磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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168 舞妓姿がふつう!?

2008年05月19日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




168 舞妓姿がふつう!?


「失敗にも慣れたみたいだね」

「はい、もともと、わたしはめげたりはしません。太陽はいつも、この世界を照らしています。雲の日でさえも、太陽は天にあって、輝いているんです、それなのに悩むことはありせんよ。このすてきなミュージックがぼくの心を天国へと誘うのです」

「それはよかった」

「一休みしてからだろう? それよりも、休みながら働くぜ、ベィビー!」

何処の世界でも、早瀬夫婦や永さんは同じ人なのに、オカネスキーは変化そのものね。

研究者という職業柄からだろうか? いいや、そうじゃない、オカネスキーの性格からだろうね。


--白岩元敏腕刑事は愛車カローラに乗りながら、屋敷の中にしかけた隠しカメラの映像を見ていた。

「こいつはいったい、何を考えているんだ! インディアンの恰好をしたり、坊主の姿になったり、若くもないのにレゲエの恰好をしたり、今は舞妓さんの恰好をしているじゃないか。これなら、普通のテレビよりおもしろいではないか!」

呑気なことをいっている。

それに時々カメラに向かってVサインをするのが奇妙だと、白岩は思っている。

「オカネスキー、どうしたんだ。お前のいた世界では舞妓姿が正装なのか、それでは大変じゃないか」

「いいえ、正装は十二単衣でござりまする」

「そうか、それは不自由な生活だなあー」

「そうでありまする。また、研究いたしますので、失礼申しそうらわめ」

「あんな恰好で、研究だなんて、いったい何を研究していることやら……、いいや、いいや、人間は見た目ではあるまい。オカネスキーはオカネスキーなのかもしれない。同じような研究をしていることなのだろう」

白岩は盗聴マイクを電話に仕方のを失敗したと思った。

あの事件もおそらくは、内部のこのいかれたオカネスキーというインチキ科学者に何か関わりがあると、思いたったのだった。

--いつもの茜は男尊女卑の世界であるこの世界から離れて、女尊男卑の世界にもぐりこんでいる。

屋敷の外には、赤いプレリュードに乗った白岩が隠しカメラを見ている。

「すごいわ、この人、ファッション・モデルとしても成功しそうね」

なんて、いいながら、甘納豆を食べている。やはり、この男も甘納豆を食べている。

こちらの世界では、オカネスキーは剣道着姿である……。








閑話休題

図書館が二週間も、

お休みです。

新システムになるようで、

セルフサービスの部分が

増えそうです……。

電磁場にも心配な

新システムであるうような

気がしています。









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