４コママンガ その１
ウチの息子は，成績的には，まぁ，アレなので，「まぁ，ボチボチかなぁ。」って思っていたのですが，市販の問題集をさせてみて愕然（がくぜん）としました。
中学に上げるのが
恐くなるくらいできてない！
っていうくらいの低得点，これには冷や汗タラ～です。
まぁ，中学に上げるのに，もう少し時間があるので早めに見つけてよかったと，プラス思考で考えることにしました。
本当の事を言うと，こうなることを予測して理科と社会については，わざと５年生の問題集を与えたのです。
「え～！５年くらい楽勝やん！」
って問題集を始めた息子から笑顔が消えるのに何秒もかかりませんでした。
≪国土の様子≫
Ｑ１日本の最北端・最南端の島の名前は？
≪植物と発芽≫
Ｑ２植物の発芽の条件は？
習っていないはずはありません。でも出てこない。子供たちって，覚えるのも早いのですが，忘れるのも早いんです。
試しに，
「オマエさ，ポケモン言えるかな？で１５１匹のポケモンの名前言えてたやん，アレ全部言うてみ。」
というと，
「ピカチュー，ライチュー，ヤドラン，ピジョン・・・なんやったけ・・忘れた・・・」
って言ってましたから。あんだけ一生懸命ポケモン覚えて，「炎属性が水に弱い」じゃの「ノーマルタイプはワザマシンでいろいろ覚えられるからお徳」じゃの，風呂でうるさいくらい言っていたのが，この体たらくです。ポケモンがこの程度ですから，北海道の山脈や，太平洋ベルトにある工業地帯や工業地域の名前・・・国語で習った漢字なんざ，忘却のはるか彼方・・・地平線の向こうどころか，１４万８千光年先のイスカンダルくらいのところまで忘れてるってなもんです。
「パパ！円の面積を求める公式って，直径かける・・・なんやったっけ？」
って悪びれもせずたずねられた日にやぁ～，
「おんどりゃぁ～。」とどなるよりも，ヘナヘナと腰が抜ける思いでした。
中学で一番最初に受けるショックは，
「実力テスト」
というのが定番です。小学校で勉強にすごく自信を持っていた子が実力テストで半分しか点数がとれず，「小学校で俺は何をやってたんだ。」って思うことも少なくありません。中学では，「高校受験を控えている。」という宿命があるため，テストの時間も小学校ほどのんびりとってはくれません。「時間が足りない」って一番に言う子が多いです。
ある程度そこは予測して，スピードをつけるように時間を区切って問題をさせるように【問題集をさせるときの工夫】も必要ですし，同じ問題を２度３度させて時間と点数を記録させておいて，「自分自身の伸び」を自分自身で確かめて「ぼくってやればやるだけ伸びてるじゃん！」って自信を持たせつつさせることも必要です。
中学生になる準備って，スポーツバッグを買ってあげて，制服を買ってあげれば済むというものでもないようです。
ウチの子を鍛える作戦ですが，１００ページの問題集を４冊（国語・社会・算数・理科・値段は１冊千円から千五百円くらい）これを一日１教科４ページずつさせて，１ヶ月で一通り終わらせるのを２セットやったら次の問題集をさせようかと思っています。うまく行けばいいのですが。どうなりますことやら。
４コママンガ その２
