今朝は2冊も本を読み終わってしまった
どうしても気になった小説は、辻村 深月の直木賞受賞作「鍵のない夢を見る」だった
どんなタッチでどんな内容なのか
本編は5つの小編に分かれていた
ふとしたきっかけで犯罪をおかしてしまうその心理が底にあるが・・・
5つの中で特に気に入ったのは最後のふたつ
①芹葉大学の夢と殺人
②君本家の誘拐 だ
辻本さんの作風はスリルやサスペンスがあり最後にわっと泣かせてくれる
そんなタッチが今までになくファンになってしまった
特に①のラストのラブホテルでの会話のやりとりは感動的だった
また、②の自分の生まれて間もない子供への接し方とラストシーンにも感動
とても読後感が良く、また別の本を読んでみたいと思わせてくれる作風
さすが、直木賞の受賞者だ