時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

ニューイヤー・コンサート2009

2009年01月04日 23時59分21秒 | MUSIC



昨日(3日)、すみだトリフォニーホールへ。今年初のコンサート。
『新日本フィルハーモニー交響楽団 ニューイヤー・コンサート2009 一年の計はお正月にあり!』

指揮:下野 竜也
ヴァイオリン:田村 安紗美
司会:榎本 有紀子
コンサートマスター:西江 辰郎
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

曲目:
・J.シュトラウスII世/喜歌劇『こうもり』序曲
・J.シュトラウスII世/芸術家のカドリーユop.201,ポルカ『雷鳴と稲妻』op.324,ワルツ『美しく青きドナウ』op.314
・ベートーヴェン/ロマンス 第2番 ヘ長調 op.50
 <休憩>
・J.シュトラウスII世/皇帝円舞曲(☆お年玉曲)
・ブリテン/『音楽のマチネ』op.24より「ワルツ」
・シベリウス/『祝祭アンダンテ』
・レスピーギ/交響詩『ローマの松』より「アッピア街道の松」
 >アンコール<
・ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「憂いもなく」
・J.シュトラウスI世/ラデツキー行進曲

開場時間前には入口のところで獅子舞がお出迎え。お正月気分を盛り上げます。
新日本フィルのニューイヤー・コンサートは今回初めてなのですが、単なるクラシック・コンサートではなく、獅子舞や振る舞い酒など、日本のお正月をも楽しめるように趣向を凝らしているというコンサート。
座席は前から数列目のほぼ真ん中。オーケストラの音をどっさり浴びることができました。
J.シュトラウスII世の曲はどれも聴いたことのある曲で、しかも下野氏の楽しげな指揮が目の前で鑑賞でき、なんだか明るい2009年が始まったように思いました。
前半最後の曲=ベートーヴェン/ロマンス 第2番は第2ヴァイオリン主席の田村さん、和服の生地を使ったワンピースでしょうか、淡いグリーンが綺麗で、髪飾りが藤のような…あ、演奏も良かっ…というか緊張していたような…
レスピーギの「アッピア街道の松」は奥さんのお気に入りの1曲。トランペット、トロンボーンが、ステージよりも上のフロアにあるパイプオルガンの両脇で鳴り響き、ティンパニの刻むリズムでドンドン盛り上がる~♪

アンコールの「ラデツキー行進曲」、これが始まるときに、下野氏が袖から走って出てきたのですが、先端が「手」の形をした指揮棒を両手にそれぞれ持って猛ダッシュ!指揮台に乗る直前、あまりの勢いで片方がホルンだかファゴットだかの方向に飛んでいってしまい~…ぁあぁ~…。しきりに誤る指揮者…。が、曲は進む~。
で、「ラデツキー行進曲」といえば手拍子。片方を無くした手型指揮棒で客席に向き、会場内はその指揮に合わせて手拍子。
そして曲の終わりとともに会場内の左右壁からクラッカー(?)がパーン!と鳴り、真っ白な紙ふぶきといろんな色の紙テープが飛び出たっ!スゴ!

いや~楽しかったです~。フツーのクラシック・コンサートというと、なんだか厳かというか、あまりハデハデしくない感じですが、今回のは『お正月!』というめでたい明るい楽しい感じで、もちろん演目もワルツやポルカというノリの良い曲で構成されて、特に指揮が弾む(下野氏が丸いとかでなく)感じで楽しかったですね。

新日本フィルのコンサートは初めて、そして今年初のクラシック・コンサート、といことで、初、初、続きで2009年スタート、です。






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