なぜ必要なのか?
木工作業をするにあたって大きな問題点の一つが木くずです。その中でも厄介なのが小さな木片のダストです。
単純にダスト系のアレルギーがあるので、あまり吸ってしまうとくしゃみが出て辛くなりますし、何より体に良くありません。長期間ダストを吸い込んでしまう環境にいるとガンのリスクが高まるようです。
また、このダストはショップの隅っこまで飛んでいき汚れてしまいます。ショップはガレージの片隅で、同じ空間にショップ以外のものと共存していますので、これがダストを被ってしまうと面倒なことになります。それにショップの奥には温水器もあるので、火事の恐れも気を付けないといけません。
これらの理由から、以前から検討していたダストコレクターの優先順位を上げて早めに導入する方向で進めようと思います。
ダストコレクターの種類
ダストコレクターと言いましても何種類かあります。値段も性能も規模もピンキリで、私のショップにあった物を選んでみようと思います。
種類は以下の通りです。
- ShopVac - まぁ掃除機です。主な使い方は散らばったダストを掃除する形になります。道具から直接吸い取るにはパワーが足りないでしょう。また、フィルターが頻繁に詰まってしまいメンテが大変です。値段は比較的安い。(~$200)
- Dust Extractor - ショップバックの上級器的な位置づけでしょうか。サンダーや丸のこなどに直接繋げて道具を使いながらダストを吸い取っていきます。値段は高い。($300~600)
- Dust Collector(1 stage) - このタイプのダストコレクターはモーターでファンを回し、そのファンをダストが通って通常はダストを集める袋に繋がり、そして最後にフィルターが付いています。値段はモーターの容量などによって大きく変化しますが、1HPで$150~350。2HPで$200~600。
- Dust Collector(2 stage) - 2 ステージはサイクロンが追加され、ファンを通る前に大部分のダストを容器に集められます。フィルターに到達する頃には殆どダストはありません。市販の2 ステージもありますが、これは大変高価で$1000近くなってしまいます。
- ダクト。一般的にPVCが多く使われています。PVCだと静電気が発生し、発火する危険性があると言われますが、ちゃんと処置を施せば問題ありません。ダクトのサイズは本体の容量やダクトの全長等によって変わってきますが、 4~6インチが一般的でしょう。
- ホース。最終的にダクトと道具を繋げるのにホースが必要な場合が多くあります。
- ブラストゲート。ダクトが枝分かれしている場合は使用していない枝を閉じることによって無駄を減らすことが出来ます。
- その他、ダクトやホースの固定など細々とした費用がかかります。
どのダストコレクター?
趣味の範囲であることを考えると使える予算は限られてしまいます。
引っ越し前に使っていたダストコレクターは1HP のモーターを利用して2 ステージを自作していました。今回は2HPにし、最終的には2ステージにして使おうと思っています。ただいきなり2ステージにするには予算が足りないので、まずは1ステージで使用し、タイミングを見て2ステージにアップグレードしようと考えています。
この様にDIYで弄っていくことを考えるとあまり高価な物はもったいなく思います。中華製の安いが評判の良い物が$200で手に入るので、取り敢えずはこれで行こうと思っています。
始めはホースを付け替えたり、頻繁にバッグを取り替えたり等のメンテが必要になると思いますが、今の何も無い状態に比べれば良いはずです。徐々にアップグレードしていこうと思います。
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