ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

床下の防水加工

2014年03月13日 | Teardrop Camper
まだこの段階まで行っていませんが、(と言うか本当は床板を作った時点でひっくり返して作業するべきだったのですが…)どの様な加工法にしようか考えないといけません。
先ず、防水加工の必要性そのものに関してですが、調べるところ色々です。
普通木材の腐敗などが起こる場合は長期にわたり水分が抜けない時に起こります。この観点から考えると床下と言う場所柄、水が付いても比較的速く乾くはずです。トレーラーフレームに触れている部分や隠れているような部分はちょっと別ですけど。しかも土砂降りの中を走り続けない限り上から降ってくる雨水が直接触れる事もありません。また、直射日光や紫外線からも守られています。と言う事からさほどガチガチに防水加工する必要も無いと言う事らしいです。
しかし、やっぱり何もしない訳にはいかないし、最低でもフレーム周りや板のエッジは水分から保護したいと思います。

では、どうするか。
一番極端なケースは露出している木材をエポクシでコーティングして、その上から車などの車底に塗るアンダーコーディングを施す場合から、単純な屋外用のペイントを塗ってお終いというケースまで色々です。

今自分のケースで考えると、エポクシまで塗るのは必要ないかなと思っています。単純にアンダーコーティングを塗るだけで良いかなと。しかしここで問題が。アンダーコーティングを塗るのはかなり大変な作業のようです。かなりべっとりとしたものだし、飛び散るし、なかなか乾きも遅いようです。最初にも書きましたが、通常は床をひっくり返して立って上から塗ります。しかし今の現状からキャンパーをひっくり返して塗るのはかなり難しいと思われます。ネットで調べるとひっくり返してやっている人もいますが、正直持ち上げれるかどうかも疑問です。

一番現実的な作業方法はキャンパーのボディーを持ち上げ、下からトレーラーを抜き取って作業する事ではないかと思います。持ち上げてと言ってもたぶん1m程度です。その下に入って上向きで作業する必要があります。
そこで今一番有力な候補は、建物のドアや窓周りなどに使う防水テープです。日本ではなんて言うのかさっぱり分かりませんが、こんなものです。

アメリカでは簡単に手に入り、普通のホームセンターでも売っています。サイズは1ロール9インチ幅で長さ33フィートです。4ロールほどで全てを貼ることが出来ると思います。

次の問題はどうやって持ち上げるかです。床はトレーラーに乗っている状態で約40cmぐらいなのでそこから1m弱ぐらいは上げたいと思います。という事は何とかして1m持ち上げないといけません。車用のフロアジャッキは良くて数十センチなので、これでがんばって少しずつ上げるか、他のジャッキをどこからか用意して上げるかですね。大人数で持ち上げる事は考えられないので、たぶん前を少し上げて、次に後ろを少し上げて…を繰り返していく事でしょう。
ジャッキとは別に持ち上げたキャンパーを支える台も必要ですね。今ままではプラスチック製のソーホース(日本ではなんて言うのでしょう?)を使っていたのですが、木製のものに換えましょうかね。2x4を使って簡単に作れそうな物を見つけましたので。

電気配線、其の七

2014年03月11日 | Teardrop Camper
トングボックスは変わらず停滞中です。エアコンがはっきりするまで身動き取れない状態となってます。いっその事電気屋へ巻き尺持って行ってやろうかな。普通の物より小型なんだけど売ってるかな?

トングボックスの収納庫の奥につけるカバーの板とそれを付ける支えを作った程度です。これ以上の作業はボンドでの接着が必要になってくるのでここまでです。
一度トングボックスを外し、120V配線の導管を取り付けました。

これは塩ビパイプで、90度コーナーとキャップを付けています。キャップに線と同じ直径の穴をあけて、線を通したらコーキングで隙間を埋めます。

後は少しハッチの作業をしました。特別写真を撮る必要がような事は何もありません。

LED 電球

2014年03月10日 | Teardrop Camper
かなり前にアマゾンでオーダーしたLED電球がやっと届きました。中国から発送され、アメリカに入ってからはUSPSによって運ばれてたようですが、ほとんどトラッキングが出来なくて、アマゾンに文句を言わないといけないかなあなんて考えているところでした。注文から16日かかりました。
このLEDはキャビンやギャリーのドームライトに使おうと考えていたのですが、実物を見るまでは残りの分を注文できずにいました。
まずはライトのレンズカバーを開けます。LEDを取り付け元の電球を横に並べて比較します。

部屋を暗くして両方の明るさを比べます。
まずは元の白熱灯。

次にLED。

このLEDはwarm whiteなのでLED特有の青白い光ではありません。写真ではそんな感じに見えますが、どちらかと言うと、白熱灯の方がオレンジ過ぎます。
LEDに換えた状態で真っ暗なガレージで試してみます。

もちろん天井につけるのでもう少し光は広がると思いますし、悪くなさそうです。ちなみにキャビン内はこれを二つ使い、ギャリーも二つ使うと思います。

もう一つ届いたのは、バンクベッドを吊るすアンカーです。

これを天井に取り付けます。大部分がアルミの部品なので最後に磨けばピカピカになると思います。

唯一の作業は、電気配線の12V用のマイナスを集めるターミナルです。

一方を線でつなぎ全部を一つにします。使った電線は10ゲージです。長く伸びている線はバッテリーに繋げます。もう一本長いのを用意してPD4045にも繋ぐ必要があります。

トングボックス、其の六

2014年03月09日 | Teardrop Camper
今日は時間的にはそこそこ作業できたのですが、それが結果として現れなかった週末でした。唯一形になったのがトングボックスの収納庫です。


上のエアコンが取り付けられる部分はなかなか進まず、最終的にはエアコン実物が必要だという結論に達してしまいました。よって中途半端なまま残してハッチに作業を移しました。
まだ完全に直ってはいませんが、直せそうです。

トングボックス、其の五

2014年03月09日 | Teardrop Camper
昨日の夜は若干疲れていたのですが、ガレージでどの様な作業を日曜日にやろうかと考えていたら、いつの間にか作業を始めていました。気が付いたら12時を回っていました。笑
メインの作業はトングボックスの続きです。収納庫の部分のフレームを作りました。ここに関しては全くノープランで進めた為、何度か測っては切ってを繰り返してしまいました。けどまぁ無事にできたと思います。後は底の板を作ればOKです。軽量化の為に壁に穴をあけ、側面は1/8インチの合板を貼ろうかと思っています。断熱材は外壁の部分は貼らずに、トングボックスとキャビンとの間の部分に貼ろうかと思います。

とりあえず今はこんな感じです。

クロースアップはこんな感じです。



その他に、ハッチに取り付けるターンシグナルライト用の固定する部分を作りました。


取り付けるとこんな感じになります。


しかしこの時点で大きく後戻りすることに決めました。
少し前から悩んでいるハッチの捻じれですが、どう直そうかもう一度検討しましたが、作り直すことに決めました。
すでにある材料はできる限り使いまわそうと思うので、ボンドで留めてしまっていますが、丁寧に分解(部分的には破壊)します。
少し分解して捻じれをチェックして、戻るかを確認しながらですので時間がかかってしまいましたが、結局リブ間に渡した梁はすべて撤去。現時点では外枠とリブのみ状態です。
この段階で角の角度を測ったところ運転席側の上と助手席側の下が鋭角になっていて、残りの二か所が鈍角になっていました。ですので捻じれというよりは形が平行四辺形になっていたようです。
鋭角になっていた部分にはシムをかませて角度を増やし、鈍角になっていた部分はコーナーのガセットを切り直せばいいのではないかと思います。

間違いなく数日は作業が遅れるでしょう。







トングボックス、其の四

2014年03月07日 | Teardrop Camper
明日は家族の用事がほぼ一日中あるためほとんど作業は出来ないはずです。そこで今夜遅くまで作業をしました。同時進行で色々とやってますが、今夜はトングボックスです。
フロントキャビネットの真ん中の部分に穴を開けてエアコンを取り付けるのですが、これまた綺麗に出来ている部分を切ってしまう必要があります。切らずに別の方法はないか考えましたが、覚悟を決めて予定通りに進めます。
キャビン側から穴の四隅に小さい穴を開けます。外側からどこを切るか印をつけるためです。


もう後戻りは出来ません。

思いっきり穴が空きました。
余裕を持って切っているので、ルーターで整えます。
テープは保護するためですが、ここは最終的に隠れてしまうので別に保護しなくてもいいのですが、やっぱり丁寧に作業します。


この穴に入りトングボックスの方の棚となる板を切り出します。横幅は、トングボックスの壁板に追入れ接ぎで固定するため少し長めに切ります。

壁板に溝を掘り組み立てるともうなります。

若干の微調整は必要でしたが、ほぼ一発でした。上手くなったのか、それとも細かい所に気が付かなくなってきたのか?
最後は棚の下のフレームを切り出し、それに収納庫の扉をつけて見ます。なかなかいい感じです。実際はもう少し下でしょうね。

最近届いたアイテム

2014年03月06日 | Teardrop Camper
続々と注文したものが届きます。
一昨日届いたのがドアのラッチ。これはどちら側でも使えるタイプで反対がはひっくり返して使います。

ロックが二つずつ付いており、一つはノブをロックし引けなくし、もう一つはデッドボルト。日本語では何と言うのでしょう?実際ここまで頑丈なものが必要かどうかは疑問ですが、このタイプが気に入ったのは外側も内側もあまり出っ張りだしていない事です。レトロなタイプのキャンパーはL字のレバータイプのドアノブが使われていましたが、これだと物が引っかかる可能性があるし、単純にレバータイプの物が好きではありません。家などで使われているL字タイプは使う時に体重を乗せてしまう人がいるため、端が壁に傷つけてしまっている場合が結構あります。最近の自分の子供を見ていると、間違いなくドアノブにぶら下がったりしてしまうでしょうから、出来るだけぶら下がれる箇所を減らしておこうと思います。

次に届いたのがトングボックスの収納庫のドアです。

これは断熱材が入っているタイプの物で、全くそれは必要無いのですが、安かったのでeBayで買いました。一応新品の様ですが、長い間保管されていたのかピッカピカと言うわけではありません。付いていた鍵もなくなっていたようで代わりのものが付いていました。
ドアの外側は白色のアルミのパネルで外してしまうのは若干難しいかも。外せても周りのフレームが傷ついてしまう可能性があります。そのままにするか、ペイントするか、強引にばらしてみるか、まだ時間はあるので悩んでみます。

パーツの寸法

2014年03月06日 | Teardrop Camper
本日は特別な作業は無く、今後の行程について考えます。
まずはトップの写真ですが、これはハッチの部分を横から見たものです。書いてある数字は屋根の線を底から測ったもので、前は10フィート8インチ。ハッチの方は4フィート7-1/2インチとなってます。下の写真で言うと赤の線が10フィート8インチで、青の線が4フィート7-1/2インチとなります。

屋根と壁の角に沿ってアルミ製のモールディングを付けて水の侵入を防ぐのですが、上の寸法から最低12フィートの物が必要となります。

ドアの周りにはT字のモールディングを使う予定なのですが、ドア一周で、これまた10フィート8インチでした。

これらの寸法から判断すると、屋根用のモールディングやドアのT字モールディングは最低12フィートが必要なのですが、実はこれが曲者です。
売っている場所を探すのは簡単なのですが、これを郵送してくれる場所が無いのです。UPSやFedExなどの一般の郵便では8フィートが限度です。これ以上は貨物輸送となり値段が数段高くなってしまいます。

ですので、考えられるオプションは。
屋根用のモールディング
a) アトランタ付近にある場所で買う。片道5時間程。プチ旅行も兼ねて?
b) ネットで買う。送料だけで$350はかかるようです。

T字モールディング
a) 若干サイズが小さいがテネシー内のディーラーで買う。実家へ行く途中に寄れると思うので、大丈夫な気がする。
b) ネットで買う。上と同じ。

これからもまだ色々と探しますが、自分で買いに行くのがベストのようですね。

トングボックス、其の三

2014年03月03日 | Teardrop Camper
キャンパー作業休暇を取っていた4連休だったのですが、なんと日曜の夜から月曜の朝にかけて雨➡︎みぞれ➡︎雪となり、朝起きた時には数センチの氷の上に雪が積もっていると言う状態でした。

ここ南部テネシーでは少しの雪でも街全体が麻痺してしまいます。仕事場は住んでいる町から50分ほど離れた場所にあるので、実際悪天候の中の通勤はちょっと大変です。他の同じ街に住んでいる同僚と上司と連絡を取り合い、通勤は無理だと全員で判断しました。つまり休暇が伸びました。笑

というわけで時間を有効に使うために、作業を続けます。しかし、気温はマイナス8度程でした。

最初の作業はトングボックスの幅を決めるフレームを上下二本切る所からです。


見て分かりますようにトングボックスはUSB用のジャンクションボックスとコンセント用のジャンクションボックスを囲むように取り付けます。
斜めから見るとこんな感じになります。


次はトングボックス壁の外側にキャンパーの壁との間を埋めるスパーを取り付けるためのフレームを切り出します。これを二本両側に作ります。


ついでにコンセントのジャンクションボックスを別の物に取り替えました。


最後はキャンパーの壁とトングボックスの間のスパーを8インチ間隔で取り付けました。



これはトングボックスではないのですが、ハッチの捻れ具合を確認しました。

どれだけ捻れているかは測っていませんが、運転席側が少しの出っ張っています。押せば戻るので閉じてロックすれば問題ないでしょうが、捻れているままにするのはなんだか許せません。ケーブルか何かで引っ張ったらどうかな?

ハッチ作成、其の十

2014年03月02日 | Teardrop Camper
トングボックスの失敗した板の直しが乾くまでの間、ハッチの作業を少ししました。
作ってあったのでハッチの両側に1/2インチの合板を仕上げ材として貼るのですが、その部分を切り出しました。これらは他のリブよりも大きく作り、内側の板のエッジを隠すようにします。


屋根にスパーを取り付けた後の再確認にもう一度ハッチを取り付けて見たところ、若干捻れが生じているようです。現時点ではどのように対応すればいいのか分かりませんが、これから考えます。