『むらさきふうせん』
クリス・ラシュカ(作)/
谷川俊太郎(訳)/BL出版2008年
原書名 The purple balloon
死を意識した子どもたちは、「むらさきふうせん」をえがくという。
人を風船で表現した絵本です。
--遠い、遠いところから、人間ではない神さまがいるとして……。
人が死ぬとき、悲しんでいるのを見て、よろこぶかもしれませんね。
それは「愛」があったからです……。
悲しむことが悪いこととはボクには思えません……。
むしろ、悲しめない人たちこそ、不幸なのではないでしょうか?
人間の命も経済効率でしか考えられない政治屋たち……。ヒトラーと変わらない人たちですね。
--でも、「死」は悲しみだけでなく、苦しみにさえなってしまう。
苦しみをちょっとだけでも、とりたいとねがって、つくった絵本ではないでしょうか?
もくじ
えほん
もくじ
目次
クリス・ラシュカ(作)/
谷川俊太郎(訳)/BL出版2008年
原書名 The purple balloon
死を意識した子どもたちは、「むらさきふうせん」をえがくという。
人を風船で表現した絵本です。
--遠い、遠いところから、人間ではない神さまがいるとして……。
人が死ぬとき、悲しんでいるのを見て、よろこぶかもしれませんね。
それは「愛」があったからです……。
悲しむことが悪いこととはボクには思えません……。
むしろ、悲しめない人たちこそ、不幸なのではないでしょうか?
人間の命も経済効率でしか考えられない政治屋たち……。ヒトラーと変わらない人たちですね。
--でも、「死」は悲しみだけでなく、苦しみにさえなってしまう。
苦しみをちょっとだけでも、とりたいとねがって、つくった絵本ではないでしょうか?
もくじ
えほん
もくじ
目次
『母親は兵士になった-アメリカ社会の闇-』
高倉基也・著/日本放送出版協会2010年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「もう子どもを愛せない。
戦場で心に傷を負った女性兵士と家族の葛藤。
NHKスペシャル「ママはイラクへ行った」
番組取材記、待望の出版化。」
「アメリカの戦争を母親兵士という側面から切り取って見えてきたのは、戦争が兵士の家族に与える影響の深刻さです。戦場で人を殺害した母親に、子どもは何を感じるのでしようか。愛する感情を奪われた母親のもとに育った子どもは、どうなるのでしょうか。その子たちが大人になったら……? アメリカ社会にこの先、生まれるひずみを、想像せずにはいられません。」
息子に絵本を読む母が、イラクで射殺しただろうという……。
その写真が保管されているという。
1万人の女姓兵士がイラクにいたという。
解雇、マイノリティー……。格差社会からうみだされたようだ……。下「」引用。
「前職の保険会社を解雇されて軍に入った。25歳のシングルマザーやディズニーストアーで働きながら、2歳の子どもを育てていた23歳の女性、そして、夫とともに軍に入っており、子どもは親に任せて訓練に参加したという40歳の女性など……。10人ほどの母親兵士に会って話を聞いた。印象として感じたのは、マイノリティの人が多いこと、そして、経済的な安定を得たいがため、軍に入ったという声が多いことだった。」
「◆イラク人村での徹底した実戦訓練」
「◆母親不在がもたらした、子どもたちへのストレス」
「◆さらに危険な任務が待つ2度めのイラク行き」
「◆増える女性兵士の墓標」
「◆マミーたちの戦争が始まった湾岸戦争」
……割合。下「」引用。
「軍のなかで女性の割合は、14%にまで増加。気がついてみれば、女性兵士の3人に1人は母親になった。
そのうち、マイノリティが高い割合を占めていた。-略-
(2007年5月 アメリカ議会合同経済委員会での報告による)」
子どもが自殺する危険性があり、予定より早く帰国した母。
「◆女性帰還兵が殺到する病院」
「◆ブロンズ・スター勲章の英雄~アシュレイ・プレンさん--感情をコントロールできずに暮らす日々」
もくじ
高倉基也・著/日本放送出版協会2010年
帯に書かれてあります。下「」引用。
「もう子どもを愛せない。
戦場で心に傷を負った女性兵士と家族の葛藤。
NHKスペシャル「ママはイラクへ行った」
番組取材記、待望の出版化。」
「アメリカの戦争を母親兵士という側面から切り取って見えてきたのは、戦争が兵士の家族に与える影響の深刻さです。戦場で人を殺害した母親に、子どもは何を感じるのでしようか。愛する感情を奪われた母親のもとに育った子どもは、どうなるのでしょうか。その子たちが大人になったら……? アメリカ社会にこの先、生まれるひずみを、想像せずにはいられません。」
息子に絵本を読む母が、イラクで射殺しただろうという……。
その写真が保管されているという。
1万人の女姓兵士がイラクにいたという。
解雇、マイノリティー……。格差社会からうみだされたようだ……。下「」引用。
「前職の保険会社を解雇されて軍に入った。25歳のシングルマザーやディズニーストアーで働きながら、2歳の子どもを育てていた23歳の女性、そして、夫とともに軍に入っており、子どもは親に任せて訓練に参加したという40歳の女性など……。10人ほどの母親兵士に会って話を聞いた。印象として感じたのは、マイノリティの人が多いこと、そして、経済的な安定を得たいがため、軍に入ったという声が多いことだった。」
「◆イラク人村での徹底した実戦訓練」
「◆母親不在がもたらした、子どもたちへのストレス」
「◆さらに危険な任務が待つ2度めのイラク行き」
「◆増える女性兵士の墓標」
「◆マミーたちの戦争が始まった湾岸戦争」
……割合。下「」引用。
「軍のなかで女性の割合は、14%にまで増加。気がついてみれば、女性兵士の3人に1人は母親になった。
そのうち、マイノリティが高い割合を占めていた。-略-
(2007年5月 アメリカ議会合同経済委員会での報告による)」
子どもが自殺する危険性があり、予定より早く帰国した母。
「◆女性帰還兵が殺到する病院」
「◆ブロンズ・スター勲章の英雄~アシュレイ・プレンさん--感情をコントロールできずに暮らす日々」
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『八八歳レイコの軌跡-原子野・図書館・エルダーホステル』
豊後レイコ・著/ドメス出版2008年
著者は福田須磨子の姉。
--福田須磨子のことも書かれてあります……。
大正時代が明るく見えたという。下「」引用。
「-略-大正ロマン、大正デモクラシーに彩られ、どの時代よりも明るく見える。それもしっとりと、障子を透かした灯りのように見えるのだ。」
しかし、明治も大正も……。下「」引用。
「明治生まれの母の時代の忍従と違っているが、一四(大正三)年生まれの彼女の生き方は、金子みすゞの人生と同じように、女に生まれた悲しさを感じる。明治も大正も女性に関しては根っこの部分で同じだつたと思う。」
長崎原爆を知ったのは、翌日だったようだ……。下「」引用。
「八月一○日
長崎の原爆を伝える短波放送の原稿を、N氏が持ってくる。「強烈な新型爆弾が炸裂、長崎は地上から抹殺された」とあった。デマに違いない。家族はきっと防空壕で生きている、と考えながら、「長」「崎」「抹」「殺」と一字一字タイプの字を拾った。」
妹が生きていると、伯父から聞いたという。
妹・福田須磨子との再会についても書かれてあった。
CIE図書館勤務。下「」引用。
「CIE図書館は戦後の占領時代、日本の民主化の推進のために、SCAP(連合国軍最高司令官)・GHQ(連合国軍総司令部)のCIE(民間情報教育局)によって、国内二三の都市に開設された図書館のことである。」
大阪ACCに再就職。
「妹・須磨子のこと」……。下「」引用。
