オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

縫い物の時代を思えば・・・・

2013-02-13 16:52:24 | Weblog
着物地や帯を解いて、
アイロンをかけます。
縁あって、
まこりんのところにやって来た、
紗の道行き。
裏に地模様があり、
何と粋なこと。

夏でも、
絽や紗の着物を着て、
しゃんとして、
日傘をさして、
京の町を歩く、
ステキな女性だったと思います。

エアコンなど無かった時代、
かもしれない。

だからこそ、
今の暮らしに活かせるものに。
または、
おもてなしに使えるものに。

糸を解くと、
驚くほど丁寧に、
一針、一針、
すべて手縫いです。

途方も無い時間のかかる縫い物。
しかし、
数十年前までは、
それが当たり前だった。

頭がクラクラしそうなほど、
手先が器用で、
一心に、
ちくちくお針仕事をしていた、
その頃の女性たち。

着物は年月経っても、
生きているように思える。
それはきっと、
お針仕事の一針一針の、
エネルギーかもしれない。

リメイクにふさわしいのは、
着物だと思う。

洋服だとそうはいかない。

たくさんの着物や帯が出番を待っています。
どれも、
傷みも汚れもなく、
たとうに入れられ、
丁寧に保管されていました。

解いてアイロンかけて、
さぁ、
どんなリメイクしましょうか?

出番が待っていますよ。

ああ、
縫い物供養もしましょうよ。
今、ここにあるものが、
活かされることに感謝。

今につながっていることにも感謝。
それを着ていた人と時代への、
生きた供養。




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