夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

ep134 シュンタと自転車小屋の掃除

2007-09-09 13:10:55 | 子供の様子から




日曜日の朝・・・



シュンタ(小2)がなんだか知らないけど,やたらとなついた感じでよってきます。



「ねぇ,パパ,「別荘(自転車小屋)の掃除をして,そこで将棋をしよ!」



「いいよ。」




自転車小屋にあるものを片っ端から外に出して,コンクリートの土間をきれいに掃きだして・・・ついでにドアノブに油をさすことにしました。





40mほど離れた実家に,潤滑油を借りに行きます。





その間もシュンタは,僕の足元にまとわりつくようについて来て,そして,



「パパ!震度6ってどんくらい?」



「パパ!別荘で将棋したら楽しいやろうね~。」



「パパ!次は,はわく(掃く)っちゃろ?」



「パパ!バヤリース(オレンジ)に白い氷入れてさ,『ガンダム対ザクレロ』っていう名前にしたらよくない?」




と,矢継ぎ早に話しかけてきます。



私も
『震度6ってどのくらい?』って聞かれた時は,シュンタを抱き上げて,揺らして「こんくらいっ!」って返事をしたりしながら,たった40mの道のりを楽しみました。



その足元にまとわりついて矢継ぎ早に話しかけてくる様子はまさに【小犬】のようでもあり,かわいくてたまらない気持ちになりました。





そうするうちに,今まで感じたことのないような幸せな気持ちに包まれている自分に気がつきました。



どんなに素敵な彼女とデートしているよりも,



どんなごちそうを食べているときよりも,



どんな良い温泉に入るよりも,



今まで感じたすべての【幸せな瞬間】をはるかに越えるような幸せな気持ち。



そんな気持ちに包まれている自分が今たしかにここにいることを。

(ちょっとおおげさですが。。。)





その後,白いイスとか,テーブルとかも,すべてきれいにして,別荘に扇風機を持ち込んで,将棋をしました。



シュンタは,



「片付けとか,掃除とかめんどくさいけんせん,っていう人もおるけど,きれいにすると気持ちよく将棋ができるね~。」



って言いながら,駒を並べていました。







時々吹く秋の風と,まだ少し残っている夏の日差し。



その季節の中で,少しずつ成長していくシュンタを見ていて,これを味わうために俺は生まれてきたんだ!



って,強く強く感じました。

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