「妹・福田須磨子は、長崎で家庭をもち、貧乏暮らしと体の不調に悩まされながらも、「地獄絵を見た私の務め」と称して、平和運動に熱心に取り組んでいた。東京で行われる原水爆禁止全国大会に出席後など、ときとぎわが家に立ち寄ったが、息子たち相手によく原爆投下の模様を語っていた。-略-」
自死をくわだてた福田須磨子。1968年秋。下「」引用。
「九月はじめに長崎で開かれた出版記念会には名士や有名作家の方々もおいでになり、盛会だった。
ところがこの席で、私は彼女の言動に異常を感じて、不安をかかえたまま帰坂したが、初秋にそれが現実となってあらわれた。出版がもとで周囲の人々と対立するようになった彼女は不眠に悩み、心を病み、ついに自死を企てたという。
すぐに長崎に駆けつけ、救急で運ばれた病院に行くとね、今では考えられないことだが、リハビリ療法も施されず、筋肉が衰えて歩行不能になっていた。そのうえに妄想に悩まされていた。彼女が退院をせがむので、主治医にお願いして自宅に連れ戻した。布団に横たわった彼女の目はうつろで、髪はそばだち、幻覚を訴え、幽鬼さながらの姿であった。須磨子は原爆の地獄絵を見たというが、私は、飢え、友を失い、孤独地獄に落ちた人間の絵を見ている、と思った。」
そして、姉である著者は大阪に福田須磨子をひきとる……。
「福田須磨子の死」1974年4月2日。
TV番組「われなお生きてあり」(ドキュメンタリー)NBC(長崎放送)。
Index
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豊後レイコ・著/ドメス出版2008年
著者は福田須磨子の姉。
--福田須磨子のことも書かれてあります……。
大正時代が明るく見えたという。下「」引用。
「-略-大正ロマン、大正デモクラシーに彩られ、どの時代よりも明るく見える。それもしっとりと、障子を透かした灯りのように見えるのだ。」
しかし、明治も大正も……。下「」引用。
「明治生まれの母の時代の忍従と違っているが、一四(大正三)年生まれの彼女の生き方は、金子みすゞの人生と同じように、女に生まれた悲しさを感じる。明治も大正も女性に関しては根っこの部分で同じだつたと思う。」
長崎原爆を知ったのは、翌日だったようだ……。下「」引用。
「八月一○日
長崎の原爆を伝える短波放送の原稿を、N氏が持ってくる。「強烈な新型爆弾が炸裂、長崎は地上から抹殺された」とあった。デマに違いない。家族はきっと防空壕で生きている、と考えながら、「長」「崎」「抹」「殺」と一字一字タイプの字を拾った。」
妹が生きていると、伯父から聞いたという。
妹・福田須磨子との再会についても書かれてあった。
CIE図書館勤務。下「」引用。
「CIE図書館は戦後の占領時代、日本の民主化の推進のために、SCAP(連合国軍最高司令官)・GHQ(連合国軍総司令部)のCIE(民間情報教育局)によって、国内二三の都市に開設された図書館のことである。」
大阪ACCに再就職。
「妹・須磨子のこと」……。下「」引用。
「妹・福田須磨子は、長崎で家庭をもち、貧乏暮らしと体の不調に悩まされながらも、「地獄絵を見た私の務め」と称して、平和運動に熱心に取り組んでいた。東京で行われる原水爆禁止全国大会に出席後など、ときとぎわが家に立ち寄ったが、息子たち相手によく原爆投下の模様を語っていた。-略-」
自死をくわだてた福田須磨子。1968年秋。下「」引用。
「九月はじめに長崎で開かれた出版記念会には名士や有名作家の方々もおいでになり、盛会だった。
ところがこの席で、私は彼女の言動に異常を感じて、不安をかかえたまま帰坂したが、初秋にそれが現実となってあらわれた。出版がもとで周囲の人々と対立するようになった彼女は不眠に悩み、心を病み、ついに自死を企てたという。
