石井良司  

       気の向くままに、出来事や感想を書いています   
    

北朝鮮のミサイル大失敗で思うこと

2012年04月14日 | インポート

Img_0441_2 (Rain) 温度(Temperature8-11℃ 湿度(Humidity) 9085% 速度 (Wind velocity)1-3m/s

(仙川公園の撮影は4月13日)

今日の感想 北朝鮮のミサイルは、発射後12分で空中爆発し、韓国西方の黄海に落下するという大失敗で終わった。

正恩氏は最高人民会議で名実共に最高指導者の地位を得た。今回のミサイル打ち上げでかかった費用は、北朝鮮国民が必要とするとうもろこし1年分の額に匹敵するという。アメリカは2月に北朝鮮と合意した食糧支援を見送る方針を決めた。

ミサイル打ち上げより、国民に食料を配布し、飢えから救うことが、現体制維持につながることと思う。

今回のミサイル打ち上げ大失敗で、一瞬、私の脳裏を過ぎったのは、北朝鮮が「ミサイルは韓国軍によって撃ち落とされた」などと言うのではないかと思った。米国や韓国は「最悪の事態」を考え「戦闘体制」に入っていたようです。異例ではあったが、北朝鮮は失敗を認めたことによって「最悪の事態」は回避された。

一方、脳天気の日本政府は「最悪の事態」など何も考えていなかった。東日本大震災も「最悪の事態」を想定していなかったことで起こった人災であったこともすでに忘れていた。日本政府の自衛隊配備体制や対応の遅れがそれを表している。ミサイル打ち上げ場所、期間が分かっていて、打ち上げられたことが分からない。初歩的なこともできない日本政府。情報は米国や韓国に頼り、政府発表は遅れる。国の無能力危機管理体制には驚くばかり。

このままでは、政治、経済などあらゆる面で、日本は世界、アジアから馬鹿にされ、見捨てられ、衰退して行く悪夢は消えない。

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