時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1702回 NHK交響楽団定期公演

2011年05月25日 23時49分04秒 | MUSIC



先週19日(木)は、サントリーホールにて第1702回 NHK交響楽団 定期公演 Bプログラムでした。

この日の演目は…

・グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
・アンコール曲=プロコフィエフ:つかの間の幻影 作品22から第10曲
<休憩>
・ラフマニノフ:交響的舞曲 作品45

指揮:アレクサンドル・ヴェデルニコフ
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ

当初の予定のソリスト=ピアニストさん=シモン・トルプチェスキ氏は来日が不可能となり、メルニコフ氏に。そして曲目もチャイコ:ピアノ協2番から1番への変更となりました。
予定されてたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番というのは、なかなか聴く機会がないとかで、ちょっと期待してたのですが、でも実はチャイコフスキーのピアノ協1番ってナマで聴いたことなかったので、良かったカモ。

さて、1曲目。
というか、始まる前のステージ上のリラックスしているような表情の皆さんは、今日の演目が余裕なの?と思わせるものでしたが.....のようですね。
なんだか勢い良く始まりました。ま、細かいところは目を瞑って。
サクサクッと、指揮も両手を大きく振っていて、"見入って"しまいました。
次はピアノ協1番。
予習で聴いたCD等は、割と激しい音が出てくるものだったせいなのか、初め、柔らかい感じに聴こえたピアノの音にちょっと「?」がありましたが、実はそうでもなかったりして、だんだん良い感じに。
第3楽章の緊迫した感じとか少し緩んだ感じとか、ピアノの音が気持ち良かったです。やっぱり目の前で聴けるのは良いなぁ。
座席がメルニコフ氏の背中側だったので、どんな表情なのか、ちょっと気になりましたが、まぁ総じて良かったのかな。
曲目を変更しての登場なわけですから、この曲についてきっと自信があるんじゃないかと思いますが、その他の曲も聴いてみたいかも。要チェックなピアニストです。
しかし...お辞儀がとっても特徴的でしたね。腰からボキッて折れるようなお辞儀で...。
そしてアンコール。
なんだかとってもお似合いな曲、という感じでした。
止まらなくなったオモチャみたいな...。



休憩後の3曲目。
これまた初めて聴く曲。
怪しいような哀しいような感じを無理矢理引き込むような勢いのある始まりの第1楽章。
そして中盤のオーボエ、クラリネット、アルト・サクソフォーンの音が響いてくるのが、さらにもの悲しいような旋律で聴き入っちゃいます。金管の妙な雰囲気も良かったです。
第3楽章はショスタコーヴィチみたいで、鐘の音や、太鼓やグロッケンシュピール等の音がロシアっぽいというのか、そして「怒りの日」、激しく終わるところはちょっとかっこ良かったかな。







コメント
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