すぐに長崎に駆けつけ、救急で運ばれた病院に行くとね、今では考えられないことだが、リハビリ療法も施されず、筋肉が衰えて歩行不能になっていた。そのうえに妄想に悩まされていた。彼女が退院をせがむので、主治医にお願いして自宅に連れ戻した。布団に横たわった彼女の目はうつろで、髪はそばだち、幻覚を訴え、幽鬼さながらの姿であった。須磨子は原爆の地獄絵を見たというが、私は、飢え、友を失い、孤独地獄に落ちた人間の絵を見ている、と思った。」
そして、姉である著者は大阪に福田須磨子をひきとる……。
「福田須磨子の死」1974年4月2日。
TV番組「われなお生きてあり」(ドキュメンタリー)NBC(長崎放送)。
Index
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あかねさんシリーズ002 男が女de女が男 861 天使のメガネinヒロシマ その231 維新オリンピック構想 その44 日本は組織犯罪優遇国家か? 河村たかし市長に応援団があらわれた……。 もちろん、名古屋市の市民が主体であろうが……。 名古屋市の市民に支えられて河村たかしは存在しているだろう……。 そうしないと、名古屋市民にえらばれた民主的な市長にはならないでござろう……。 --だけれども、「みんなの党」が勝手連的に河村市長を応援するという。 だれかの私利私欲のために、動くなら困ったことだが……。 民主主義のプラスになることはいいことではないでござろうか? --世の中は昨年にくらべて、変化したのではないか? 昨年の今ごろは、まだコンクリートを基本にしただけの政権だった? なかには、仕分けをしたいという人もいただろうが、結局なにもしなかった……。 いや、民主主義を捨てでも、権力者になろうという人は信用はできないでござるが……。 --「みんなの党」では、上関原発の反対に川田龍平たちが現地へ行った……。 権力を握りたいがために、いうことを変化させてほしくない……。 民主主義を忘れてもらっては、一票を投じた価値がない。 「公害と原発のあるところに、民主主義はない」 このことを絶対に忘れてほしくはない……。民主主義を忘れた議員は、民主主義国家では失格でござるよ。 --テレビなどで伝えているのは、もっぱら作られたエネルギー危機でしかない。 もちろん、環境破壊というのでは、二酸化炭素だけが問題ではない。 もっと、大きな問題もあり、今の人類の智恵と技術では解決不可能なことに手を出している。それが原子力発電でるあ……。 もちろん、作られたエネルギー危機であり、原発で儲けようとたくらんでいるのだ……。既得権益という、金を産む鶏を、彼らは祭り上げているが……。 実際は、チェルノブイリ事故以上のことも起きる可能性がある、死神の鶏である……。 漁場はその廃熱水で破壊されてしまう……。 そのことも忘れてはならないことだろう……。 --原発があるということは、民主主義の危機なのだ。格差社会というものが前提になければ、誰もすすめないものでもある……。 原発をうごかすということは、放射能に汚染される危険をまぬがれることはできない……。つまり、被曝することは避けることができない……。 そんな彼らを原発ジプシーと呼ぶ人たちがいる……。 こんな差別主義の思想ですすめていく人たちが、他のことでは平等や博愛などを示すわけがない。 --あまりにも、遅れた……。そして野蛮な人たちといっていいだろう……。 だけど、そんな人たちばかりではない。 --ダム一つを作らなければ、電子教科書をつくり、PCを配付できるという孫氏。 子ども手当てよりも、重要なことかもしれないとも……。 未来のことを考えれば、小さなころからPCになれていること……。 また、PCを利用することにより、行政費用を抑える効果も考えられることだろう……。 そんなことを意見する人たちもいる……。 --国からの○○白書は、大儲けの種。 税金でつくったのに、さらに儲けようとする。 これも、公開で無料が当たり前だろう……。 職業訓練所なども、ネットで職業にプラスになることを発信して当然でござろう! 人気blogランキングへ ありがとうございます。 |