オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

クリスタルの器の出番は?

2009-10-18 14:03:39 | Weblog
そう言えば今年の夏は雨続きで暑くなかったし、大好きな素麺をあまり食べなかったなぁ~。
夏、暑いと冷やし素麺が食べたくなり、うちではクリスタルの器が繁盛します。
画像は、エジンバラのクリスタルボウル。
直径が20センチほどで、アザミの文様が彫られた美しい器です。

なぜかこの器は素麺が似合うのです。(と思ってる)
素麺ツルツルっ、お箸が触れると澄んだ美しいクリスタルガラスの音色がします。
冷たい素麺、美しい器と共に涼しい音色も一緒にいただくのですけどね。

出番はあまりなかったけど、見える棚に置いています。
さて素麺以外に何が合うかなーー?

クラッシュドアイスをたっぷり、その上に秋の色づいた木の葉を敷いて、そこに新鮮なお刺身を盛るのもいいかもしれないけど・・・・
おうちではね~???魚料理できませんもの。

イギリス人はどんな料理を入れていたのかしらん?

イギリスで思い出したけど・・・・
まこりんとこに1点だけ、バーナードリーチの作品があります。(これも内金払ってポチポチ払いの末手に入れたのですけど。)
もちろん食卓に使える鉢で菓子鉢サイズ。
セントアイブス窯で焼かれたその作品、これは「確かに父リーチの作品です」という息子さんのサイン入りの保証書が入っていました。

日本の窯で焼かれたバーナードリーチの作品は大作が多く、壷でも大皿でも2~3百万はしますが、そんな美術品的価値の作品は観るだけで結構けっこー。
欲しいと思ったこともありません。
倉敷民芸館、安来市の足立美術館に行けばいいのですもの。

それに、バーナードリーチの作品は湖東永源寺にある日登美美術館にも展示されていますよ。
なんでも日登美美術館のオーナーが英国によく行かれていたそうで、セントアイブス窯で焼かれたリーチの作品も購入されていたそうです。
リーチは日本では民芸運動の時代に、富本憲吉、浜田庄司、河井寛二郎らと共に大きな陶芸作品をたくさん残していますが、そもそもまこりんがバーナードリーチを知ったのは、わっかかりし頃、大阪のロイヤルホテル(現在のリーガロイヤルホテル)に、リーチバーがあったことからです。
バーはバーナードリーチ自ら設計したとか・・・シンプルで英国風でした。
そこで待ち合わせして、アペリティフをいただいてから、メインダイニングで食事というスタイルでした。
食事の後、ラロンドという円形のラウンジにも行ってましたね~。
(歳がバレるっちゅうねん。)

最近行ってないから、どうなってるんかしらん?
リーチバーがあるのかないのかも知りません。
最近バーがあまり流行らないという話を耳にすると残念に思います。
今は何でもどこでも簡単に好きなものを飲めるのでしょうが、バーでなじみのバーテンダーがいて、「いつもの」というだけでOK。
キリッとして洗練されたバーテンダーがいるホテルのバーでは、気の利いた会話があり、食事の前の待ち合わせに無くてはならない存在に思っていました。
外国に行くと何も変わらないのがバーやレストランなのに。
これも文化、歴史、継承され確立されたライフスタイルなんでしょうね。
日本人は目新しいものを取り入れるけどすぐ飽きて次に・・・
新しいもの好きの飽き性・・・
定着性に乏しいのかもしれませんね。
ま、イナカシティーではバーもホテルもレストランも無縁でござりまする。




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