オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

カエルは元気だけど・・・・困った田んぼ、困ったLAS-E

2009-05-08 19:36:50 | Weblog
あたり一面水田風景。
機械のおかげで田植えは、あら、もう終わったの?

田植え機で苗を植えながら除草剤も肥料も同時に撒けるんですものね~。
機械化で農作業が楽になっても農業は衰退していくようです。

相変わらず、琵琶湖に近い田園の畦は除草剤が撒かれて茶褐色。
不気味な田園風景をご覧になりたい方は、今がチャンス・・・
おススメはしませんよ~。
農薬を含んだ水はどこへ行くのでしょう?
農薬を浄化して無害にしてから琵琶湖に??

あはは~、そんな虫の良い浄化システムなどぜ~んぜんありません。
ずぅ~~~っと、昔から垂れ流して来ました。
農家に琵琶湖を汚しているという感覚はないみたい。

関西の水がめなんて言われる琵琶湖も、そこに住んでいる人には汚している意識も、罪悪感も危機感もないのでしょう。


環境に配慮し、水を汚さない、EMが活躍する!
実践継続、普及・・・やり続けているのはごく少数。
地元の人たちではないのです。
よそ者と言われる人達です。
美栄子さんやまこりん、EM仲間達、コツコツと・・・


歯科医の中里先生が永久歯の生えて来ない子供が多いのは、除草剤の影響だとおっしゃっていました。
中里歯科医院には、農業事業部があり、東近江市で息子さんを中心にオーガニック農業をやっておられます。
週末は必ずと言っていいほど名古屋から車で滋賀に来られます。
中里先生発案のユニアース計画、事務局の伊佐さん達と進めています。

ショックなこと・・・・
新市長になって、今年度から、LAS-E(自治体の環境スタンダード)が廃止になってしまいました。
なんでやね~ん???
市民監査員のまこりんも美栄子さんも、そして2年前に退職したけどLAS-Eスタートから尽力した元課長さんもびっくり!
何のために頑張ってきたのか・・・止めれば後退する。
LAS-Eは、小学校も中学校も学校ぐるみで実践してきましたし、子供達の実践環境教育に貢献してきました。LAS-Eという言葉が使えなくなる!きっと子供たちには複雑な思いでしょうね。

市の方針は、すでに4年間の実績があるから、それを元に新たに市独自の環境スタンダードを作るというものです。
呆れてしまいました。
ISOなどよりはるかに各自治体に見合った内容で実践の効果を上げてきましたし、低コストです。

環境自治体会議の中口先生のきめ細やかなLAS-Eの監査内容、市民監査員制度は、合併後すぐにスタートし、職員が率先して取り組みました。
まこりんは、その4年間市民監査員、主任監査員として環境自治体会議の中口先生、市の環境マネージャー、職員とともにLAS-Eに関わってきました。
節電、CO2削減、リサイクル、リユース、ゴミの減量、職場が機能的になり、LAS=の効果は他の市町村が視察に来るほど充実したものでした。
肝心の次のステップ(行政施設以外の指定管理施設や団体、企業、NPO,市民に向けての取り組み)に、進めなくなってしまうではないの!
それに、市民が行政と協働で進めてきた環境基本条例、基本計画。
実践の年になるはずなのに。
あらら、人事異動? 課には環境スペシャリストがいない???
困ったことですね~。





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