イルカ集団座礁と地震「安易な結びつけ早計」?

※イルカ集団座礁と地震「安易な結びつけ早計」SNS投稿に識者
https://news.yahoo.co.jp/articles/398a2a71cafae74a

「大地震の前兆か」。千葉県一宮町付近の海岸にイルカ約30頭が打ち上げられた3日、ネット交流サービス(SNS)にはこうした投稿が相次いだ。東日本大震災の7日前にも同様の事態が起きており、不安に感じているようだ。果たして、イルカの集団座礁と大地震の発生に相関関係はあるのか。
(中略)
鹿嶋市の海岸では11年3月4日、イルカの一種「カズハゴンドウ」54頭が集団座礁し、同11日に東日本大震災が起きた。一方、15年4月にも鹿島灘の沿岸約10キロにイルカ156頭が打ち上げられたが、その後に大きな地震はなく「(東日本大震災の時は)偶然と考えた方が自然」とみる。』


ツイッターでも似たような投稿がありましたが、これらの方は、
2015年5月30日 小笠原西方沖の地震(M8.1・震度5強)
を忘れています。

一方で、
2016年4月14日 熊本地震(M6.5・震度7)
2016年4月16日 熊本地震(M7.3・震度7)

程度では顕著な宏観は報告されていません。

なお上の熊本地震は、広い意味で小笠原西方沖地震の誘発地震と考えられます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )