ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

ジンバル、其の四 プレスベンダーとその他

2016年01月31日 | 番外編
今週末は結構アルミを加工することに関して色々と確認できました。
まずは先日スケッチしたプレスベンダーですが、ちゃちゃっと作ってみました。見てくれは決して良くないですけど、ベンダーとしての機能は十分でした。
こちらが出来上がったものです。


曲げるアルミ材はこの様に土台とパイプの間に置きます。パイプと垂直になるように土台には印をつけています。羽ネジを回してパイプを下げてアルミ材を曲げていきます。


使う時はアングルをクランプして曲げるときにずれないようにしています。
実際に使った感想ですが、まずこのベンダーを何かに固定しないといけないですね。最後の方になってくると結構固くなってくるため、ベンダーを片手で抑えて羽ネジを回すとなると結構辛いです。そしてこの羽ネジですが、きつくなった時の為にどうにかして回しやすくしないといけません。

今回試しに曲げてみたサンプルです。インチで長さを決めてミリで測ったので中途半端な数字になっていますが、このような寸法で試しました。

L字に曲げた時の短い足のほうが49.2ミリ、長い足のほうが96ミリ、そしてアールの部分が18.5ミリです。この場合の49.2ミリと96ミリの方がデザイン上必要な寸法だとした時に、18.5ミリは曲げるアールの内径とアルミ材の厚さを元に計算して出す寸法です。計算すると言っても面倒なので、ネットで見つけたサイトで計算しました。ここが一番わかり易かったです。Bend Allowance Calculator

曲げ終わった寸法ですが、アールの部分も含んだものが、短い方で64ミリ。長いほうが110ミリでした。



これは計算上では短いほうが63.1ミリ、長いほうが109.9ミリとなっていたので、0.9ミリと0.01ミリの誤差でした。これってかなり正確ですね。こんな感じに作れればかなりの精度で作れるんではないでしょうか?

ベンダー以外の曲げ方も試してみました。アングル材を少し曲げてiPhoneの抑えを考えているのですが、ズレないように先を少し曲げる必要があります。

バイスにアングル材を固定し適当な大きなのバー材を挟みハンマーで叩いて曲げます。そこそこ曲がるのですが、まだまだ改良が必要です。

次はタップ立ててネジで固定してみました。#6と#4のネジはホームセンターで手に入るのでとりあえずこの辺りで試してみます。モーターのネジはミリ単位なので本当は全部のネジをミリで統一したいのですが、簡単に手にはいらないので仕方がないですね。おおよその比較ですが、#6がM4で#4はM3と同じぐらいの大きさだと思います。ちなみに手銛のタップは#4まではありました。
まずは#4です。

こっちが#6。


#4の方は若干貧弱に感じてしまいますが、強度的には問題ないと思います。ただ#4の方が圧倒的にタップ立てが難しいですね。
#6と#4の比較です。

ジンバルのアームは1インチのバー材を使う予定なので、どちらの大きさでも問題なく2列ネジを並べられます。


ホームセンターで手に入るネジはどちらもアルミ2枚を重ねた厚さよりも長いので、裏側から飛び出してしまいます。

すっきりさせるためにはネジを切ってしまう必要があります。
薄いスペーサーを挟んでナットで締めて、ナットから飛び出している部分を切り取ります。


切り取るとすっきりしました。


最後に試したのは表面の仕上げ方法です。
簡単に紙やすり(800番)で磨いただけですが、細かいキズはこれで結構取れそうです。もしかすると800番の前に600番も使ったほうがいいかもしれません。この先は必要なら2000番までは持っていたので、かなり細かく仕上げれると思います。


残りの確認事項は、スロットの加工の仕方ですね。

しかし、ワークショップが整っているとかなり作業がはかどります。

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