼らは決して、人間として弱い人間ではありません。みなさんとまったく同じ人間です。どんな人間でもドラッグを乱用すれば、その魔力によって弱い人間にされてしまうのです。ドラッグを相手にして強い人間など存在しません。-略-」

これも、医学でなら、常識ですね。下「」引用。

「でも忘れないでください。タバコもアルコールも立派なドラッグなのです。」

煙草を吸うことは、自殺行為だという人たちもいますね。






もくじ

index

もくじ



エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。