夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

コータ、君が人生の時

2010-12-07 23:15:13 | 子供の様子から
今日は、ザーザーひどい雨が降っているので、
トタン屋根に打ち付ける雨音を楽しみたくなって、

ビール片手に、別荘(自転車小屋)に来ています。

自転車小屋で、分厚いダウンを体に巻きつける
ようにして、パソコンで、所属してるキックボクシング
サークルのTシャツの発注のメールを書いていました。





高校受験を控えたコータが、塾から帰ってきて、
ひょっこり顔を見せ、なんか晴れ晴れした顔で、

「父さん、俺、私立はココを受験することにしたけん。」

って言います。

ココって言ってるところは、偏差値的にはそう高い
わけではないのですが、徹底的に鍛えるっていう
評判の高校です。



偏差値の輪切りに乗っかって、志望校を決めるほど、
バカバカしいことはありません。

どこを通るかに大した意味はなく、どこに着いたか
に大きな価値を持っていたいと思ってます。

アイツの野望がどこにあるのか、

それはわかりません。今は、

「オヤジに負けたくない。」

って気持ちだけのようで、私より、ちょっとだけ
上のところの偏差値とか、ちょっと上の志望校を
言ってみせて喜んでいたのに、

「鍛えるって評判の私立」

を、志望校に上げてきただけでも、たいへんな成長
です。

偏差値が3点や5点負けてても、負けた気はしません
が、なんとなく偏差値で「滑り止め」を決めてた私と
比べれば、「どんぐらい鍛えられるか」で受験校を
決めたコータには、

「まいった!オマエの方が俺より、一枚うわてだぜ。」

と、素直に認めるしかありません。

負けてうれしいのは、初めてかもしれません。



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