夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

【男の子の泣き言は聞きたくない】

2009-11-09 21:45:47 | Weblog
【男の子の泣き言は聞きたくない】

長男坊のコータは、3年生の頃、担任の先生とあまり合わなかったのか、時々、学校に行きたがらないことがありました。

保護者の中には、
「ウチの子が、『学校に行きたくない。』って言ってます。」
っていう言葉を、【伝家の宝刀】か、【殺し文句】か何かと思ってらっしゃる方も多いようです。
実際、私も、「ウチの子が『学校に行きたくない。』って言ってます。」って言って、担任の先生に、態度を直してもらおうかとも思ったのですが、お歳もお歳ですし、変わってはもらえないだろうなぁ~、とあきらめたのと、「世の中には、こんな人もいるさ。」ってのをわかってもらうのもいいかな、と思い、しばらく静観していました。

そのうち、コータは、行きたくない理由を、いろいろ探すようになってきました。

「○○くんが、ぼくのことをたたく。」
「□□くんが、いやなことをいつも言う。」

・・・というように。

一日の仕事を終えて、息子と一緒に、風呂入って、ホッと一息ついているところで、こんな話を聞かなければならないなんて、ほとんど生返事しかしたくないし・・・

だいたい、男がそんぐらいのことで、
メソメソしてんじゃねぇ~!!

って逆に私の方から怒鳴りたいくらいだったのですが・・・。

ただ、コータはコータなりに悩んでいるのですから、その悩みが大人から見てちっぽけなものであっても、安易に否定してはいけません。

「そんなしょーもないことで悩みやがって。。。」

・・・と返してしまえば、コータの悩みを簡単に否定してしまうことになり、コータの【本当のSOS】を受信できなくなってしまいます。


コータの【行きたくないだけの言い訳探し】は、それはそれで、一応の【小さなSOS】なのですから、これをいかに否定せずに、『学校に行きたくない。』ってとこだけに付き合わないようにするには、どうしたらいいか。

いろいろ考えた結果、このように返事をすることにしました。



========
コータ
「パパ、今日もね、○○くんから「死ねバカ!」って言われたとよ。・・・なんかね。学校に行きたくないっちゃん。」


「ふむ、ふむ。それで?」

コータ
「でね。□□くんからはね、俺がなんもしてないのに、いきなり後ろからたたかれた。。。。」


「そりゃぁひどい。オマエ、本当に何もしてないとや?」

コータ
「うん、してない。」


「う~む。普通の子なら、
それでへこんでアウトやな。
普通の子ならな。
でも、コータやもんな。
コータならどうするよ?」

コータ
「俺、負けん、学校に行く。」


「やろうな、コータはつえぇもんな。
そんなしょーもないヤツラ、ぶっ飛ばして来い!!
やっつけて来い!!」


・・・なんつって、その○○くんも□□くんのお父さんも、両方、私の友達です。(笑)


コータは、それからも学校を休むことはなく、がんばって学校に行きました。

帰ってきたら、ママが、

ママ
「コータえらいね。よくがんばってるね。」

ってフォローしてくれます。

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