
藤村屋さんは庶民的なお店です。この小説は京都の庶民の話です。
1960年代、貧しくとも楽しめた生活。
これからの時代にも、このような文化が人々の間にあり、楽しく生きれたらいいとも思う。
この物語は私の少年時代をモデルにしてますが、私はこんなに賢くありませんし、主人公の名前は私の本名ではありません。私の知人である、二人の人気者の名前をたして割りました。
モデルは私ですが、話は創作と考えていただけたらうれしいです。創作の部分などによっては私の勘違いや、間違いがあると思います。ご指摘いただけたら、感謝します。
【あらすじ】
地蔵盆とは京都にすむ庶民の伝統的行事である。
一九六八年、京都市左京区にある東洋山荘というアパートにジョンさんというカトリック教徒の留学生が引っこしてきた。
主人公は小学校三年の香取雄二で、同アパートの住民である。その他に、熱心な仏教徒である曽我のおばあさんがおり、ジョンさんのことを「鬼畜米英」と子どもたちに教えた。
ジョンさんは孤立していたが、優しさと誠実さで、アパートの住人である大人たちにも、子どもたちとも親しくなっていく。
ジョンさんは日本の伝統的な文化を愛していた。地蔵盆は子どもが王様といってもいいものでる。ジョンさんが紙芝居の『かさじぞう』をし、子どもたちは「キリストの劇」をした。『メリー(陽気な)! 地蔵盆』であった。
ジョンさんの去ったアパートは、家賃の値上げ反対の運動があった。主人公たちは、京都大学の学園紛争を手伝った。
大人になり、曽我のおばあさんやジョンさんが、お地蔵さまだったのだろうと考える。
【地蔵盆について】
京都を中心に行われているらしいです。
正確なところはわかりません。
もし、京都市内以外で、地蔵盆をされておられる方が
おられたら、ここの掲示板に書き込んでください。
できれば、写真もお願いしたいです。
よろしくお願いいたします。

また、こんなふうに楽しんでいますよなど、
どんなものでも結構です。
それから、地蔵盆の資料。
あるいはホームページのリンクなども
書き込んでくださるとありがたいです。
そして、自慢の地蔵さん写真も掲載して下さい。
よろしくお願いいたします。


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