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今日の感想 今回の衆院選で自民党の大敗、そして民主党が圧勝した。
マスコミ各社は「日本政治の新たな歴史が刻まれた」等、報道している。小選挙区制は政権の交代を促すとされ、5回目で実現した。国民の与党に対する「不満」と野党に対する「不安」の中で、「一度、民主党にやらせてみよう」という「実績」より「期待」を選択した結果となった。
しかし、民主党の目玉政策は「子ども手当て」「高速道路無料化」(約5000人の料金徴収員は失業し、車に設置したETCはどうなるのか。)などのバラマキ、「公務員給与20%削減」(しかし、自治労は民主党推薦)を掲げている。そして「外交・安保」(5つの約束にない)という重要政策の欠如など。このような政策の曖昧さの中で、確りと選挙公約を実行できるか。その上、思想的に右から左まで許容する民主党(おまけに、社民党との連立)、小沢チルドレンの教育、鳩山代表の個人(故人)献金、小沢代表代行の献金問題など、問題は山積している。「大きな不安」の中での一歩である。
