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夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

夏も終わりましたが、もちょっと怖い話を【番外編】

2010-09-04 21:35:54 | Weblog
私が19歳頃、小学校の警備員室でアルバイトをしていた頃のお話。

夕方の見回りも終えて、先生方もみんな帰ってしまいました。

ちょうど夏で、窓を開けて、網戸にし、テレビを見たり、ゲームをしたりして、ゆったりとしていると、なんだかしゃべりながら、運動場に入って来る数人の話し声が聞こえてきました。

「あ~あ、誰か、運動場に入ってきちゃったよ。めんどくせーなー。」

って思いながら、運動場の方を見ていると、

「ひゅ~~クック。」

「ひゃひゃひゃ。」

「クック~、ク~~~。」

と、笑いをかみ殺しながら、何かをしているようです。

「あれ?」

って思いながら、手で影をつくりながら、注意深く運動場の方を見ていると。。。

火花が、パチッってした後に、小さな炎がゆれて。。。

その後、チカチカチカッって火花が飛んだかと思うと。。。






ピューーーーーーーーッ

って音を出しながら、ロケット花火が、こちらに向かって飛んで来るではないですか!!!

ΣΣ(゜Д゜)ええッ!!
「ええええッ!」

そのロケット花火は、警備員室のすぐ手前のとこで、

パンッ!!

と、はじけました。

ロケット花火を打ち込んだヤツラは、

「クーーーークック」
「ヒャッ。。。ヒャッ。ヒャッ。」

と、相変わらず笑いをかみ殺しながら、次のロケット花火に点火しています。

ロケット花火は、

ピューーーーーーッ

ってコチラに飛んできて、窓のすぐ手前で、

パンッ!

って。。。はじけました。

私は、

「なんばしよっとか!!こらぁ!!」

って怒鳴って、はだしのまま窓から飛び出して、ソイツラを追いかけ回しました。

そのうち1人を体育倉庫の裏に追い込んで、首根っこを押さえつけると、



なんと!

ソイツは、


中学校の頃からの悪友の1人、【ヒラ】ではありませんか!

ヒラは、相変わらず

「クーーークック」

と、笑いをかみ殺しながら、

「マジになっとる。。。マジになっとる。。。」

って、笑っているのです。

「おいおいおい、シャレになってないよ。」

って、言うと、悪友たちは、

「はーーーーおもしろかった。」

って、言いながら帰ろうとするので、

「おいおいおい、」

って、呼び止めて、話をしていると、

なんやかんやで、

「残ったロケット花火、この近くの田んぼでしようぜ。」

って言う話になって、初夏の真夜中、青い田んぼのど真ん中で、残りのロケットを飛ばすことになりました。


その中で、私の思いつきで、

「紙飛行機にロケット花火、くっつけたら、スッゲ飛ぶっちゃね?」

って言って、紙飛行機にロケット花火をつけて飛ばしました。

実際にはロケット花火に対して、紙飛行機が重かったらしく、ロケット花火はほとんど飛ばずに、ヒラの買ったばかりの【CR-X】のボンネットの上で、バーン!!ってはじけて、ボンネットに黒いこげを残しました。

「あ!」

って思って、

「ごめん。」

と、謝ったものの、

ヒラは、たいそう落ち込んで帰りましたとさ。



・・・余談ですが。

フジは、
「中古でマークⅡ買ったけん、見せにきちゃろう。」
って言って、警備員室にも寄らず、シャコタンマークⅡで運動場に大きな円をいっぱい書いてそのまま帰るし。
(朝、早起きして、タイヤの後消すのがたいへんでした。)
。・゜・(ノД`)・゜・。

シゲとヤンギは、朝まで職員室のコーヒーを飲みながら、しゃべっていくし。。。

8人で酒2升とビールたくさんを飲んで酔いちくれて、朝、教頭先生に起こされたり。。。

けっこういろいろありました。

今なら、新聞に載ってるかもしれません。
(苦笑)

しかし、私の前の代の警備員さんたちは、夜中に、放送室で宴会して、マイク片手に歌いまくっていたところ、放送器具が"ON"になっていて、近所中に【酔っぱらいの歌】が流れて、大騒ぎだったって話も聞きますし。


今なら、テレビ来ますよね。
(泣)

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